こんにちは、atabowsです。
現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。
2006年にFXを始めてから20年が経ち、試行錯誤の末2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別のブログで詳しく解説します。
当ブログはFX/CFD投資の運用方針や実績の記録がメインですが、今後は安全資産や低リスク資産も含めた投資全般についても記録を残していく予定です。
そこで当ブログでは、以下3本立てで毎月の運用実績を分析していきたいと思います。
- 26年5月の高リスク資産(FX/CFD)の運用実績 *本記事
- 26年5月の全体資産における運用実績
- 26年5月の資産の取り崩し(バケツ戦略の検証)

というわけで、今回は『26年5月のFX/CFD運用実績』について報告します。
本稿の目的は以下の通りです。
- 今月の取引実績の振り返り
- 運用実績が、運用方針やKPI、2026年上半期の運用方針に沿っているかの確認
- 毎月の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌月の運用方針への反映
FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は以下となります。
運用方針・KPIの確認
まず、原点に立ち返り、運用方針とKPI(Key Performance Indicator:数値目標)を確認しておきます。
- 航路を守れ! by ジョン・C・ボーグル
- KPIの優先順位は、合計の未使用率>>>スワップ系&リピート系の未使用率>>合計の利益率>スワップ系&リピート系の利益率
- 運用実績が目標値以上になった場合、または未使用率が目標値以下になってしまう場合は追加設定を行わない
| 取引区分 | 月利 | 年利 | 未使用率 | リピート系 運用比率 |
|---|---|---|---|---|
| スワップ系 | 4.5~5.5% | 54~66% | 40%以上 | |
| リピート系 | 1.5~2.5% | 18~30% | 40%以上 | |
| 合計 | 2.0~3.0% | 24~36% | 40%以上 | 26%以上 |
26年上半期(26年1月~6月)の運用方針より、KPIを見直しました。
それでは、今月の運用がこのKPIに対してどのような結果となったのか、詳しく見ていきましょう。
運用実績(未使用率・運用益・月利)
まずは、今月の運用実績を振り返っていきます。
現在、atabowsが行っている取引は以下の通りです。
| 取引区分 | 取引会社 | 備考 |
|---|---|---|
| スワップ系(新興国) | ヒロセ通商 | ・新興国のスワップ狙い ・TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY |
| スワップ系(TRY) | セントラル短資 | ・法人口座開設までの暫定取引 ・新興国(TRY/JPY)のスワップ狙い |
| リピート系(FX) | 松井証券 | ・リピート取引(自動) ・主要6通貨 |
| リピート系(USD) | GMO外貨の外貨ex | (運用停止中) |
| リピート系(CFD) | GMO外貨の外貨exCFD | ・リピート取引(手動) ・裁量取引 ・日本225のCFD |
なお、外貨exにおけるFXおよびCFDの裁量取引については、運用損益が少額のため、集計上はそれぞれ主取引の区分に含めています。裁量取引の運用損益比率が10%程度に達した時点で、集計方法を変更する予定です。
未使用率(KPIの達成状況)
まずは、リスク管理の指標である未使用率(総資産に占める未使用金の割合)を確認します。(カッコ内は前月実績)。

- スワップ系:50.1%(50.1%)
- ヒロセ通商:45.0%(45.1%)
- セントラル短資:49.1%(48.3%)
- 外貨ex(FX):100.0%(100.0%)
- リピート系*1:52.6%(50.3%)
- 松井証券:対象外
- 外貨ex(CFD):52.6%(50.3%)
- 合計:51.0%(50.1%)
2026年は未使用率KPIを40%で統一しました。今月もすべての区分でKPIをクリアしています。
*注1:松井証券および外貨ex(CFD)の積極部分は『為替王』さんの『リピートFX資金目安』および『日経リピートCFD』に基づくため単体KPIは対象外(資産全体の計算には含む)
未使用率KPIは指標としませんが、一方で松井証券と外貨exの積極運用部分の取引手法がどれだけの評価損を抱えているかをモニターし、将来的な運用方針の判断材料にします。
詳細については、最新の週次報告をご参照ください。
最新の週次報告:『週次報告-139』より(カッコ内は前週実績)
- 松井証券(投資金額100万円に対して):▲0.1%(▲0.5%)
- 外貨ex(CFD)
- 積極運用部分(投資金額200万円に対して):15.2%(8.7%)
- 全体(口座残高631万円に対して):24.7%(18.5%)
運用益(月利)の状況と評価
次に、今月の運用益を月利ベース(運用益 ÷ 総資産 × 100)で確認します。(カッコ内は前月実績)。

