こんにちは、atabowsです。
現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。
2006年にFXを始めてから20年が経ち、試行錯誤の末、2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別の記事で詳しく解説していきます。

というわけで、今回は『26年7月27日~7月31日のFX/CFD運用実績』について報告します。
本稿の目的は以下の通りです。
- 今週の運用実績の振り返り
- 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載された方針に沿っているかの確認
- 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針へ反映
FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は以下の通りです。
運用実績(未使用率・運用益)
それでは、今週の運用実績を振り返ります。
現在、atabowsが行っている取引は以下の通りです。
| 取引区分 | 取引会社 | 備考 |
|---|---|---|
| スワップ系(新興国) | ヒロセ通商 | ・新興国のスワップ狙い ・TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY |
| スワップ系(TRY) | セントラル短資 | ・新興国(TRY/JPY)のスワップ狙い ・裁量取引 |
| リピート系(FX) | 松井証券 | ・主要6通貨 ・リピート取引(自動) |
| リピート系(USD) | GMO外貨の外貨ex | (運用停止中) |
| リピート系(CFD) | GMO外貨の外貨exCFD (以下、外貨ex(CFD)) | ・日本225のCFD ・リピート取引(手動) ・裁量取引 |
それぞれの役割や狙いは異なりますが、全体として「安定したフロー収益+資産の積み上げ」を目指しています。
なお、裁量取引については運用損益が少額のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めて計算しています。裁量取引の運用損益比率が10%程度に達した時点で、集計方法を変更する予定です。
未使用率(KPIの達成状況)
まずは、リスク管理の指標である未使用率(総資産に占める未使用金の割合)を確認します(カッコ内は前週実績)。

- スワップ系:51.3%(50.8%)
- ヒロセ通商:48.0%(47.5%)
- セントラル短資:48.3%(47.9%)
- 外貨ex(FX):100.0%(100.0%)
- リピート系:55.9%(55.6%)
- 松井証券※1:対象外
- 外貨ex(CFD):55.9%(55.6%)
- 合計:53.4%(53.0%)
2026年は未使用率KPIを40%で統一しました。今週もすべての区分でKPIをクリアしています。
注)※1:松井証券での取引分(リピート系(FX))は、『為替王』さんの『リピートFX資金目安』に基づくため対象外
また、リピート系取引については、どれだけの評価損を抱えているかをモニターします。これにより、リスクを回避するとともに、将来的な運用方針の判断材料にします。
このうち、リピート系(CFD)に関しては、運用のシンプル化を目的として、設定内容の見直しを行いました。詳しくは『26年下半期(7~12月)の取引方針』をご確認ください。

- 松井証券:▲4.4%(0.1%)
- 外貨ex(CFD)
- 資産運用部分(投資金額300万円に対して):8.3%(23.7%)
- 全体(口座残高に対して):3.7%(10.5%)
特に注目しているのは『外貨ex(CFD)』です。週終値ベースでは評価損益は辛うじてプラス圏内で、口座残高に対して3.7%(25万円)となっていますが、週中にはマイナス圏に入るケースがしばしば見られました。 一方で今週も、『外貨ex(CFD)』の取引余力不足※2が響き、レートが設定レンジを外れた際、追加の設定ができない場面がしばしば発生しています。少し中期運用部分の建玉の整理が必要かもしれません。これについては、おまけの章で検証します。
注)※2:外貨ex(CFD)の取引余力とは、新規注文に使える資金のこと。「有効証拠金(預託証拠金±評価損益)」から、保有建玉の「必要証拠金」と未約定注文の「発注証拠金」を差し引いた金額となる。
運用益
次に、今週の運用益を確認します(カッコ内は前週実績)。

- スワップ系:92,932円(92,284円)
- ヒロセ通商:51,460円(51,460円)
- セントラル短資:41,472円(40,824円)
- リピート系:65,448円(29,288円)
- 松井証券:8,866円(2,288円)
- 外貨ex(CFD):56,582円(27,000円)
- 合計:158,380円(121,572円)
今週の合計運用益は158,380円となり、目安レンジ(112,000~150,000円※3)を上回る結果となりました。
注)※3:運用益合計の目安は総資産に対して月利3.0~4.0%を週ベースに換算した金額
週間利益推移
最後に、週間利益の推移を確認します。各口座の実績を棒グラフ、直近13週(3ヶ月)の平均を折れ線で示しています(カッコ内は過去最高益)。

