こんにちは、atabowsです。
現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。
2006年にFXを始めてから20年が経ち、試行錯誤の末、2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別の記事で詳しく解説していきます。

というわけで、今回は『26年8月10日~8月14日のFX/CFD運用実績』について報告します。
本稿の目的は以下の通りです。
- 今週の運用実績の振り返り
- 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載された方針に沿っているかの確認
- 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針へ反映
FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は以下の通りです。
運用実績(未使用率・運用益)
それでは、今週の運用実績を振り返ります。
現在、atabowsが行っている取引は以下の通りです。
| 取引区分 | 取引会社 | 備考 |
|---|---|---|
| スワップ系(新興国) | ヒロセ通商 | ・新興国のスワップ狙い ・TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY |
| スワップ系(TRY) | セントラル短資 | ・新興国(TRY/JPY)のスワップ狙い ・裁量取引 |
| リピート系(FX) | 松井証券 | ・主要6通貨 ・リピート取引(自動) |
| リピート系(USD) | GMO外貨の外貨ex | (運用停止中) |
| リピート系(CFD) | GMO外貨の外貨exCFD (以下、外貨ex(CFD)) | ・日本225のCFD ・リピート取引(手動) ・裁量取引 |
それぞれの役割や狙いは異なりますが、全体として「安定したフロー収入+資産の積み上げ」を目指しています。
なお、裁量取引については少額運用のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めて計算しています。裁量取引の収益構成比が10%程度に達した時点で、集計方法を変更する予定です。
未使用率(KPIの達成状況)
まずは、リスク管理の指標である未使用率(総資産に占める未使用金の割合)を確認します(カッコ内は前週実績)。

- スワップ系:52.4%(51.9%)
- ヒロセ通商:49.1%(48.6%)
- セントラル短資:49.8%(49.1%)
- 外貨ex(FX):100.0%(100.0%)
- リピート系:56.6%(56.4%)
- 松井証券※1:対象外
- 外貨ex(CFD):56.6%(56.4%)
- 合計:54.3%(53.9%)
2026年は未使用率KPIを40%で統一しました。今週もすべての区分でKPIをクリアしています。
注)※1:松井証券での取引分(リピート系(FX))は、『為替王』さんの『リピートFX資金目安』に基づくため対象外
また、リピート系取引については、どれだけの評価損を抱えているかをモニターします。これにより、リスクを回避するとともに、将来的な運用方針の判断材料にします。
このうち、リピート系(CFD)に関しては、運用のシンプル化を目的として、設定内容の見直しを行いました。詳しくは『2026年下半期(7~12月)の取引方針』をご確認ください。

- 松井証券:▲1.4%(▲3.7%)
- 外貨ex(CFD)
- 資産運用部分(投資金額300万円に対して):48.5%(33.1%)
- 全体(口座残高に対して):21.0%(14.5%)
特に注目しているのは『外貨ex(CFD)』です。今週は株価の上昇に伴い、口座全体の評価損益はプラス21.0%(145万円)と回復傾向にあります。政府・日銀の介入により為替は円高方向に進行し、トルコリラ円を中心に為替差益は大きく減少しました。そのため、CFDの評価益は非常にありがたいです。
運用益
次に、今週の運用益を確認します(カッコ内は前週実績)。

- スワップ系:78,980円(106,095円)
- ヒロセ通商:43,268円(58,479円)
- セントラル短資:35,712円(47,616円)
- リピート系:44,469円(74,376円)
- 松井証券:5,469円(5,882円)
- 外貨ex(CFD):39,000円(68,494円)
- 合計:123,449円(180,471円)
今週の合計運用益は123,449円となり、目安レンジ(115,000~153,000円※2)に収まる結果となりました。今週は、トルコリラ円のスワップポイントが6日分の付与(先週は8日分)であったことも影響して、控えめな結果となりました。それでもレンジ内はキープできましたので、良しとしましょう。
リピート系(CFD)の今週の運用実績および翌週の見通しについては、『リピート系(CFD)の週次報告』をご参照ください。
注)※2:運用益合計の目安は総資産に対して月利3.0~4.0%を週ベースに換算した金額
週間運用益推移
最後に、週間運用益の推移を確認します。各口座の実績を棒グラフ、直近13週(3ヶ月)の平均を折れ線で示しています(カッコ内は過去最高益)。

