こんにちは、atabowsです。
現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。
2006年にFXを始めてから20年が経ち、試行錯誤の末、2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別の記事で詳しく解説していきます。

というわけで、今回は『26年9月7日~9月11日のFX/CFD運用実績』について報告します。
本記事の目的は以下の通りです。
- 今週の運用実績の振り返り
- 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載された方針に沿っているかの確認
- 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針へ反映
FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。
それでは、本記事の目次は以下の通りです。
運用実績
それでは、今週の運用実績を振り返ります。
現在、atabowsが行っている取引は以下の通りです。
| 取引区分 | 取引会社 | 備考 |
|---|---|---|
| スワップ系(新興国) | ヒロセ通商 | ・新興国のスワップ狙い ・TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY |
| スワップ系(TRY) | セントラル短資 | ・新興国(TRY/JPY)のスワップ狙い ・裁量取引 |
| リピート系(FX) | 松井証券 | ・主要6通貨 ・リピート取引(自動) |
| リピート系(USD) | GMO外貨の外貨ex | (運用停止中) |
| リピート系(CFD) | GMO外貨の外貨exCFD (以下、外貨ex(CFD)) | ・日本225のCFD ・リピート取引(手動) ・裁量取引 |
それぞれの役割や狙いは異なりますが、全体として「安定したフロー収入+資産の積み上げ」を目指しています。
なお、裁量取引については少額運用のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めて計算しています。裁量取引の収益構成比が10%程度に達した時点で、集計方法を変更する予定です。
未使用率(KPIの達成状況)
まずは、リスク管理の指標である未使用率(FX/CFD総資産に占める未使用金の割合)を確認します。

- スワップ系:50.3%
- ヒロセ通商:46.0%
- セントラル短資:49.5%
- 外貨ex(FX):100.0%
- リピート系:57.1%
- 松井証券※1:対象外
- 外貨ex(CFD):57.1%
- 合計:53.3%
2026年は未使用率KPIを40%で統一しました。今週もすべての区分でKPIをクリアしています。
注)※1:松井証券での取引分(リピート系(FX))は、『為替王』さんの『リピートFX資金目安』に基づくため対象外
また、リピート系取引については、どれだけの評価損を抱えているかをモニターします。これにより、リスクを回避するとともに、将来的な運用方針の判断材料にします。
このうち、リピート系(CFD)に関しては、運用のシンプル化を目的として、設定内容の見直しを行いました。詳しくは『2026年下半期(7~12月)の運用方針』をご確認ください。

- 松井証券:▲10.3%
- 外貨ex(CFD)
- 運用資金(300万円に対して):21.8%
- 口座全体(口座残高に対して):9.3%
特に注目しているのは『外貨ex(CFD)』です。口座全体の評価損益率は9.3%(65.3万円)とプラス圏をキープしていますが、再び減少傾向にあります。底を打って上昇してくれると嬉しいのですが。
運用益
次に、今週の運用益を確認します。

- スワップ系:97,275円
- ヒロセ通商:54,750円
- セントラル短資:42,525円
- リピート系:17,224円
- 松井証券:2,224円
- 外貨ex(CFD):15,000円
- 合計:114,499円
今週の合計運用益は114,499円となり、目安レンジ(118,000~157,000円※2)を下回る結果となりました。
注)※2:運用益合計の目安は総資産に対して月利3.0~4.0%を週ベースに換算した金額
週間運用益推移
最後に、週間運用益の推移を確認します。各口座の実績を棒グラフ、直近13週(3ヶ月)の平均を折れ線で示しています(カッコ内は過去最高益)。

短期的には波がありますが、長期的には右肩上がりを目指しているため、平均値の動きにも注目しています。「今週はどうだったか?」だけでなく、「この3ヶ月の流れはどうか?」という視点も大切にしているところです。
9月の累計運用益は212,237円(月利1.3%)となりました。リピート系の運用益が伸びてこないため、2週目を終えても控えめな運用となっています。
裁量取引の実績
前述の通り、裁量取引については運用損益が少額のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めて計算しています。
裁量取引の取引ルールについては、『リピート系(CFD)裁量取引ルール』を参照してください。
裁量取引の実績については、『「リピート系(CFD)」&「裁量取引」の定期報告』をご参照ください。
口座資産
資産の推移は、週次の運用益以上に「運用の安定性」や「積み上げの実感」を得るうえで大切な指標です。ここでは、評価損益・FX/CFD総資産・口座清算価値の3項目を確認します。

