こんにちは、atabowsです。
現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。
2006年にFXを始めてから20年が経ち、試行錯誤の末、2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別の記事で詳しく解説していきます。

というわけで、今回は『26年5月18日~5月22日のFX/CFD運用実績』について報告します。
本稿の目的は以下の通りです。
- 今週の運用実績の振り返り
- 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載された方針に沿っているかの確認
- 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針へ反映
FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は以下となります。
運用実績(未使用率・運用益)
それでは、今週の運用実績を振り返っていきましょう。
現在、atabowsが行っている取引は以下の通りです。
| 取引区分 | 取引会社 | 備考 |
|---|---|---|
| スワップ系(新興国) | ヒロセ通商 | ・新興国のスワップ狙い ・TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY |
| スワップ系(TRY) | セントラル短資 | ・新興国(TRY/JPY)のスワップ狙い ・裁量取引 |
| リピート系(FX) | 松井証券 | ・主要6通貨 ・リピート取引(自動) |
| リピート系(USD) | GMO外貨の外貨ex | (運用停止中) |
| リピート系(CFD) | GMO外貨の外貨exCFD | ・日本225のCFD ・リピート取引(手動) ・裁量取引 |
それぞれの役割や狙いは異なりますが、全体として「安定したフロー収益+資産の積み上げ」を目指しています。
なお、外貨exにおけるFXおよびCFDの裁量取引については、運用損益が少額のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めています。裁量取引の運用損益比率が10%程度に達した時点で、集計方法を変更する予定です。
未使用率(KPIの達成状況)
まずは、リスク管理の指標である未使用率(総資産に占める未使用金の割合)を確認します(カッコ内は前週実績)。

- スワップ系:49.9%(49.4%)
- ヒロセ通商:44.8%(46.2%)
- セントラル短資:48.9%(44.6%)
- 外貨ex(FX):100.0%(100.0%)
- リピート系:52.2%(51.4%)
- 松井証券*1:対象外
- 外貨ex(CFD)*2:52.2%(51.4%)
- 合計:50.7%(50.1%)
2026年は未使用率KPIを40%で統一しました。今週もすべての区分でKPIをクリアしています。
*注1:松井証券に関しては、『為替王』さんの『リピートFX資金目安』に基づいた取引を実践するため、未使用率KPIは設定しません。ただし、リピート系および合計金額に対するKPIには、松井証券の取引分も含めた総合評価を実施します。
*注2:外貨ex(CFD)に関しては、資金の一部を使って為替王さんの『日経リピートCFD』に基づいた取引(以下、積極運用)を実践しているため、未使用率KPIは設定していません。その部分を除いた従来通りの取引については、これまで通り未使用率KPIを設定しています。
未使用率KPIは指標としませんが、一方で松井証券と外貨ex(CFD)の積極運用部分の取引手法がどれだけの評価損を抱えているかをモニターします。これにより、リスクを回避するとともに、将来的な運用方針の判断材料にします。
外貨ex(CFD)に関しては、投資総額が大きいことから、通常運用をしている部分とあわせた全体に関してもモニタリングを実施します(グラフ内カッコ表記は過去最大率、箇条書きカッコ内は前週実績)。

- 松井証券(投資金額100万円に対して):▲0.5%(▲1.1%)
- 外貨ex(CFD)
- 積極運用部分(投資金額200万円に対して):8.7%(6.6%)
- 全体(口座残高627万円に対して):18.5%(14.6%)
外貨ex(CFD)の積極運用部分に関して、今週も評価損益はプラスで、8.7%(17.4万円)となりました。一方、通常運用部分も合わせた全体での評価損益は、安値圏で仕込んでおいた建玉の含み益が加算され、18.5%(116.4万円)となっています。
運用益
次に、今週の運用益を確認します(カッコ内は前週実績)。

