【FX/CFD投資 週次報告-143】26年6月22日~6月26日の運用実績

CFD

こんにちは、atabowsです。

現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。

2006年にFXを始めてから20年が経ち、試行錯誤の末、2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別の記事で詳しく解説していきます。

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というわけで、今回は『26年6月22日~6月26日のFX/CFD運用実績』について報告します。

本稿の目的は以下の通りです。

本稿の目的
  • 今週の運用実績の振り返り
  • 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載された方針に沿っているかの確認
  • 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針へ反映

FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。

注記:日頃から拝読している『為替王』さんのブログを参考に、現在「リスク対策(円高への備え)」を実践中です。

それでは、本稿の目次は以下となります。

運用実績(未使用率・運用益)

それでは、今週の運用実績を振り返ります。

現在、atabowsが行っている取引は以下の通りです。

取引区分取引会社備考
スワップ系(新興国)ヒロセ通商・新興国のスワップ狙い
・TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY
スワップ系(TRY)セントラル短資・新興国(TRY/JPY)のスワップ狙い
・裁量取引
リピート系(FX)松井証券・主要6通貨
・リピート取引(自動)
リピート系(USD)GMO外貨の外貨ex(運用停止中)
リピート系(CFD)GMO外貨の外貨exCFD・日本225のCFD
・リピート取引(手動)
・裁量取引

それぞれの役割や狙いは異なりますが、全体として「安定したフロー収益+資産の積み上げ」を目指しています。

なお、外貨exにおけるFXおよびCFDの裁量取引については、運用損益が少額のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めています。裁量取引の運用損益比率が10%程度に達した時点で、集計方法を変更する予定です。

未使用率(KPIの達成状況)

まずは、リスク管理の指標である未使用率(総資産に占める未使用金の割合)を確認します(カッコ内は前週実績)。

  • スワップ系:51.3%(51.9%)
    • ヒロセ通商:47.5%(46.9%)
    • セントラル短資:48.7%(51.5%)
    • 外貨ex(FX):100.0%(100.0%)
  • リピート系:53.7%(53.3%)
    • 松井証券※1:対象外
    • 外貨ex(CFD):52.4%(53.3%)
  • 合計:52.4%(52.6%)

2026年は未使用率KPIを40%で統一しました。今週もすべての区分でKPIをクリアしています。

注)※1:松井証券での取引分(リピート系(FX))は、『為替王』さんの『リピートFX資金目安』に基づくため対象外

また、リピート系取引については、どれだけの評価損を抱えているかをモニターします。これにより、リスクを回避するとともに、将来的な運用方針の判断材料にします。
このうち、リピート系(CFD)に関しては、運用のシンプル化を目的として、設定内容の見直しを行いました。詳しくは26年下半期の取引方針で整理しますが、まずは『atabowsの設定内容』を参照してください。

  • 松井証券:▲1.4%(▲0.9%)
  • 外貨ex(CFD)
    • 資産運用部分(投資金額300万円に対して):65.4%(79.6%)
    • 全体(口座残高に対して):30.3%(37.1%)

特に注目しているのは外貨ex(CFD)ですが、今週も評価損益は大幅なプラスで、口座残高に対して30.3%(196万円)となりました。順調に運用できています。

運用益

次に、今週の運用益を確認します(カッコ内は前週実績)。

  • スワップ系:99,434円(87,248円)
    • ヒロセ通商:51,594円(51,368円)
    • セントラル短資:47,840円(35,880円)
  • リピート系:52,255円(34,895円)
    • 松井証券:1,237円(2,174円)
    • 外貨ex(CFD):51,018円(32,721円)
  • 合計:151,689円(122,143円)

今週の合計運用益は151,689円となり、目安レンジ(71,000~107,000円※2)を上回る結果となりました。

注)※2:運用益合計の目安は総資産に対して月利2.0~3.0%を週ベースに換算した金額

週間利益推移

最後に、週間利益の推移を確認します。各口座の実績を棒グラフ、直近13週(3ヶ月)の平均を折れ線で示しています(カッコ内は過去最高益)。

短期的には波がありますが、長期的には右肩上がりを目指しているため、平均値の動きにも注目しています。「今週はどうだったか?」だけでなく、「この3ヶ月の流れはどうか?」という視点も大切にしています。

6月のこれまでの累計運用益は552,426円、月利3.6%となりました。今月は2か月ぶりに月収50万円を超えることができました。

口座資産(評価損益・口座清算価値・総資産)

資産の推移は、週次の利益以上に「運用の安定性」や「積み上げの実感」を得るうえで大切な指標です。ここでは、評価損益・口座清算価値・総資産の3項目を確認します(カッコ内は前週実績)。

  • 評価損益:694万円(730万円)
  • 口座清算価値:1,803万円(1,834万円)
  • 総資産:1,525万円(1,510万円)

