こんにちは、atabowsです。
現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX/CFDのリピート運用を行っています。
2006年にFXを始めてから20年が経ち、試行錯誤の末、2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別の記事で詳しく解説していきます。

というわけで、今回は『26年10月26日~10月30日のFX/CFD運用実績』について報告します。
本記事の目的は以下のとおりです。
- 今週の運用実績の振り返り
- 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載された方針に沿っているかの確認
- 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針へ反映
FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。
それでは、目次はこちらです。
運用実績
それでは、今週の運用実績を振り返ります。
現在、atabowsが行っている取引は以下のとおりです。
| 取引区分 | 取引会社 | 備考 |
|---|---|---|
| スワップ系 | ヒロセ通商 | ・新興国(TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY)のスワップ狙い |
| スワップ系 | セントラル短資 | ・新興国(TRY/JPY)のスワップ狙い ・裁量取引 |
| スワップ系 | GMO外貨の外貨ex (以下、外貨ex(FX)) | ・USDのスワップ狙い(運用停止中) |
| リピート系(FX) | 松井証券 | ・主要6通貨のリピート取引(自動) |
| リピート系(CFD) | GMO外貨の外貨exCFD (以下、外貨ex(CFD)) | ・日本225(CFD)のリピート取引(手動) ・裁量取引 |
それぞれの役割や狙いは異なりますが、全体として「安定したフロー収入+資産の積み上げ」を目指しています。
なお、裁量取引については運用益が少額のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めて計算しています。裁量取引の収益構成比が10%程度に達した時点で、集計方法を変更する予定です。
未使用率(KPIの達成状況)
まずは、リスク管理の指標である未使用率(FX/CFD総資産に占める未使用金の割合)を確認します。

- スワップ系:51.6%
- ヒロセ通商:48.5%
- セントラル短資:49.7%
- 外貨ex(FX):100.0%
- リピート系:58.4%
- 松井証券(FX)※1:対象外
- 外貨ex(CFD):58.4%
- 合計:54.6%
2026年は未使用率KPIを40%で統一しました。今週もすべての区分でKPIをクリアしています。
注)※1:松井証券での取引分(リピート系(FX))は、『為替王』さんの『リピートFX資金目安』に基づくため対象外
為替・株価評価損益率
もう一つの指標が、「為替・株価評価損益」です。FXの為替損益とCFDの株価評価損益をあわせたもので、FX/CFD総資産※2に対する比率(為替・株価評価損益率)をモニターします。
スワップ系(ヒロセ通商・セントラル短資・外貨ex(FX))は手法が同じため、合計値で表します。リピート系は、リピート系(FX)=松井証券、リピート系(CFD)=外貨ex(CFD)と、区分ごとにモニターします。

- スワップ系:▲12.9%
- リピート系(FX):▲6.6%
- リピート系(CFD):1.3%
- 合計:▲6.8%
合計の為替・株価評価損益率は▲6.8%(▲121万円)と、じわじわマイナスが拡大しています。ですが、まだ慌てるような水準ではありません。引き続き、モニタリングします。
注)※2:FX/CFD総資産とは、FXおよびCFDの口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商とセントラル短資の場合、スワップポイントは毎日は口座に反映されません。ポジションをクローズした場合、もしくはスワップポイント振替を選択した場合にまとめて反映されます。
運用益
次に、今週の運用益を確認します。

- スワップ系:119,117円
- ヒロセ通商:65,981円
- セントラル短資:53,136円
- 外貨ex(FX):0円
- リピート系:38,433円
- 松井証券(FX):2,517円
- 外貨ex(CFD):35,916円
- 合計:157,550円
今週の合計運用益は157,550円となり、KPIレンジ内(125,000~166,000円※3)に収まりました。
注)※3:運用益合計のKPIはFX/CFD総資産に対して月利3.0~4.0%を週ベースに換算した金額
週間運用益推移
続いて、週間運用益の推移を見ていきましょう。各口座の実績を棒グラフ、直近13週(3ヶ月)の平均を折れ線で示しています(カッコ内は過去最高の週間運用益)。

短期的には波がありますが、長期的には右肩上がりを目指しているため、平均値の動きにも注目しています。「今週はどうだったか?」だけでなく、「この3ヶ月の流れはどうか?」という視点も大切にしているところです。
10月の累計運用益は611,404円(月利3.4%)となりました。
裁量取引の実績
前述のとおり、裁量取引については運用益が少額のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めて計算しています。
裁量取引のルールについては、『リピート系(CFD)裁量取引ルール』を参照してください。
裁量取引の実績については、『「リピート系(CFD)」&「裁量取引」の定期報告』を参照してください。
資産の状況
資産の推移は、週次の運用益以上に「運用の安定性」や「積み上げの実感」を得るうえで大切な指標です。ここでは、評価損益・FX/CFD総資産・口座清算価値の3項目を見ていきます。

