【投資全般|月次報告-32】26年10月の運用実績(資産寿命14.3年)

投資

こんにちは、atabowsです。

現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX/CFDのリピート運用を行っています。

2006年にFXを始めてから20年が経ち、試行錯誤の末、2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別の記事で詳しく解説していきます。

当ブログのメインパートであるFX/CFDは趣味と実用を兼ねた運用ですが、今後、労働収入からの追加資金投入は予定していません。労働収入から確保した資金は、老後の生活資金に充てます。また、サイドFIREやバリスタFIREといった「ナントカFIRE」(atabowsは『xFIRE』と呼んでいます)用の投資にも充てていきます。

そこで当ブログでは、以下3本立てで毎月の運用実績を分析していきたいと思います。

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というわけで、今回は『全体資産における26年10月の運用実績』について報告します。

本記事の目的は以下のとおりです。

本記事の目的
  • 今月の取引の振り返り
  • 運用実績を確認し、リバランス要否の判断
  • リバランスを実施した場合、ルールどおりに行われたかの記録

関連する記事に関しては、以下のリンクを参照してください。

それでは、目次はこちらです。

運用方針の確認

まず運用方針のおさらいとして、ポートフォリオおよびリバランスの手法を確認しておきます。詳しくは『投資全般におけるリバランスの方針』をご確認ください。

ポートフォリオの定義と目標

  • 安全資産:現金、定期預金、『10年変動金利型国債』、年金型保険、企業年金、確定拠出年金(定期分)など、元本保証型の資産
  • リスク資産:NISAによるインデックス投資、確定拠出年金(外国株式分)などの「低リスク資産」と、FX/CFDや暗号資産などの「高リスク資産」
  • 現在の目標:『バケツ戦略』をベースにリスク資産比率50~60%(目標60%程度)を基準として運用

リバランスの手法

  • 拡大積み立てによる修正:毎月末の終値が直近高値から30%以上下落した暴落時に発動。「NISAの成長投資枠」で『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』(以下、『オルカン』)を月1回・10万円分追加購入する仕組み※1
  • リバランスによる修正:毎年5月末と11月末に比率を判定。リスク資産比率が50%未満または60%を超えた場合、翌月に「ノーセルリバランス(投資配分の調整)」を優先して実施

注)※1:追加購入金額は、その時の実態に応じて臨機応変に変更します

運用実績

それでは、今月の運用実績を見ていきましょう。

FXの運用実績については具体的な金額ベースで報告していますが、資産全体はプライバシーの観点から指数での報告とします。数値の推移から、運用の方向性は十分ご確認できるはずです。

注)四捨五入の関係で、合計金額が多少合わないこともありますが、ご了解ください。

月利推移

まず、金融総資産※2の運用益ベース月利推移を確認します。「運用益ベース月利」とは、その月の運用益(FX/CFDの運用益+低リスク資産の運用益)を月末時点の金融総資産で割った、月ごとの成績です。「運用益ベース月利平均」は2023年12月以降の月利の単純平均で、「運用益ベース年初来」はその年の1月から当月までの月利を複利でつないだ累計を指します。入金・出金そのものは運用益に含めていないため、積み立てや取り崩しによる資産の増減は反映されません。

また、FX/CFDの運用益は実績値を用いており、FX/CFD口座の評価損益の変動は含まれません。そのため、月利がプラスでも金融総資産が減少する月があります。

本指標は、xFIRE後を見据えて「運用益で生活費を賄えるか」を確認するためのものです。総資産の増減は、後述の「金融総資産推移」と「資産寿命」で確認します。

注)※2:本記事における「金融総資産」は安全資産+リスク資産(家計全体の資産)を指します。FX/CFDの週次・月次報告で使用する「FX/CFD総資産」(FXおよびCFDの口座資産+未実現スワップポイントの合計)とは対象範囲が異なりますので、ご留意ください。

  • 運用益ベース月利実績:1.0%
  • 運用益ベース月利平均:1.0%
  • 運用益ベース年初来:13.0%(24年 / 25年の年利:11.2% / 11.3%)

今月の運用益ベース月利は1.0%で、平均(1.0%)と同等の結果になりました。年初来の運用益ベースは13.0%です。

金融総資産推移

次に金融総資産の推移です。atabows家は2019年3月に海外駐在から帰国し、6月から家族のNISAを開始しました。そこで、2019年6月末の金融総資産(安全資産+リスク資産)を起点(100%)として資産推移を見ていきます。

  • 金融総資産:379%
  • 年初来増加率:10.5%

前月(385%)より若干減少しましたが、起点時と比べて金融総資産は約3.8倍に成長し、6月の最高水準(390%)に肉薄しています。

注記:諸事情により、2026年2月よりNISAでの『オルカン』の購入を一時中断しています。

ポートフォリオ比率

次に、金融総資産のポートフォリオの比率を確認します。

  • リスク資産:62%
  • 安全資産:38%

今月末時点のリスク資産と安全資産の比率は「62%:38%」です。リスク資産比率が目安を超えていますが、xFIREに向けて最後の資産拡大フェーズと捉え、もうしばらく様子を見ます。