短期的には波がありますが、長期的には右肩上がりを目指しているため、平均値の動きにも注目しています。「今週はどうだったか?」だけでなく、「この3ヶ月の流れはどうか?」という視点も大切にしているところです。
8月の累計運用益は303,920円、月利1.9%となりました。月間運用益のひとつの目安である60万円超えに向けて、後半が楽しみです。
裁量取引の実績
前述の通り、裁量取引については運用損益が少額のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めて計算しています。
裁量取引の取引ルールについては、『リピート系(CFD)裁量取引ルール』を参照してください。
口座資産(評価損益・口座清算価値・総資産)
資産の推移は、週次の運用益以上に「運用の安定性」や「積み上げの実感」を得るうえで大切な指標です。ここでは、評価損益・口座清算価値・総資産の3項目を確認します(カッコ内は前週実績)。

- 評価損益:636万円(562万円)
- 口座清算価値:1,792万円(1,714万円)
- 総資産:1,636万円(1,624万円)
口座清算価値と総資産※3の差額(155万円)が為替差益とCFDの評価差益の合計です。評価損益は、これと未実現スワップポイント(480万円)の合計となります。
為替はコントロールできませんが、スワップは日々着実に積み上がります。短期の値動きに惑わされず、淡々と続ける姿勢を維持していく方針です。
注)※3:総資産とは、口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商とセントラル短資の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて反映されます。
スワップ運用益の見通し
スワップ運用は、時間を味方につけて資産をじっくり育てるスタイルです。 現状の運用状況から、月間の運用益見込みを確認しておきます。
月間スワップ運用益の見込み
直近4週間の平均値をもとに算出した、1ヶ月あたりのスワップ運用益の見込みは以下の通りです(カッコ内は前週実績)。