短期的には波がありますが、長期的には右肩上がりを目指しているため、平均値の動きにも注目しています。「今週はどうだったか?」だけでなく、「この3ヶ月の流れはどうか?」という視点も大切にしているところです。
7月の累計運用益は633,930円、月利3.9%となりました。今月も月収60万円を超えることができました。
裁量取引の実績
前述の通り、裁量取引については運用損益が少額のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めて計算しています。
現在運用しているリピート系(CFD)の今週の運用実績および翌週の見通しについては、『リピート系(CFD)の週次報告』をご参照ください。
口座資産(評価損益・口座清算価値・総資産)
資産の推移は、週次の利益以上に「運用の安定性」や「積み上げの実感」を得るうえで大切な指標です。ここでは、評価損益・口座清算価値・総資産の3項目を確認します(カッコ内は前週実績)。

- 評価損益:481万円(603万円)
- 口座清算価値:1,625万円(1,740万円)
- 総資産:1,606万円(1,590万円)
口座清算価値と総資産※4の差額(19万円)が為替差益とCFDの評価差益の合計です。評価損益は、これと未実現スワップポイント(462万円)の合計となります。
為替はコントロールできませんが、スワップは日々着実に積み上がります。短期の値動きに惑わされず、淡々と続ける姿勢を維持していく方針です。
注)※4:総資産とは、口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商とセントラル短資の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて反映されます。
スワップ収益の見通し
スワップ運用は、時間を味方につけて資産をじっくり育てるスタイルです。 現状の運用状況から、月間の見込み収益を確認しておきます。
月間スワップ収益の見通し
直近4週間の平均値をもとに算出した、1ヶ月あたりの想定スワップ収益は以下の通りです(カッコ内は前週実績)。