- 評価損益:471万円
- FX/CFD総資産:1,781万円
- 口座清算価値:1,660万円
口座清算価値とFX/CFD総資産の差額(▲121万円)が為替損益と株価評価損益の合計です。評価損益は、これと未実現スワップポイント(592万円)の合計となります。
今週も残念ながら「FX/CFD総資産 > 口座清算価値」の構造になってしまいました。しばらくこの傾向が続くかもしれませんが、運用方針を守りながら継続します。
スワップ運用益の見込み
スワップ運用は、時間を味方につけて資産をじっくり育てるスタイルです。現在の運用状況から、月間の運用益見込みをチェックしておきましょう。
月間スワップ運用益の見込み
直近4週間の平均値をもとに算出した、1ヶ月あたりのスワップ運用益の見込みは以下のとおりです。

月間のスワップ運用益見込みは約45万円です。今後も、むやみに建玉を追加することはしません。『2026年下半期(7~12月)の運用方針』のとおりスワップ系月利が4.5~5.0%に収まるよう、追加のタイミングを調整していく予定です。
翌週の運用方針
次に、翌週の運用方針を決定するパラメータの状況を確認します。運用方針を決めるにあたって遵守するルールは、『2026年下半期(7~12月)の運用方針』を参照してください。
今週の取引終了時点において、それぞれの月利は下記のとおりです(カッコ内は月末時点の月利予想※4)。
- スワップ系月利:4.9%(月利予想 4.9% ≒ コア目標:4.5~5.0%)
- リピート系月利:1.8%(月利予想 1.8% < コア目標:2.0~2.5%)
- 合計月利:3.4%(月利予想 3.4% ≒ KPI:3.0~4.0%)
この結果を踏まえて、翌週(以降)の運用方針は以下とします。
注)※4:月利予想は、当月実績を経過日数(スワップ系)/経過営業日数(リピート系)の比率で月末まで按分して算出しています。
【スワップ系】
スワップ系月利のコア目標 4.5~5.0%の達成を目指して、以下の対応とします。
- ヒロセ通商:「建玉追加」実施なし
- セントラル短資:「建玉追加」実施
【リピート系】
合計の月利KPI下限の3.0%以上を目指して、以下の対応とします。
- 松井証券:必要に応じて「レンジの追加設定」実施
- 外貨ex(CFD):「中期建玉の決済による利益調整※5」実施なし
まとめ
今週の総括および翌週の方針です。
今週の総括
- 未使用率:全区分でKPIクリア
- スワップ系:51.6%
- リピート系:58.4%
- 合計:54.6%
- 為替・株価評価損益率
- スワップ系:▲12.9%
- 松井証券:▲6.6%
- 外貨ex(CFD):1.3%
- 合計:▲6.8%
- 運用益:KPIのレンジ内に収まる
- スワップ系:119,117円
- リピート系:38,433円
- 合計:157,550円
- 10月の累計運用益:611,404円(月利3.4%)
- 資産の状況
- 評価損益:471万円
- FX/CFD総資産:1,781万円
- 口座清算価値:1,660万円
- 月間のスワップ運用益見込み:446,802円
翌週の方針
- 「リスク対策」の継続実施
- スワップ系
- ヒロセ通商:「建玉追加」実施なし
- セントラル短資:「建玉追加」実施
- リピート系
- 松井証券(FX):必要に応じて「レンジの追加設定」実施
- 外貨ex(CFD):「中期建玉の決済による利益調整」実施なし
おまけ(リピート(FX)/ レンジ追加設定ルール)
atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、
- 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
- 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)
- 充実した取引ができていること(ワクワクする取引手法であること)
がとても重要になってきます。
そこで、ここでは運用の見直しにつながるような検証を、さまざまな切り口で進めていきたいと思います。
というわけで、今回のお題は『リピート系(FX)/ レンジ追加設定ルール』とします。
過去の検証内容は、こちらの記事の巻末に一覧があります。
背景
松井証券のリピート系(FX)は、主要6通貨を100通貨単位で運用しています。元本100万円でスタートし、運用益を再投資してきた結果、元本は約112万円まで増えました。
複利効果を狙って通貨量を増やしたいところですが、増やし方を決めずに進めると、リスクがなし崩しに膨らんでしまいます。そこで、「リスクは通常設定分と同等」を条件に、追加設定のルールを作りました。
追加設定のルール
内容は以下のとおりです。
- 段数:追加コストの累計は5万円×段数まで。最大損失+必要証拠金は、100万円+5万円×段数までとする
- 対象の通貨:実勢が年初来レンジの下位1/3にある「円高圏」の通貨だけ
- 追加する場所:歯止め価格(通常運用分のレンジ下限値)から5本ずつ区切った「枠」。最安値の建玉を含む枠は対象外にして、その直下の枠から下に向かって追加する。追加した枠は200通貨(100通貨を上乗せ)にする
- 通貨の選び方:追加コストの累計が小さい通貨から。1通貨の割合は30%まで(最初の1枠は例外)
- 止める条件:評価損が元本の30%以上のときは追加しない。戻す条件は設けず、裁量で判断する
- 見直しのタイミング:毎週末の運用状況を見て判断する
まずは、11月からこのルールで運用してみます。黄色ハイライト部分を中心に、必要に応じてルールを変更しながら調整し、来年からの本格運用につなげる予定です。
投資は自己責任でお願いします。