拡大積み立てとリバランスの判定

一方、暴落時の拡大積み立ての目安も確認しておきましょう。ベンチマークには『オルカン』を使用しています。

月末の終値が直近高値に対して96.7%でしたので、運用方針に基づき、来月の拡大積み立ては発動しません。

また、前述のとおりリスク資産比率は目安を超えていますが、今月はリバランスを実施しません。

ポートフォリオ暦年推移

次に、安全資産とリスク資産が暦年でどう変化していったのか、前年・前々年の同月と比較してみます。金融総資産推移と同じく、2019年6月末の金融総資産を起点(100%)としています。

【暦年資産推移】

  • 24年10月時の金融総資産:277%
    • 安全資産:136%
    • リスク資産:141%
  • 25年10月時の金融総資産:329%
    • 安全資産:139%
    • リスク資産:190%
  • 26年10月時の金融総資産:379%(前年同月比:+50pt)
    • 安全資産:144%(同上:+5pt)
    • リスク資産:235%(同上:+45pt)

2019年6月末を起点(100%)として10月の資産を直近3年(24年・25年・26年)で比較すると、金融総資産は277%→329%→379%へと極めて順調に拡大していることが分かります。これは、次に示すCAGR(年平均成長率)からも確認できます。

【CAGR(年平均成長率)】

下表は2019年6月~2026年10月(88ヶ月間)におけるCAGRとなります。

この期間のCAGRを見ると、金融総資産は年平均で20%という高いペースで成長しています。安全資産が8%にとどまる一方、リスク資産は45%と大きく伸びており、投資の力(積み立て+複利効果)が資産拡大の原動力となったことが数字から確認できました。なお、CAGRは積み立てなどの入金を含む資産の成長率であり、運用益ベースの年利(24年:11.2%、25年:11.3%)とは異なる指標です。

バケツ戦略/資産寿命の確認

バケツ資産の寿命

資産取り崩し開始後における『バケツ戦略』については、リンク先の記事をご参照ください。ここでは、本戦略に基づいて生活費に対する資産寿命を確認します。

それぞれのバケツの資産内容は以下のとおりです。

  • 短期バケツ:現金(普通預金、短期の定期預金)
  • 中期バケツ:不況時のバッファ資産および60歳以降に受給するもの
    • 安全資産:現金、定期預金、『10年変動金利型国債』、年金型保険、企業年金、確定拠出年金(定期分)など、元本保証型の資産
    • 低リスク資産:NISAによるインデックス投資、確定拠出年金(外国株式分)など
  • 長期バケツ:フロー収入を創出するリスク資産(FX/CFD、暗号資産などの「高リスク資産」)

1年間の生活費(=毎月の想定生活費の13ヶ月分)に対し、各バケツの資産が何年分あるかを確認します。

なお、本記事における「想定生活費」「生活費」は『資産の取り崩しルール~バケツ戦略~』で定義したものです。

  • 想定生活費:前年(暦年)の基礎生活費実績の平均を100%とした基準値
  • 生活費:想定生活費の13ヶ月分を「1年」として管理する単位(バケツの大きさの原単位)

今月末時点での各バケツの資産寿命は以下のとおりです※3(カッコ内は前月比)。

  • 短期バケツ:1.2年(±0.0年)/ 目標 2.0年
  • 中期バケツ:9.2年(±0.0年)/ 目標 10.0年
    • 安全資産:4.3年(±0.0年)
    • 低リスク資産:4.9年(±0.0年)
  • 長期バケツ:4.0年(▲0.2年)/ 目標 6.0年
  • 合計:14.3年(▲0.2年)/ 目標18.0年

注)※3:四捨五入の関係で小計と合計が一致しない場合があります。

合計で前月比▲0.2年と、ほぼ横ばいとなりました。

日経平均は、前月と比べて月次終値ベースで約4,600円(67,091円 ⇒ 62,444円)の下落があったにもかかわらず、中期バケツは前月同様、長期バケツも▲0.2年にとどまりました。

バケツ資産の推移

バケツ戦略に基づく資産寿命の推移として、バケツ資産(金融総資産)の推移を確認します。資産寿命は、単純な総額の推移ではなく、「その時点の生活レベルで、あと何年暮らせるか」という、より実践的な指標です。

  • 23年12月末:9.6年
  • 24年12月末:11.5年
  • 25年12月末:13.6年
  • 26年10月末:14.3年

まとめ

最後に、今月の総括および翌月の方針をまとめて終わりたいと思います。

まとめ

今月の総括

  • 運用益ベース
    • 月利:1.0%
    • 年初来:13.0%
  • 金融総資産
    • 2019年6月末起点:379%
    • 年初来:10.5%
  • ポートフォリオ(リスク資産:安全資産)= 62%:38% ⇒ リバランスの実施なし
  • 『オルカン』の対直近高値率:96.7% ⇒ 拡大積み立ての発動なし
  • 資産寿命:合計14.3年
    • 短期バケツ:1.2年
    • 中期バケツ:9.2年
    • 長期バケツ:4.0年

翌月の方針

  • 特段の変更なし(投資方針に従い運用を継続)

投資は自己責任でお願いします。

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