こんにちは、atabowsです。
『2026年下半期(7~12月)の運用方針』でも触れていた「リピート系(CFD)」について、『週次報告-146』のおまけの章で検証していましたが、運用効率とリスク管理をさらに突き詰めるべく、手動(裁量)運用のルールをブラッシュアップしました!

今回は、26年下半期運用方針の添付資料・補足記事として、『リピート系(CFD)裁量取引ルール』について報告します。
本稿の目的は以下の通りです。
・CFD裁量取引の明確なエントリー・決済(エグジット)基準を定義する
・資金管理(証拠金上限)を徹底し、無駄なポジション保有と破綻リスクを回避する
・10勝到達(Lv.1達成)までのステップを可視化し、再現性の高い運用を行う
FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は以下の通りです。
取引ルール
前提条件
まずは、今回のVer.3における基本的な運用パラメーターと前提条件です。小資金から着実にステップアップを目指す検証フェーズ(Lv.1)として設定しています。
- 初期投資金額:10万円(検証用の基本運用資金)
- 1回あたりの取引数量:0.1枚(資金負荷を抑えた最小単位)
- 売買方向:買いのみ(上昇トレンド・押し目を狙う買い専科)
- 目標ステップ(Lv.1):10勝到達(10勝達成まで本ルールを継続運用)
- ストップロス(損切り):原則設定しない※1(資金管理(上限設定)でリスクをコントロール)
注)※1:ストップロスを設定しない代わりに、後述する「新規取引停止ルール(使用中証拠金の上限管理)」によって許容リスクを厳格にコントロールします。
エントリールール
日頃から大変参考にさせていただいている『為替王』さんの「秘伝チャート」を活用します。
秘伝チャートの5倍・10倍・20倍枠において、以下のいずれかの水準に到達したタイミングで「買い」のエントリーを行います。
エントリー条件
以下のいずれかの水準に到達したときに「買い」エントリー※2
- 売りシグナルが点灯する水準
- 売りターゲットの水準
注)※2:ただし、後述する「新規取引停止条件」に該当している場合はエントリーしません。
エグジットルール
エントリーしたポジションは、原則として同じ枠の「次に発生する買いターゲットの水準」に決済指値(TP)を設定します。
OCO注文への切り替え
条件が整った場合は、決済指値をOCO注文(指値+逆指値)へ切り替えてもよいこととします。
- OCOの設定範囲
- 下限(逆指値): 同じ枠の「買いシグナル点灯水準」
- 上限(指値): 同じ枠の「買いターゲット到達水準」
- OCO切り替えの条件(トリガー)
- レートが (買いターゲット + 買いシグナル)÷2 を超えた時点 で行ってもよい
- 運用上の位置づけ
- OCO切り替えは必須ではありません。上記レート超えのタイミングで時間的余裕がある場合などに行います。
【具体例】20倍枠でのエントリー・エグジットのイメージ
実際のチャートを例に、エントリーからエグジットまでの流れを確認してみます。

- エントリー①(※A):売りシグナル点灯水準 65,000円
- エントリー②(※B):売りターゲット水準 61,800円
- エグジット/買いターゲット水準(※C):67,800円(※A・※Bどちらのエントリーもこの水準で決済)
- OCO下限/買いシグナル点灯水準(※D):63,800円
このように、同じ20倍枠の中で「売りシグナル点灯水準(※A)」「売りターゲット水準(※B)」のいずれかに到達した時点でエントリーを行い、決済はどちらの場合も同じ枠の買いターゲット水準(※C)を目指します。なお、この考え方は20倍枠に限らず、5倍・10倍枠でも同様です。
なお、本ルールでは価格を「水準」という言葉で表現しています。これは、実際のシグナル点灯値そのものではなく、一枠上(または枠に沿った価格)の値に指値を入れているためです。例えば※Aのケースでは、秘伝チャート上で実際に売りシグナルが点灯した値は64,850円でしたが、約定のしやすさを優先し、一枠上の65,000円に買いの指値を設定しています。このように、シグナル点灯の生値ではなく「枠に合わせた値=水準」で注文を出す点が本ルールの特徴です。
OCOに切り替える場合の下限(※D:買いシグナル点灯水準63,800円)も、同様に枠に沿った水準で管理します。
なお、本ルールでは「売り」の水準を「買い」のエントリーポイントとして活用する、いわゆる逆張りの考え方を採用しています。これは秘伝チャート自体が推奨する手法ではなく、atabows独自の運用方針によるものです。あえて安値圏で仕込むことで、利益幅を大きく取りやすくなる一方、ストップロスを設定しない本ルールにおいては評価損の拡大を抑える効果も期待できると考えています。ただし、Lv.1(10勝達成)を卒業する段階では、順張りによるエントリーも導入するかもしれません。
新規取引停止ルール
含み損の拡大による破綻を防ぐため、新規取引に使用できる証拠金の上限を明確に定義します。
新規取引に使用できる上限 = 初期投資金額 (10万円) + 累計確定益
- エントリー停止:使用中証拠金が上記金額(上限)以上になった場合、新規エントリーを停止します。
- エントリー再開:ポジション決済によって使用中証拠金が上限を下回った場合は、新たなエントリー条件が成立すれば取引を再開します。
取引の具体的な流れ
実際の運用手順は、以下の6ステップでシンプルに機械的処理を行います。
① 資金条件を確認(使用中証拠金が上限未満か?)
↓
② エントリー条件を確認(秘伝チャート 5倍・10倍・20倍の売りシグナル/ターゲット)
↓
③ 0.1枚でエントリー
↓
④ 同じ枠の買いターゲットに決済指値を設定
↓
⑤ レートが(買いターゲット+買いシグナル)÷ 2 を超える等、条件が整えばOCOへ切り替え
↓
⑥ 買いターゲット到達で利益確定!
Lv.1達成後のステップ
本ルールに基づき、累計10勝を達成した時点を「Lv.1 クリア」と位置づけます。
10勝を達成した時点で、これまでの運用データや勝率・リスク耐性を検証した上で、以下の要素について再検討・アップグレード(Lv.2への移行)を行います。
- 資金管理ルールの拡大
- エントリー条件の精査・追加
- エグジット条件(利確幅・OCO設定)の見直し
- 取引数量(0.1枚から増量するか否か)
おわりに
2026年下半期は、株価の乱高下や円高リスクへの警戒も怠れない環境が続きますが、こうして明確なルールを設けることで、感情に振り回されることなく淡々と取引を進めることができます。
特に今回は「OCO注文への切り替えタイミング(中間値超え)」を明確化したことで、利益確保とリスクヘッジのバランスがより取りやすくなりました。
まずは「Lv.1:10勝達成」を目指し、安全第一でコツコツと実績を積み上げていきたいと思います♪
今期もルールを遵守しながら、楽しみながら取引していきます!
投資は自己責任でお願いします。