- スワップ系:3.9%(4.9%)
- ヒロセ通商:4.3%(5.7%)
- セントラル短資:4.1%(4.7%)
- 外貨ex(FX):0.0%(0.0%)
- リピート系:2.6%(4.3%)
- 松井証券:1.5%(1.6%)
- 外貨ex(CFD):2.8%(4.7%)
- 合計:3.3%(4.6%)
今月はスワップはKPI未達、リピート系と合計はKPIを上回る結果となりました。
スワップ系に関して、4月に5月初旬分のスワップポイントを先取りしていましたので、今月はその分少し控えめな結果となりましたが、合計では3.3%と十分に満足いく結果で終わることができました。
利回りの推移と今後の戦略
利回りの推移をグラフで確認します。

2023年はリピート系が牽引役でしたが、2024年以降はスワップ系が運用を主導していますが、ここ最近はリピート系もなかなか良い感じです。
基本方針は変わりません。スワップ系で着実にインカムゲインを積み上げ、リピート系で市場の波を捉えてキャピタルゲインを得る。この「両輪」での投資を継続していきます。
運用益(金額)の実績
最後に、今月の運用益(金額ベース)です(カッコ内は前月実績)。

- スワップ系:289,109円(348,741円)
- ヒロセ通商:188,004円(238,355円)
- セントラル短資:101,105円(110,386円)
- 外貨ex(FX):0円(0円)
- リピート系:192,106円(305,570円)
- 松井証券:16,275円(16,644円)
- 外貨ex(CFD):175,106円(288,926円)
- 合計:481,215円(654,311円)
合計の運用益は481,215円となりました。資産規模が大きくなってきましたので、月利3%を確保できればそれなりの運用益となります。
なお、今月は「損出し・手仕舞い・スポット取引」といった一時的な対策を行わず、通常の取引のみでこの運用益を達成しました。そのため、一時的な対策による損益を考慮する必要のない、純粋な月間実績となります。
資産の状況
資産の全体構造
ここでは、資産全体の流れを整理します。「総資産」は口座残高に「未実現スワップポイント」を加えた確定金額とし、「口座清算価値」はそこに為替差損益(含み損益)を加味した金額として定義しています。

- 口座資産:1,091万円(1,072万円)
- 未実現SWP:379万円(350万円)
- 総資産:1,470万円(1,422万円)
- 為替差損益:237万円(136万円)
- 口座清算価値:1,707万円(1,558万円)
今月も「口座資産 < 総資産 < 口座清算価値」という理想的な構図を維持できています。市場環境に左右される部分もありますが、この右肩上がりの不等式が成立している状態が、精神衛生上もっとも落ち着きます。
評価損益の内訳
さらに、評価損益(未実現SWP+為替差損益)の中身を詳しく確認します。

- 評価損益合計:616万円(486万円)
為替差損益・総資産・口座清算価値
本章の最後に、為替差損益・総資産・口座清算価値の推移を掲載します。

25年4月にトランプ関税の影響で為替差損が出ましたが、その後は増加傾向が続いています。総資産と口座清算価値も右肩上がりで推移しています。
運用益の推移・投資回収比率
今月の単月実績に続き、ここからは視点を広げて「これまでの運用益の推移」を振り返っていきます。
2026年累計運用益と対前年比
まずは、2026年の累計運用益と対25年累計比率をグラフで確認します。

棒グラフは2024年・2025年の累計運用利益を表し、折れ線グラフは25年末を起点とした月利シミュレーションライン(2.0%、2.5%、3.0%の複利ベース)を示しています。グラフでは分かりにくいですが、 2月時点での推移は紫色の「月利3.0%ライン」を上回るペースで進捗しています。
また、赤色の折れ線グラフで示した「対25年累計比率」にも注目です。 5月末時点で85.6%に達しており、単純な月割り目標である41.7%(100% × 5ヶ月 ÷ 12ヶ月)を大幅に超過しています。昨年は9月時点で前年超えを達成していますが、今年は来月にも達成しそうな勢いです。
運用益の履歴
続いて、これまでの運用益の「履歴」を整理します。カッコ内は損出し・手仕舞い・スポット取引等の一時的な対策実施後の金額(総合計)、最少益・最高益は月間の数値、月平均は毎月の単純平均値です。
- 合計:▲137,842円
- 年平均:▲13,784円
- 利回り:10.3%
- 最少益:▲8,710円
- 最高益:45,069円
- 合計:393,012円
- 月平均:32,751円
- 利回り:5.7%
- 最少益:▲51,738円
- 最高益:101,228円
- 合計:212,309円
- 月平均:17,692円
- 利回り:10.2%
- 最少益:▲66,139円
- 最高益:40,140円
- 合計:278,474円
- 月平均:23,276円
- 利回り:10.5%
- 最少益:11,505円
- 最高益:82,804円
- 合計:648,455円 (371,934円)
- 月平均:54,038円(30,995円)
- 利回り:20.1%
- 最少益:69,894円 / 月利1.1%
- 最高益:144,000円 /月利2.1%
- 合計:1,398,323円 (734,805円)
- 月平均:116,527円(61,234円) / 月利1.7%
- 利回り:18.4%
- 最少益:109,408円 / 月利1.5%
- 最高益:184,551円 / 月利2.0%
- 合計:1,690,151円(1,002,566円)
- 月平均:140,846円(83,547円) / 月利1.7%
- 利回り:24.4%
- 最少益:134,780円 / 月利1.4%
- 最高益:355,283円 / 月利3.0%
- 合計:2,887,963円(3,093,580円)
- 月平均:240,664円(257,798円)/ 月利2.3%
- 26年1月:436,424円 / 月利3.5%(470,438円)
- 26年2月:347,293円 / 月利2.7%(700,280円)
- 26年3月:553,704円 / 月利4.1%
- 26年4月:654,311円 / 月利4.6%
- 26年5月:481,215円 / 月利3.3%
- 累計:2,472,947円(2,849,948円)
- 月平均:494,589円 / 月利3.6%(各月の単純平均)
投資回収比率の進捗
最後に、累計獲得金額が投資金額に占める割合、すなわち「投資回収比率」を確認します。累計獲得金額は2009年からの累積金額となります(カッコ内は前月実績値)。
- 投資金額:7,349,976円(7,349,976円)
- 累計獲得金額:9,843,784(9,364,069円)
- 投資回収比率:133.9%(127.4%)
投資回収比率が100%を超えれば、投資資金をすべて回収したことになります。25年12月に100%を超えました。とはいえ、これまでは運用益は100%再投資に回していますので、これを再投資以外の目的で活用して初めて真の回収といえるのでしょう。引き続きモニタリングを続けていきます。
運用状態
最後に、現在の運用状態を確認します。 詳細は『2026年上半期(1~6月)の運用方針』に譲りますが、現状の判定は以下の通りです。

