みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びリピート系の投資を行っています。
2006年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別ブログにまとめていきます。

今回は、2024年前半(1~6月)の運用方針について報告します。
本稿の目的は下記となります。
・投資方針&KPIを再確認することで理解度を深める
・本稿で設定した運用方針は、向こう半年間変更しないで済むような内容とする
・毎月末の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌月の運用方針に反映する
FX投資の詳しい投資方針&KPIについてはこちらのリンクを参照してください。
atabowsの実際の設定内容についてはこちらのリンクを参照してください。
スワップ系の投資方針についてはこちらのリンクを参照してください。
リピート系の投資方針についてはこちらのリンクを参照してください。
2023年の振り返り
それでは、最初に2023年末時点の未使用率と利回り(年利)を確認しておきます。
まずは、未使用率を振り返ります。いずれもKPIをキープしていますが、スワップ系に関しては前年12月に損出しを行った結果ギリギリの値となっています。
| 運用会社 | KPI | 2023年末 |
| スワップ系 | 20%以上* | 20.5% |
| リピート系 | 30%以上 | 34.3% |
| 合計 | 25%以上 | 28.0% |
次に利回り(年利)の振り返りです。スワップ系はKPIに若干届きませんでしたが、リピート系はKPIをアウトパフォーム出来たおかげで、合計としてはKPIを達成することが出来ました。
| 運用会社 | KPI | 2023年末 |
| スワップ系 | 18~24% | 16.6% |
| リピート系 | 18~30% | 22.8% |
| 合計 | 18~24% | 20.1% |
2024年前半の運用方針
では、上記を踏まえて2024年前半(1~6月)の運用方針を整理しておきたいと思います。
スワップ系
atabowsはスワップ系投資に関しては、メインの投資先として新興国通貨であるTRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPYの3通貨にて取引をしています。これらの通貨においてそれぞれ想定安値を設定していて、そこから必要資金を算出しています。一方、実勢レートがあるトリガー値より下がってきた場合には、想定安値を下げて証拠金を積み増しします。この想定安値を変更する際のトリガー値や、23年終値との値差等を整理すると、下表のようになります。
| 取引通貨 | 23年終値 (a) | 想定安値 | 安値変更の トリガー値 (b) | (a) – (b) |
| TRY/JPY | 4.728 | 4.000 | 4.700 | 0.028 |
| MXN/JPY | 8.301 | 4.200 | 4.900 | 3.401 |
| ZAR/JPY | 7.704 | 5.000 | 5.700 | 2.004 |
(a)-(b)の欄は23年終値とトリガー値の値差を示していて、これを見るとMXN/JPY、ZAR/JPYはかなりの値差があることがわかります。レートの金額が小さく値差を見てもイメージがわきずらいので、これをUSD/JPYベースで考えてみると30~50円程度の値差*となり、これ以外に20%相当の未使用金も確保していることから、新興国通貨とはいえそこまでの円高を想定しなくても良いと判断しています。
*注記:USD/JPYのレートを120円、MXN/JPY&ZAR/JPYのレートを8円とした場合、規模感としては15倍の違いがありますので、それぞれの値差3.4と2.0をそれぞれ15倍すると51円、30円相当のインパクト(値差)となります。
一方、TRY/JPYに関しては、値差もほとんどありませんし、KPI評価基準である週足終値ベースこそ4.700を下回ったことはありませんが、12/22の取引中に過去最安値の4.550を付けました。またチャートを見ても絶賛下落中!で24年前半もその傾向が続くのだろうということが容易に予想つきます。
それでもいつの日か反転する日が来た暁には、現在のように少量ずつでも買い増ししていったことが将来の資産増に繋がっていくと信じていますし、実際にMXN/JPY、ZAR/JPYはその手法、いわゆるナンピン買いを積み重ねた結果、ある時点で評価損から評価益に転じ、今では大幅な評価益を産んでくれています。
具体例として、2023年末時点でTRY/JPYは▲69万円の評価損、MXN/JPYは165万円の評価益、ZAR/JPYは24万円の評価益、3通貨合計で121万円の評価益となっています。しかしながら、2020年11月時点では3通貨合計の評価損益は▲113万円となっていました。この時の総資産は375万円でしたので、この時点で撤退していたら30%程の資産減が確定していたことになります。この時もレートが下がるに連れて想定安値も下げる事で証拠金を積み増しし、退場とならない事に務めました。
atabowsは当時、この評価損(含み損)の状態であっても特に恐ろしいこととは思わず、むしろチャンス到来!という感じだったと思いますが、この辺は個人の性格や経験、総資産等複合的なリスク許容度によりますね。