口座清算価値と総資産※3の差額(278万円)が為替差益とCFDの評価差益の合計です。評価損益は、これと未実現スワップポイント(416万円)の合計となります。

為替はコントロールできませんが、スワップは日々着実に積み上がります。短期の値動きに惑わされず、淡々と続ける姿勢を維持します。

注)※3:総資産とは、口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商とセントラル短資の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて反映されます。

スワップ収益の見通し

スワップ運用は、時間を味方につけて資産をじっくり育てるスタイルです。 現状の運用状況から、月間の見込み収益を確認します。

月間スワップ収益の見通し

直近4週間の平均値をもとに算出した、1ヶ月あたりの想定スワップ収益は以下の通りです(カッコ内は前週実績)。

  • ヒロセ通商:220,980円(220,980円)
    • TRY:202,500円(202,500円)
    • MXN:12,600円(12,600円)
    • ZAR:5,880円(5,880円)
  • セントラル短資:179,400円(179,400円)
  • 外貨ex(FX):0円(0円)
  • 合計見込み:400,380円(400,380円

月間スワップ収益の見込みは約40.0万円です。5月21日にセントラル短資にて「追加対策」を実施しました。ただし、この追加対策は、リスク(損出し覚悟)をとってポジション追加タイミングを先取りしている※4ため、年内はスワップ収益月間40万円維持を目標とします。

注)※4:「損出し」を実施すること自体はリスクではありませんが、xFIREに向けたポートフォリオとして総資産2,500万円を掲げているので、これに到達する時期が遅れることをリスクと捉えています。

運用状態

最後に、現在の運用状態を確認します。 詳細は『2026年上半期(1~6月)の運用方針』に譲りますが、現状の判定は以下の通りです(カッコ内は前週実績)。

運用状態
  • 未使用率:判定:Ⅰ(Ⅰ)
    • スワップ系計:51.3%(51.9%)
    • リピート系計:53.7%(53.3%)
    • 合計:52.4%(52.6%)
  • リピート系運用率:判定:A(A)
    • 直近3ヶ月間:40.1%(40.6%)
    • 今月(参考):32.3%(31.6%)
  • 以上より、今週の運用状態は「運用加速期(Ⅰ-A)」と判定(前週:Ⅰ-A)

現在、「リスク対策(円高への備え)」を継続中ですので、安全率は高めキープを意識しています。

翌週の運用方針

次に、翌週の運用方針を決定するパラメータの状況を確認します。運用方針を決めるにあたって遵守するルールは、『2026年下半期(7~12月)の運用方針』を参照ください。

6月26日取引終了時点において、それぞれの運用利回り(月利)は下記の通りです。

  • スワップ系:4.8%(月末時の予想:5.2%)
  • リピート系:2.4%
  • 合計:3.6%

以上の結果を踏まえて、翌週の運用方針は以下とします。

翌週の方針

【スワップ系】

  • ヒロセ通商:「建玉追加」は実施しない
  • セントラル短資:「建玉追加」は実施しない

【リピート系】

  • 松井証券:必要に応じて「レンジの追加設定」を実施する
  • 外貨ex(CFD):「裁量取引」は6月29日取引終了時点で判断する

まとめ

今週の総括および翌週の方針です。

まとめ

今週の総括

  • 運用状態:運用加速期(Ⅰ -A)
  • 未使用率:全区分でKPIクリア
    • スワップ系:51.3%
    • リピート系:53.7%
    • 合計:52.4%
  • 運用益:目安のレンジを上回った
    • スワップ系:99,434円
    • リピート系:52,255円
    • 合計:151,689円
  • 6月の累計運用益(月利):552,426円(3.6%)
  • 口座資産
    • 評価損益:694万円
    • 口座清算価値:1,803万円
    • 総資産:1,525万円
  • 月間のスワップ収益見込み:400,380円

翌週の方針

  • リスク対策」継続実施中!
  • スワップ系
    • ヒロセ通商:「建玉追加」は実施しない
    • セントラル短資:「建玉追加」は実施しない
  • リピート系
    • リピート系(FX):必要に応じて「レンジの追加設定」を実施する
    • リピート系(CFD):「裁量取引」は6月29日取引終了時点で判断する

おまけ(リピート系(CFD)/ 下落時の限界値と防衛シナリオ)

atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、

  • 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
  • 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)
  • 充実した取引ができていること(ワクワクする取引手法であること)

がとても重要になってきます。

そこで、ここでは運用の見直しにつながるような検証を、さまざまな切り口で進めていきたいと思います。

というわけで、今回のお題は『リピート系(CFD)/下落時の限界値と防衛シナリオ』とします。

過去の検証内容は、こちらの巻末に一覧があります。

背 景

以前、『週次報告-133』にて「評価損「2乗の法則」」の検証時に、リピート系(CFD)の下落時における限界値を検証しました。しかし、昨今の上昇相場・ボラティリティの高さを鑑みて設定内容を変更します。これに伴ってあらためて限界値を確認し、その時に考えうる防衛シナリオについても整理しておきます。