- 評価損益:480万円
- FX/CFD総資産:1,683万円
- 口座清算価値:1,644万円
口座清算価値とFX/CFD総資産※3の差額(▲39万円)が為替損益とCFDの評価差益の合計です。評価損益は、これと未実現スワップポイント(518万円)の合計となります。
今週は、ついに「総資産 > 口座清算価値」の構造になってしまいました。円高方向に進んでいることに加え、日経平均株価もピークから9千円程値を下げているのが原因です。
ただし、為替&株価はコントロールできませんが、スワップは日々着実に積み上がりますし、リピートも着実に利益を稼いでくれています。短期の値動きに惑わされず、淡々と続ける姿勢を維持していく方針です。
注)※3:FX/CFD総資産とは、FXおよびCFDの口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商とセントラル短資の場合、スワップポイントは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはスワップポイント振替を選択した場合にまとめて反映されます。
スワップ運用益の見通し
スワップ運用は、時間を味方につけて資産をじっくり育てるスタイルです。 現状の運用状況から、月間の運用益見込みを確認しておきます。
月間スワップ運用益の見込み
直近4週間の平均値をもとに算出した、1ヶ月あたりのスワップ運用益の見込みは以下の通りです。

月間のスワップ運用益見込みは約41.5万円です。今後も、むやみに建玉を追加するのではなく、『2026年下半期(7~12月)の運用方針』の通りスワップ系月利が4.5~5.0%に収まるように追加のタイミングを調整していく予定です。
翌週の運用方針
次に、翌週の運用方針を決定するパラメータの状況を確認します。運用方針を決めるにあたって遵守するルールは、『2026年下半期(7~12月)の運用方針』を参照ください。
今週の取引終了時点において、それぞれの月利は下記の通りです(カッコ内は月末時点の月利予想※4)。
- スワップ系月利:2.0%(月利予想 4.6% ≒ コア目標:4.5~5.0%)
- リピート系月利:0.4%(月利予想 1.0% < コア目標:2.0~2.5%)
- 合計月利:1.3%(月利予想 2.9% < KPI:3.0~4.0%)
この結果を踏まえて、翌週(以降)の運用方針は以下とします。
注)※4:月利予想は、当月実績を経過日数(スワップ系)/経過営業日数(リピート系)の比率で月末まで按分して算出しています。
【スワップ系】
スワップ系月利のコア目標 4.5~5.0%の達成を目指して、以下の対応とします。
- ヒロセ通商:「建玉追加」を実施しない
- セントラル短資:「建玉追加」を実施する
【リピート系】
合計の月利 3.0~4.0%、リピート系月利のコア目標 2.0~2.5%の達成を目指して、以下の対応とします。
- 松井証券:必要に応じて「レンジの追加設定」を実施
- 外貨ex(CFD):「中期建玉の決済による利益調整」は実施しない
まとめ
今週の総括および翌週の方針です。
今週の総括
- 未使用率:全区分でKPIクリア
- スワップ系:50.3%
- リピート系:57.1%
- 合計:53.3%
- 運用益:目安のレンジを下回った
- スワップ系:97,275円
- リピート系:17,224円
- 合計:114,499円
- 9月の累計運用益212,237円(月利1.3%)
- 口座資産
- 評価損益:480万円
- FX/CFD総資産:1,683万円
- 口座清算価値:1,644万円
- 月間のスワップ運用益見込み:415,070円
翌週の方針
- 「リスク対策」継続実施中!
- スワップ系
- ヒロセ通商:「建玉追加」を実施しない
- セントラル短資:「建玉追加」を実施する
- リピート系
- 松井証券:必要に応じて「レンジの追加設定」を実施する
- 外貨ex(CFD):「中期建玉の決済による利益調整」は実施しない
おまけ(損出しの検討)
atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、
- 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
- 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)
- 充実した取引ができていること(ワクワクする取引手法であること)
がとても重要になってきます。