- ヒロセ通商:219,270円(220,530円)
- TRY:200,700円(201,600円)
- MXN:12,600円(12,600円)
- ZAR:5,970円(6,330円)
- セントラル短資:177,450円(176,340円)
- 外貨ex(FX):0円(0円)
- 合計:396,720円(396,870円)
月間のスワップ運用益見込みは約39.7万円です。今後も、むやみに建玉を追加するのではなく、『2026年下半期(7~12月)の運用方針』の通りスワップ系月利が4.5~5.0%に収まるように追加のタイミングを調整していく予定です。
翌週の運用方針
次に、翌週の運用方針を決定するパラメータの状況を確認します。運用方針を決めるにあたって遵守するルールは、『2026年下半期(7~12月)の運用方針』を参照ください。
8月14日取引終了時点において、それぞれの月利は下記の通りです(カッコ内は月末時点の月利予想)。
- スワップ系:2.2%(月利予想 4.5% ≒ コア目標:4.5~5.0%)
- リピート系:1.5%(月利予想 3.0% > コア目標:2.0~2.5%)
- 合計:1.9%(月利予想 3.8% > KPI:3.0~4.0%)
この結果を踏まえて、翌週(以降)の運用方針は以下とします。
【スワップ系】
スワップ系月利のコア目標 4.5~5.0%達成を目指して、以下の対応とします。
- ヒロセ通商:「建玉追加」を実施(10万通貨)
- セントラル短資:「建玉追加」を実施(10万通貨)
【リピート系】
合計の月利 3.0%、リピート系月利のコア目標 2.0~2.5%達成を目指して、以下の対応とします。
- 松井証券:必要に応じて「レンジの追加設定」を実施
- 外貨ex(CFD):「中期運用部分による調整の要否」は8月28日取引終了時点で判断
まとめ
今週の総括および翌週の方針です。
今週の総括
- 未使用率:全区分でKPIクリア
- スワップ系:52.4%
- リピート系:56.6%
- 合計:54.3%
- 運用益:目安のレンジ内に収まった
- スワップ系:78,980円
- リピート系:44,469円
- 合計:123,449円
- 8月の累計運用益:303,920円(1.9%)
- 口座資産
- 評価損益:636万円
- 口座清算価値:1,792万円
- 総資産:1,636万円
- 月間のスワップ運用益見込み:396,720円
翌週の方針
- 「リスク対策」継続実施中!
- スワップ系
- ヒロセ通商:「建玉追加」を実施する(10万通貨)
- セントラル短資:「建玉追加」を実施する(10万通貨)
- リピート系
- 松井証券:必要に応じて「レンジの追加設定」を実施する
- 外貨ex(CFD):「中期運用部分による調整の要否」は8月28日取引終了時点で判断する
おまけ(巨鯨(GPIF)に学ぶ資産拡大のフェーズ移行)
atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、
- 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
- 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)
- 充実した取引ができていること(ワクワクする取引手法であること)
がとても重要になってきます。
そこで、ここでは運用の見直しにつながるような検証を、さまざまな切り口で進めていきたいと思います。
というわけで、今回のお題は『巨鯨(GPIF)に学ぶ資産拡大のフェーズ移行』とします。
過去の検証内容は、こちらの巻末に一覧があります。
背 景
世界最大級の年金運用機関であるGPIFと個人のポートフォリオを比較し、資産拡大のフェーズに応じた「追加資金」と「運用益」の役割の変化を浮き彫りにします。
GPIFの運用実績ハイライト
- 2026年度1Q:収益率 +8.20%、運用益 +24.1兆円、運用資産額 317.8兆円
- 2025年度:収益率 +16.47%、運用益 +41.4兆円
- 運用開始来:年利 +4.95%、累積運用益 +221兆円
凄まじい運用実績と規模感を確認したところで、本題のatabowsとの比較をしてみましょう。
atabows vs GPIF:資産増加の構造比較
資産が増える仕組みは「運用益」だけではありません。ここでは資産増加額を「運用益」と「外部からの資金流入・流出(追加資金)」に分解し、3つの期間で資産規模に対する寄与度の大きさを比較します。
| 期間 | GPIF | atabows |
|---|---|---|
| ① 2026年度1Q (26年3月末起点) | 資産増加率 約8.2% (ほぼ100%が運用益による増加) | 資産増加率 14.6% (うち運用益による増加分が約8.4%、追加資金が約6.2%寄与) |
| ② 2025年度 (25年3月末起点) | 資産増加率 約17.6% (うち運用益による増加分が約16.5%、資金流入が約1.1%寄与) | 資産増加率 19.0% (うち運用益による増加分が約14.4%、追加資金が約4.6%寄与) |
| ③ 24年12月末起点〜 (24年度3Q末〜直近:26年6月末) | 資産増加率 約22.8% | 資産増加率 35.1% (うち運用益による増加分が約23.4%、追加資金が約11.7%寄与) |
(※注記:ここでのatabowsの「運用益による寄与率(増加率)」は、期中での追加資金投入時期を考慮しない「期首資産に対する運用益の比率」を用いた簡易計算であり、GPIFが公表している時間加重収益率とは算出方法が異なります。あくまで参考値としての比較です)
資産増加率を比べた場合、全ての期間においてatabowsの方が増加率が大きいという結果となりました。ただし、運用益による増加だけを比べた場合、2025年度はGPIFの方が好成績であったことが分かります。逆説的にまとめると、atabowsは追加資金を投入することで資産の増加を加速させていくことができた、ということになります。③の累計で見ると、資産増加+1,645万円のうち、運用益が占める割合は約66.7%、追加資金が占める割合は約33.3%でした。
以下に整理します。
考察考察(資産形成における柱の交代)
資産構造の変化: 過去のatabowsの資産増加は、安定した入金力(追加資金)というもう一つの柱に大きく支えられてきました。しかし、資産がある一定規模に到達した現在、個人として投入可能な追加資金の相対的なインパクトは小さくなっています。
運用益主導へのシフト: GPIFは巨大すぎるがゆえに新規の資金流入の割合は限られており、「巨大な運用資産 × 高い運用益 + 年金資金の流出入」という構造で成長を続けています。atabowsのポートフォリオも、すでに追加資金の投入を停止しており、徐々にこのプロと同じ「運用益主導」の構造へとシフトしています。
まとめ
これからはGPIFのように「運用資産 × 運用益」の力で資産を拡大していくフェーズに入りました。 過去の「継続的な入金力」に頼る段階を卒業し、今後は「そこそこの利回り(年利)」による「運用益」の複利効果を最大限に活かして、xFIRE達成時の目標である資産2,500万円への到達を目指します。
投資は自己責任でお願いします。