- スワップ系:138,884円(71,174円)
- ヒロセ通商:85,064円(49,814円)
- セントラル短資:53,820円(21,360円)
- リピート系:74,530円(19,108円)
- 松井証券:1,497円(3,108円)
- 外貨ex(CFD):73,033円(16,000円)
- 合計:213,414円(90,282円)
今週の合計運用益は213,414円となりました。今週は目安レンジ(68,000~102,000円*)を大きく上回る結果となりました。セントラル短資でトルコリラ円の「追加対策」を実施したことと、スワップポイントが12日分付与されたことが寄与しています。
*注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利2.0~3.0%を週ベースに換算した金額
週間利益推移
最後に、週間利益の推移を確認します。各口座の実績を棒グラフ、直近13週(3ヶ月)の平均を折れ線で示しています(カッコ内は過去最高益)。

短期的には波がありますが、長期的には右肩上がりを目指しているため、平均値の動きにも注目しています。「今週はどうだったか?」だけでなく、「この3ヶ月の流れはどうか?」という視点も大切にしたいところです。
5月のこれまでの累計運用益は418,793円、月利2.9%となりました。今月も月利3%はクリアできそうです。
口座資産(評価損益・口座清算価値・総資産)
資産の推移は、週次の利益以上に「運用の安定性」や「積み上げの実感」を得るうえで大切な指標です。ここでは、評価損益・口座清算価値・総資産の3項目を確認していきます(カッコ内は前週実績)。

- 評価損益:577万円(535万円)
- 口座清算価値:1,665万円(1,615万円)
- 総資産:1,464万円(1,442万円)
口座清算価値と総資産の差額(201万円)が為替差益とCFDの評価差益の合計です。評価損益は、これと未実現スワップポイント(376万円)の合計となります。
評価損益、口座清算価値、総資産のいずれも過去最高を更新しました。
為替はコントロールできませんが、スワップは日々着実に積み上がります。短期の値動きに惑わされず、淡々と続ける姿勢を維持していきます。
注記:総資産とは、口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商とセントラル短資の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて反映されます。
スワップ収益の見通し
スワップ運用は、時間を味方につけて資産をじっくり育てるスタイルです。 現状の運用状況から、月間の見込み収益を確認していきます。
月間スワップ収益の見通し
直近4週間の平均値をもとに算出した、1ヶ月あたりの想定スワップ収益は以下の通りです(カッコ内は前週実績)。

- ヒロセ通商:220,980円(213,480円)
- TRY:202,500円(195,000円)
- MXN:12,600円(12,600円)
- ZAR:5,880円(5,880円)
- セントラル短資:185,550円(92,760円)
- 外貨ex(FX):0円(0円)
- 合計見込み:406,530円(306,240円)
月間スワップ収益の見込みは約40.6万円です。おまけの章で述べていますが、5月21日にセントラル短資にて「追加対策」を実施しました。但しこの追加対策は、リスク(損出し覚悟)をとってポジション追加タイミングを先取りしているため、年内はスワップ収益月間40万円維持を目標とします。
運用状態
最後に、現在の運用状態を確認します。 詳細は『2026年上半期(1~6月)の運用方針』に譲りますが、現状の判定は以下の通りです(カッコ内は前週実績)。