前回の検証内容

前回、検証した時の前提条件は下記となります。

  • 元本:200万円
  • 仕掛け値幅:100円
  • 取引単位:0.1枚
  • 必要証拠金率:10%

この条件で、下落時の限界値を算出※6すると、耐えられる最大本数は152本、このときの限界下落幅は「約15,000円」となります。

注)※6:巻末の計算根拠参照。

見直し後の検証内容

今回、見直し後の前提条件は、以下の通りです。

  • 元本:200万円
  • 仕掛け値幅:200円
  • 取引単位:0.1枚
  • 必要証拠金率:10%

この条件で、下落時の限界値を算出すると、耐えられる最大本数は118本、限界下落幅は「約23,000円」となります。

高値を75,000円とした場合、限界株価は52,000円となります。

防衛シナリオ

では、上記の検証内容をもとに、価格が75,000円からストレートに下落していった場合、どこまで耐えられるかを3つのアプローチで比較・検証します。

パターン1. 一度も損切りしないケース(完全放置)

有事の際、一切の手を加えず、元本200万円のみでどこまで耐えられるかという基本のベースラインです。

  • 耐えられる最大本数:118本
  • 限界下落幅:約23,000円
  • 限界株価:52,000円(下落率:約32.8%)

仕掛け幅を100円から200円に広げた効果が強く効き、前回の検証(15,000円幅)よりも安全距離が8,000円拡大しました 。短期的なパニックである「コロナショック(約32%下落)」級であれば、これだけでも大底を叩きにいけるポテンシャルを持ちます。

パターン2. 1万円下落で「損出し+ロールオーバー」

株価が10,000円下落(株価65,000円)した時点で、保有している51本を一斉に損出し(ロスカット)し、直後に同じ65,000円で51本を買い直す戦略です※7。ただし、決済ターゲットは元のポジションが本来取るべきだった高値レート(例:決済値幅1,000円の場合、1本目の決済値は76,000円)に据え置きます。

  • 確定損失額(損出し額):255,000円(51本分)
  • 耐えられる最大本数:118本(買い直し分51本+買い下がり67本)
  • 限界下落幅:約23,000円
  • 限界株価:52,000円(下落率:約32.8%)

この戦略の特徴は、「確定させた損失(255,000円)が、将来の相場回復時に「決済益」として回収できる」という点です。損出し直後に同数を買い直しているため、最終的な限界株価はパターン1と同じになります。

注)※7:51本を損きりした場合の損失は255,000円。この時点で51本を買い直した場合の必要金額は937,380円(追加で67本買い下がった場合)。また追加で買い下がれる本数は67本。

パターン3. 1万円下落で「純粋損切り」、その後限界まで継続

同じく株価65,000円時点で全51本を損切りしますが、高値の呪縛を完全に捨て去り、「残った資金(174.5万円)で、最高値65,000円・200円幅のノーポジ状態からリピート投資を再スタート」する仕切り直し戦略です。

  • 確定損失額:255,000円(損失として確定)
  • 耐えうる最大本数:163本(損切り分51本+買い下がり112本)
  • 限界下落幅:約32,000円
  • 限界株価:43,000円(下落率:約42.6%)

過去の重いポジションを維持する必要がなくなるため、残された資金がフルに投入されます。結果として下落耐性は42.6%を超え、リーマンショックの単年級の下落(約42%)すら生き残ることが可能になります。また、確定損失分は「損出し」の範囲内で十分対応可能な金額です。

3つのシナリオまとめ

シナリオ処置タイミング確定損失限界下落幅
1.完全放置なし0円23,000円
2.ロールオーバー1万円下落時255,000円※923,000円
3.1回損切後再始動1万円下落時255,000円32,000円

注)※9:将来の相場回復時に全額回収可能

 

今回のシミュレーションを経て、リピート投資のリスク管理に対する「もやもや」を、数値を持って確認・解消することができました。

給与所得があるという今の状況下であれば、有事の際に確定させた損失は、「雑所得の相殺・節税」という別の盾(損出し)で受け止めることができます。

「平時は200万円という筋肉質な資金効率でリピート益(フロー収益)を最大化し、有事には段階的損切り(またはロールオーバー)というカードを切って大底を叩きにいける体制を作る」

直感ではなく、数理的根拠に裏付けられたこの出口戦略を、今後の運用指針にも織り込んでいきたいと思います。

(限界値算出の根拠byGemini 『週次報告-133』を再掲載)

投資は自己責任でお願いします。

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