【FX投資 月次報告-4】23年12月の運用実績(月利2.1%)

FX

みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びリピート系の投資を行っています。

2009年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別ブログにまとめていきます。

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今回は、23年12月FX運用実績について報告します。

本稿の目的は下記となります。

・今月の取引実績を振り返っておきたい

・運用実績が運用方針やKPI、2024年前半の運用方針に記載の方針に沿っているか確認したい

・毎月の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌月の運用方針に反映する

FX投資の詳しい投資方針&KPIについてはこちらのリンクを参照してください。

atabowsの実際の設定内容についてはこちらのリンクを参照してください。

2024年前半(1~6月)の運用方針についてはこちらのリンクを参照してください。

スワップ系の投資方針についてはこちらのリンクを参照してください。

リピート系の投資方針についてはこちらのリンクを参照してください。

運用方針、KPIの確認

まず最初に初心忘れるべからずと言うことで、運用方針およびKPIを確認しておきます。KPIとはKey Performance Indicatorの略で数値目標を指します。

運用方針
  • 航路を守れ! by ジョン・C・ボーグル
  • KPIの優先順位は、合計の未使用率>>>スワップ系&リピート系の未使用率>>合計の利益率>スワップ系&リピート系の利益率
  • 運用実績が目標値以上になった場合、または未使用率が目標値以下になってしまう場合は追加設定を行わない
KPI
取引方式月利未使用率
スワップ系1.5~2.0%20%以上*
リピート系1.5~2.5%30%以上
合計1.5~2.0%25%以上
*注記:スワップ系の未使用率については24年末には25%以上を目標とする

注記:月利および未使用率は集計時点での総資産(口座資産と未確定SWPの合計)に対しての割合と定義しています。

atabowsは長期的に安定した運用を目指していますので、このあたりのKPIが心地よい値と感じています。

運用実績(運用益、月利、未使用率)

それでは今月の運用実績を見ていきましょう。

atabowsはスワップ系はヒロセ通商、セントラル短資、外貨exで取引をしています。またリピート系は松井証券で取引しています。

まず最初に未使用率を確認しておきます。

今月もスワップ系、リピート系、合計のいずれもKPIをクリアしています。スワップ系の未使用率は先月の27.4%と比べて約7%程減少しましたが、これは12月1日にスワップ系で損出しを実施したためで予定通りです。

次に運用益です。

運用実績
取引方式運用益月利
  ヒロセ通商50,681円
  セントラル短資10,124円
  外貨ex13,494円
スワップ系合計74,299円1.8%
  松井証券69,701円
リピート系合計69,701円2.4%
合計144,000円2.1%

スワップ系、リピート系、合計いずれもKPI達成となりました。

直近4ヶ月平均と比べてみてもいずれも平均を上回る運用益となりました。

運用益は統計を取り出して以来、過去最高を記録しました。その結果月利に関しても、過去最高タイを記録することが出来ました。

利回りの推移をグラフにするとこのようになります。

注記:23年6,12月に税金対策として損出し(TRY/JPYにて▲212,412円, ▲451,106円)を実施しましたが、月間利回りは損出し分は含まず通常運用をした場合で算出しています。

傾向として、

スワップ系は利回りが相対的に低い傾向にあるが安定している

リピート系は利回りが相対的に高い傾向にあるがボラティリティが高い

と感じています。従いまして、スワップ系はひたすら建玉を構築することで安定的にインカムゲインを獲得、リピート系は設定内で繰り返し約定することで市場の値動きを捉えキャピタルゲインを獲得、という両輪の投資を継続していきます。

口座資産(評価損益、口座清算価値、総資産)

評価損益、口座清算価値、総資産も確認しておきます。

評価損益
項目今月先月
  ヒロセ通商840,934円491,585円
    TRY/JPY▲689,284円▲1,075,187円
    MXN/JPY1,289,260円1,315,907円
    ZAR/JPY240,959円250,865円
  セントラル短資364,178円386,222円
  外貨ex120,500円249,722円
  松井証券▲63,711円▲11,680円
評価損益合計1,261,901円1,115,849円
口座清算価値
項目今月先月
  ヒロセ通商2,290,336円2,393,796円
  セントラル短資450,975円462,895円
  外貨ex1,675,299円1,756,287円
  松井証券2,852,103円2,834,433円
口座清算価値合計7,268,713円7,447,411円
総資産
項目今月先月
  ヒロセ通商2,412,815円2,888,888円
  セントラル短資86,797円76,673円
  外貨ex1,554,799円1,506,565円
  松井証券2,915,814円2,846,113円
総資産合計6,970,285円7,318,239円

資産の推移をグラフで表すと下記のようになります。金額は評価損益と口座清算価値を表しています。

atabowsは評価損益はKPIの対象にしていませんが、やはりマイナス評価よりプラス評価の方が嬉しいですよね。

他の類似手法を行っている方のブログ等を見るとわかりますが、本来atabowsの投資手法ならば評価損益はマイナスになる傾向が強いと思いますが、スワップ系で暴落時に追加投資を行ったこと、およびリピート系でレートが円高傾向にあるときに長期保有用の建て玉を持った結果、大幅なプラス評価になっています。

注記:総資産とは口座資産と未確定スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて口座に反映されます。

リピート系約定回数

こちらはリピート系の約定回数です。当月を含む直近4ヶ月平均と比較します。

取引通貨約定回数4ヶ月平均
(対平均比)
 USD/JPY 21回
 EUR/JPY32回
 AUD/JPY15回
 CAD/JPY26回
 GBP/JPY56回
 NZD/JPY11回
 MXN/JPY11回
クロス円小計172回95回
(182%)
 EUR/GBP 3回
 AUD/NZD1回
 NZD/USD6回
 GBP/AUD 22回
 USD/CHF 0回
クロス円以外小計32回31回
(103%)
合 計204回126回
(162%)

クロス円のリピート回数は直近4ヶ月平均比182%と大幅な増加となりました。一方クロス円以外のリピート回数は同103%とほぼ平均並みとなり、この結果を受けて合計としては同162%と平均より大幅な増加となりました。

クロス円以外の通貨については、AUD/NZD、USD/CHFがほぼ約定しなかったことから、設定内容の見直しを図りたいと思います。

まとめ

まとめとして、今月の総括および翌月の方針です。

  • 運用益に関して、スワップ系(月利1.8%)、リピート系(同2.4%)と共に好調な成績であった。その結果、合計は2.1%とKPI超える成績であった
  • スワップ系に関して、12月1日に損出しを実施したため、未使用率が20.5%となった。これに伴い、来月は建玉の追加購入は行わない
  • リピート系に関して、クロス円は円高傾向が顕著になってきているので、ルールの範囲内で追加設定を行う。クロス円以外のAUD/NZD、USD/CHFに関しては設定内容の見直しを図る

上記の元となる2024年前半(1~6月)の運用方針についてはこちらのリンクを参照してください。

獲得利益の推移

最後に獲得利益の推移です(カッコ内は損出し実施後の決算上の金額)。

2022年

22年累計:648,455円 (371,934円)

22年月平均:54,038円(30,995円)

2023年

23年1月:69,894円

23年2月:77,852円

23年3月:127,528円

23年4月:112,867円

23年5月:106,591円

23年6月:126,885円(▲85,527円)

23年7月:141,625円

23年8月:111,069円

23年9月:124,068円

23年10月:129,192円

23年11月:126,751円

23年12月:144,000円(▲307,106円)

23年累計:1,398,323円 (734,805円)

23年月平均:116,527円(61,234円)

投資は自己責任でお願いします。

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