話をTRY/JPYの想定安値に戻しますと、週足終値がトリガー値を下回った場合、未使用資金を使って想定安値を下げていきます。念のため年始の未使用資金の状態で2段階ほど想定安値を下げたケースをシミュレーションしてみました。
| Case | トリガー値 | 変更後の 想定安値 | スワップ系の 未使用率 | FX全体の 未使用率 |
| 1 | 4.700 | 3.500 | 16.0% | 25.9% |
| 2 | 4.200 | 3.000 | 11.3% | 23.7% |
Case-1が1月初めに起こったと仮定した場合、想定安値を3.500に下げた後のスワップ系の未使用率は16.0%になってしまいますので、運用ルールに従い建て玉を追加購入することはできません。この場合スワップ系の追加購入が再開できるのは4月以降と想定しています*。一方、FX全体の未使用率は25.9%あり、且つリピート系の未使用率も34.3%ありますので、リピート系に関しては全体の未使用率が25%を下回らない所までは追加設定が可能となります。
*注記:スワップ系の未使用率が1.5%/月で回復すると仮定した場合
また、Case-2が1月初めに起こったと仮定した場合、想定安値を3.000に下げた後のスワップ系の未使用率は11.3%になってしまいますし、FX全体の未使用率も23.7%とKPIを下回ってしまいますので、スワップ系のみならずリピート系についても追加設定は行えません。この場合は、FX全体およびスワップ系の未使用率がKPIを超えるまで、現設定にて利益が積みあがるのを待ちます。因みにこの場合スワップ系の追加購入が再開できるのは8月以降と想定しています。
当面の運用方針としては、Case-1は現実的に起こりうる可能性が高いものと考え、スワップ系に関しては1,2月の建玉の追加購入は見送りとします。
尚、atabowsはメインの新興国通貨以外にも、駐在を終えて帰国する際持ち帰った1万ドルを原資として、2万ドル(レバレッジ2倍)を購入&運用し、2023年は約14万円のスワップポイントを得ています。このスワップポイントは、リピート系でのMXN/JPY通貨の運用資金として利用しています*。こちらは昨年同様の運用方針を継続します。
*注記:実際には資金を移動しているのではなく、疑似的にこのスワップポイントとMXN/JPYの運用益を原資としてMXN/JPYのリピート投資を運用しています。
スワップ系損出しのルール(24年1月30日追加項目)
損出しについては、TRY/JPYに含み損を抱えていますので今年も実施予定です。ルールについては下記となります。
- 昨年同様、2回/年の実施を予定。前半は6/3 or 7/1のSWPが発生する前に実施予定
- 損出し前と後に取引画面のキャプチャーを撮っておくこと
- 前半の損出し金額は約20万円とする
- 対象はTRY/JPYとする
- 損出し実施後は余裕率が20%を下回るので、20%に回復するまで建て玉は増やさない
リピート系
atabowsはリピート系投資として、大きく分けてクロス円とクロス円以外の取引をしています。
クロス円としては、USD/JPY他7通貨で取引しています。クロス円は円と外貨の金利差が大きいため全て買い建玉とします。また、上記Case-1の想定下において、レートが円安方向に進んで設定レンジを上方向に外れた場合は、スワップ系の未使用率がKPIを達成するまで追加設定はせずに様子を見ます。一方、レートが円高方向に進んで設定レンジを下落方向に外れた場合は、合計及びスワップ系のKPI(未使用率)を守れる限り100通貨を最低単位として追加設定していきます。Case-1の想定下でスワップ系の未使用率がKPIを達成した場合は、レートが円安方向に進んだ場合でも追加設定を検討します。
また、クロス円以外はEUR/GBP他5通貨で取引しています。全ての通貨/設定は1,000通貨単位での取引で、過去の値動きから中央値を設定し、それより上側は売り建玉、下側は買い建玉としています。基本的にはこれを継続しますが、資金の余裕度によっては新たな通貨ペアでの取引を検討します。
まとめ
2024年はほぼ間違いなく各国の政策金利引き下げが開始され、一方日本は金利引き上げに舵を切るのでしょうから、金利差は縮小される、即ちスワップポイントが減少します。従いまして上記リピート系の取引再開時期は更に後ろ倒しされることでしょう。
しかしながら、atabowsはレバレッジを利かせたFX取引をしていますので、決めたルールをしっかり守る必要があります。設定しているKPIの内、atabowsの中での優先順位も含めて2024年前半のルールを整理しておきます。
- KPIの優先順位は、合計の未使用率 >>> スワップ系&リピート系の未使用率 >> 合計の利益率 > スワップ系&リピート系の利益率
- スワップ系に関しては、TRY/JPYが今より一段下のトリガー値(Case-1)に掛かるという想定のもと、1,2月は建玉の追加購入を見送りとし、3月以降は未使用率を見ながら追加購入を実施する
- 4月以降、約20万円の損出しを実施する
- リピート系に関しては、スワップ系がCase-1に至るという想定のもと、レートが円高方向に進んだ場合は、合計及びリピート系のKPIを守れる限り100通貨を最低単位として追従する
- FXに対してはこれ以上の自己資金を投入しないというルールも定めているが、例外としてレバレッジETFに投下している資金とその利益は融通しても良い。但し2023年前半は未使用率のKPIが想定以上に棄損した場合を除いて様子見とする
投資は自己責任でお願いします。