- 未使用率:判定:Ⅱ(Ⅱ)
- スワップ系計:49.9%(49.4%)
- リピート系計:52.2%(51.4%)
- 合計:50.7%(50.1%)
- リピート系運用率:判定:A(A)
- 直近3ヶ月間:44.4%(45.8%)
- 今月(参考):38.0%(41.2%)
- 以上より、今週の運用状態は「運用安定期(Ⅱ-A)」と判定(前週:Ⅱ-A)
未使用率は安定しており、リピート系運用益率も引き続きKPI(26%)を超えています。
まとめ
今週の総括および翌週の方針です。
運用方針については、『2026年上半期(1~6月)の運用方針』を参照してください。
今週の総括
- 運用状態:運用安定期(Ⅱ -A)
- 未使用率:全区分でKPIクリア
- スワップ系:49.9%
- リピート系:52.2%
- 合計:50.7%
- 運用益:目安のレンジを上回った
- スワップ系:138,884円
- リピート系:74,530円
- 合計:213,414円
- 5月の累計運用益(月利):418,793円(2.9%)
- 口座資産
- 評価損益:577万円
- 口座清算価値:1,665万円
- 総資産:1,464万円
- 月間のスワップ収益見込み:406,530円
翌週の方針
- 「リスク対策」継続実施中!
- スワップ系
- ヒロセ通商:運用方針のとおり(追加対策実施中!)
- セントラル短資:運用方針のとおり(追加対策実施中!)
- リピート系
- 松井証券:運用方針のとおり(積極運用実施中!)
- 外貨ex(CFD):運用方針のとおり(積極運用実施中!)
おまけ(スワップ系(TRY/JPY)の積極運用に関する検討)
atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、
- 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
- 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)
- 充実した取引ができていること(ワクワクする取引手法であること)
がとても重要になってきます。
そこで、ここでは様々な切り口で、運用方針の見直しにつながるような検証していきたいと思います。
というわけで、今回のお題は『スワップ系(TRY/JPY)の積極運用に関する検討』としたいと思います。
過去の検証内容は、こちらの巻末に一覧があります。
はじめに
今回検討する内容は、既にヒロセ通商の新興国通貨(対象はTRY/JPY)で実践しているものです。詳しくは『週次報告-99』『atabowsの設定内容』を参照してください。今回はこの追加対策をセントラル短資で運用している分にも適用しようという試みです。
前提条件
まず最初に、前提条件を整理しておきます。
- 取引会社:セントラル短資
- 対象通貨:TRY/JPY
- リスク水準は維持(追加対策部分は未使用率対象外。通常部分は未使用率を遵守)
- 損出しの一環として実施
また、5月20日時点の資産状況を確認しておきます。
- 未使用率:合計:50.1%、スワップ系:49.4%
- 建玉の状況*
- 建玉数:1,150 lot(1,150,000通貨)
- 平均レート:3.548円
- 評価損益:177,855円
- 内、未実現スワップ:265,255円
- 内、ポジション損益:▲87,400円

また、5月22日時点の高リスク資産合計の確定損益は約150万円となりますので、年末までを単純比率計算すると約390万円となります。
以上を踏まえて、積極運用の検討をしてみたいと思います。
検討内容(ルール)
ルールとしては、ヒロセ通商のスワップ系(新興国)と同じコンセプトとします。
- 現有の建玉に対してストップロス(SL)を設定、最大の為替差損(ポジション損益)を確定
- 現有の建玉に充てていた必要金額をリリース
- リリースした必要金額で、現有と同数の建玉を購入する(建玉数が2倍に)
- ヒロセ通商で実施している追加対策分も含めて、SLにかかった時点での評価損益(為替差損+未実現スワップポイント)が26年の確定利益を上回らないことを確認(必要に応じて追加建玉数を調整)⇒ 損出しの一環
- 現有建玉のSL:2.5円
- 有効期限:2026年末時点で継続可否判断を実施
- フラッシュクラッシュ回避のため、残った建玉にはSLを設定しない
状況確認
ヒロセ通商の追加対策分およびセントラル短資の建玉の状況は下表となります。

合計(ヒロセ通商+セントラル短資)の状況および確定利益の想定は以下となります。
- 建玉数:1,850 lot
- 建玉単価:3.637円
- 評価損益合計:▲1,259,056円・・・(A)
- ポジション損益:2,102,750円
- 未実現SWP:843,694円
- 確定利益:
- 5月20日時点:1,492,331円
- 年末時点(想定):3,918,448円・・・(B)
まとめ
(B)>(A)につき、5月21日にこの検討内容にて追加対策を実施しました。これに伴いセントラル短資の建玉数は2,300 lot(2,300,000通貨)となり、ヒロセ通商と合わせた建玉数は5,000 lot(5,000,000通貨)となりました。

また、セントラル短資の追加対策分に対する、最大ポジション損益は▲120万円です。これを回収するには420日(単位SWP:2.5円/日として)かかりますので、27年7月末までストップロスにかからなければこの対応は完全勝利となります。
一方、その前にストップロスにかかったとしても損出し枠の範囲内で収まることが確認できましたので、それはそれで問題はありません。
因みに、25年5月に実施したヒロセ通商の追加対策分(初期:1,050lot)に対する最大ポジション損益は▲120万円(SL:2.5円)でした。5月22日時点において、獲得SWPは既に約106万円につき、こちらはほぼ回収が終わっています(26年6月中に全回収の予定)。現在は回収と平行して、順次通常の建玉(未使用率の対象内)に切り替えています。
投資は自己責任でお願いします。