- ヒロセ通商:220,530円(220,530円)
- TRY:201,600円(201,600円)
- MXN:12,600円(12,600円)
- ZAR:6,330円(6,330円)
- セントラル短資:176,340円(174,960円)
- 外貨ex(FX):0円(0円)
- 合計見込み:396,870円(395,490円)
月間スワップ収益の見込みは約39.7万円です。今後も、むやみに建玉を追加するのではなく、『2026年下半期(7~12月)の運用方針』の通りスワップ系月利が4.5~5.0%に収まるように追加のタイミングを調整していく予定です。
翌週の運用方針
次に、翌週の運用方針を決定するパラメータの状況を確認します。運用方針を決めるにあたって遵守するルールは、『2026年下半期(7~12月)の運用方針』を参照ください。
7月31日取引終了時点において、それぞれの利回りは下記の通りです。
- スワップ系:5.2%(月末予想 5.2% ≒ コア目標:4.5~5.0%)
- リピート系:2.6% > コア目標:2.0~2.5%
- 合計:3.9% ≒ KPI:3.0~4.0%
この結果を踏まえて、翌週の運用方針は以下とします。
【スワップ系】
月末予想 5.0% ≒ コア目標 4.5~5.0%達成を目指して、以下の対応とします。
- ヒロセ通商:「建玉追加」を実施しない
- セントラル短資:「建玉追加」を実施しない
【リピート系】
合計の月利は3.0%、リピート系月利のコア目標 2.0~2.5%達成を目指して、以下の対応とします。
- 松井証券:必要に応じて「レンジの追加設定」を実施する
- 外貨ex(CFD):「中期運用部分による調整の要否」は8月13日取引終了時点で判断する
まとめ
今週の総括および翌週の方針です。
今週の総括
- 未使用率:全区分でKPIクリア
- スワップ系:51.3%
- リピート系:55.9%
- 合計:53.4%
- 運用益:目安のレンジを上回った
- スワップ系:92,932円
- リピート系:65,448円
- 合計:158,380円
- 7月の累計運用益(月利):633,930円(3.9%)
- 口座資産
- 評価損益:481万円
- 口座清算価値:1,625万円
- 総資産:1,606万円
- 月間のスワップ収益見込み:396,870円
翌週の方針
- 「リスク対策」継続実施中!
- スワップ系
- ヒロセ通商:「建玉追加」を実施しない
- セントラル短資:「建玉追加」を実施しない
- リピート系
- 松井証券:必要に応じて「レンジの追加設定」を実施する
- 外貨ex(CFD):「中期運用部分による調整の要否」は8月13日取引終了時点で判断する
おまけ(リピート系(CFD)/ 日経平均急落時の対応)
atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、
- 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
- 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)
- 充実した取引ができていること(ワクワクする取引手法であること)
がとても重要になってきます。
そこで、ここでは運用の見直しにつながるような検証を、さまざまな切り口で進めていきたいと思います。
というわけで、今回のお題は『リピート系(CFD)/日経平均急落時の対応』とします。
過去の検証内容は、こちらの巻末に一覧があります。
背 景
本編でも触れましたが、日経平均(先物)は、6月22日に記録した最高値(73,761円)から、7月29日安値(60,510円)と、▲13,251円(▲18.0%)の急落となりました。7月31日終値ベースで、リピート系(CFD)の評価損益は24.8万円と、かろうじてプラス圏を維持しています。週中の取引時間内ではしばしばマイナス圏に入り込む場面も見られました。
一方で、これくらいの下落であれば、まだまだレートに追従して追加設定したいのですが、証拠金が不足して追加設定ができない状態に陥っていました。設定時のロスカットレートを40,000円に置いているため、1枚当たりの必要証拠金(正確には任意証拠金)が大きいことが主な要因ですが、自分の意志以外のところでロスカットに遭うのを避けるために、あえてこのレートに置いています。
というわけで、今回は証拠金不足を解消するための対策について検討します(一部対策は実施済み)。
解消案
証拠金不足を解消するには。以下の対策が考えられます。
- 保有建玉数の整理(A案)
- 中・長期運用部分の建玉と購入単価の高い建玉を相殺し、建玉数を減らすことで証拠金を確保
- 「損出し」対応ではないので、単価の高い建玉の建て直しは行わない
- リピート系(FX)の整理(B案)
- リピート系(FX)の手仕舞い
- 約100万円の内、50万円は予備費として保管(同時に外貨ex(FX)扱いの50万円も予備費に分類)、残りを外貨ex(CFD)口座に移動し、証拠金を確保
- 予備費の活用(C案)
- 50万円毎に外貨ex(CFD)口座に移動し、証拠金を確保
- 「損出し」の実施による(D案)
- 損出しを実施し、高値圏の建玉を安値圏に置き換えることで証拠金を確保
- ロスカットレート変更(E案)
- 現有/新規の建玉に対し、ロスカットレートを現行の40,000円から45,000円へ変更(0.1枚につき証拠金5,000円の削減効果)
採用優先順位と発動条件、取引ルール
上記の対策に対して、採用する優先順位と発動条件、取引ルールを整理します。
| 優先順位 | 対策案 | 発動条件 | 取引ルール |
|---|---|---|---|
| 1 | 対策A | 直ちに実施(7/30) | ・長期運用分+高値圏建玉を決済 (7/30実施済、51,976.3@2.3枚+1.8枚) ・追加設定:200/1000@0.3枚 |
| 2 | 対策B | 対策A実施後、更に証拠金が不足する場合 | ・追加設定:200/1000@0.2枚 |
| 3 | 対策C | 対策B実施後、更に証拠金が不足する場合 | ・資金充当は50万円のみ ・追加設定:400/1000@0.2枚 ・レートが64,800円に戻った時点で50万円を予備費へ移動 |
| 4 | 対策E | 対策C実施後、更に証拠金が不足する場合 | ・追加設定:400/1000@0.2枚 |
| 5 | 対策D | ・対策E実施後、更に証拠金が不足する場合 ・10月以降適宜実施可 | ・追加設定:400/1000@0.2枚 |
| 6 | 対策C | ・対策E実施後、退場を防ぐために必要な場合 | ・追加設定しない |
日経平均は必ず以前の水準(7.3万円)、更には8万円、10万円、それ以上へ伸びていくと信じていますが、日々のフロー収入を確保するため、以下のルールに基づき淡々と運用を続けていきます。
投資は自己責任でお願いします。