そこで、ここでは運用の見直しにつながるような検証を、さまざまな切り口で進めていきたいと思います。
というわけで、今回のお題は『損出しの検討』とします。
過去の検証内容は、こちらの巻末に一覧があります。
背 景
長らく、資産は「口座資産 < FX/CFD総資産 < 口座清算価値」の状態が続いていましたが、ドル円が7月28日の163.8円をピークに円高に進んだこと、日経平均先物が8月17日の69,000円をピークに株安に進んだことで、ついに今週の実績で「口座資産 < 口座清算価値 < FX/CFD総資産」となってしまいました。一方で、今年に入ってからの累積の確定益(課税対象額)は219万円と、過去最高額を更新しています。そこで今年も損出しを実施することで、今年の課税対象額を少しでも減らしたいと思います。
方針・ポテンシャル・カウンター
それでは、各取引区分毎に方針、ポテンシャル、損出し実施後の対応(カウンター)について整理していきます。
スワップ系
1. 方針
- 評価損益(為替損益+未実現スワップポイント)がマイナスの建玉を対象とする
2. ポテンシャル
| 取引会社 | 評価損益 | 未実現SWP | 建玉数 | 平均建値 |
|---|---|---|---|---|
| ヒロセ通商 | ▲48,710円 | 54,390円 | 500,000通貨 | 3.361円 |
| セントラル短資 | ▲76,109円 | 376,283円 | 1,350,000通貨 | 3.468円 |
| 合計 | ▲124,819円 | 430,673円 | 1,850,000通貨 | 3.439円 |
3. カウンター
- 損出しした建玉数と同数(以上)を新規に買い直す
リピート系(FX)
1. 方針
- 評価損益(為替損益+スワップポイント)がマイナスの通貨(全建玉)を対象とする
2. ポテンシャル
- 対象:全通貨(USD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY、CAD/JPY、GBP/JPY、NZD/JPY)
- 評価損益合計:▲113,870円
3. カウンター
- 損出しした建玉数と同数を新規に買い直す
- 指値は損出しした建玉の平均建値+1.0円とする
- 損出しを実施した時の為替レートの前後にこれまでと同じ条件でリピート設定を行う(100通貨、新規/決済:0.2/1.0円)
リピート系(CFD)
1. 方針
- 評価損益(株価損益+価格調整額)がマイナスの建玉を対象とする
2. ポテンシャル
| 対象銘柄 | 評価損益 | 取引枚数 | 平均建値 |
|---|---|---|---|
| 日本225 | ▲379,530円 | 10.9枚 | 68,134円 |
3. カウンター
- 損出しした建玉数と同数を新規に買い直す
- 指値は損出しした建玉の平均建値+1,000円とする(後日変更の可能性あり)
- これまでと同じ条件でリピート設定を行う(0.3枚、新規/決済:200円/1,000円)
損出し許容額
さて、上記にて個別の数値を確認してきましたが、実際に損出しを実施した場合、総資産額に与えるインパクトは下記のようになります。
- スワップ系:評価損益 ー 未実現SWP
- リピート系:評価損益
| 取引区分 | 評価損益 | 未実現SWP | 損出し額 |
|---|---|---|---|
| スワップ系(ヒロセ通商) | ▲48,710円 | 54,390円 | ▲103,100円 |
| スワップ系(セントラル短資) | ▲76,109円 | 376,283円 | ▲452,392円 |
| リピート系(FX) | ▲113,870円 | ー | ▲113,870円 |
| リピート系(CFD) | ▲379,530円 | ー | ▲379,530円 |
| 合計 | ▲618,219円 | 430,673円 | ▲1,048,892円 |
すべてを損出しした場合、▲1,048,892円であることが分かりました。
一方で、これを受け止めるための予算枠ですが、今回は9月末時点での総資産の目標金額と現時点での総資産との差と仮置きしてみます。
- 9月末の総資産目標:1,605万円
- 現時点での総資産:1,683万円
- 偏差(現時点 – 目標):78万円
偏差は78万円となりましたので、これが予算枠となります。従いまして、9月末時点ではすべてを損出ししてしまうと、総資産が目標を下回ってしまうため、優先度を決めて損出しを実施する必要があります。
この見極めは再度11月末に実施して、12月初旬に損出しを実行したいと思います。
投資は自己責任でお願いします。