- 未使用率:(判定:Ⅰ)(前月判定:Ⅰ)
- スワップ系計:50.1%(50.1%)
- リピート系計:52.6%(50.3%)
- 合計:51.0%(50.1%)
- リピート系運用率:(判定:A)(前月判定:A)
- 直近3ヶ月間:44.7%(43.9%)
- 今月(参考):39.9%(46.7%)
- 以上より、今週の運用状態は「運用加速期(Ⅰ-A)」と判定(前月判定:Ⅰ-A)
現在、「リスク対策(円高への備え)」を継続中ですので、安全率は高めに維持しています。
xFIREに向けたポートフォリオ(目標ポートフォリオ)
ここからは、xFIRE達成時(月間期待収益75万円/手取り50万円)の目標ポートフォリオに対する進捗を確認します。(考え方の詳細は『週次報告-137』を参照)。
目標ポートフォリオ
高リスク資産(FX/CFD運用)の目標ポートフォリオ(総資産および期待収益)は下記となります。
現状、合計月利3%(スワップ系3.6%、リピート系2.5%)を維持できれば、27年末に総資産2,500万円を達成できる見込みです。

このポートフォリオにより、月間期待収益75万円(手取り収入50万円)の実現を目指します。
実績 vs 目標値
それぞれの区分(スワップ系、リピート系)およびその合計について、以下に実績と目標値を比較してみます。

- スワップ系:28.9万円(今月の目標:25.7万円)
- リピート系:2.5%(同:2.5%)
今月はスワップ系、リピート系共にKPIを達成することができました。翌月からはスワップ系の追加対策の影響もよりはっきり見えてくるはずです。
続いて合計です。

- 総資産:1,470万円(今月の目標:1,426万円)
- 月利:3.3%(同:3.0%)
総資産額、月利共に目標を達成することができました。
総資産額は1,470万円となり、この金額は26年6月の目標金額(1,468万円)に相当します。つまり1ヶ月の前倒しを実施できていることになりますので、このまま各区分で定めた翌月の方針を進めていきます。
翌月の方針
スワップ系
すでに26年8月並みの収益(3ヶ月前倒し)に達しているため「来月は建玉の追加は実施せず」未使用率の積み上げによる「通常化」を進めます。
リピート系(FX)
運用資金&利益率は少ないですが、3本目の矢として淡々と継続します。
リピート系(CFD)
日本225が設定レンジ(上限65,000円)を急激に超えたため、来月前半は「65,000円超の部分は間隔を広げて様子見」とします。ヒットしない場合は、評価益のある建玉を決済する「ハイブリッド決済ルール」を適用し、全体の月利3.0%を確保します。
目標ポートフォリオ達成率
最後に、現在の立ち位置と、直近1年の平均パフォーマンスです。目標の半分を超え、xFIREへのカウントダウンが順調に進んでいます。

- 総資産達成率:59%(1,470万円 / 目標2,500万円*2)
- スワップ系:52%(734万円 / 目標1,400万円)
- リピート系:74%(736万円/ 目標1,000万円)
- 運用益1年平均(月利):3.0%
- スワップ系:4.5%
- リピート系:1.9%
*注2:目標の2,500万円には、予備費100万円を含む
まとめ
まとめとして、今月の総括および翌月の方針です。
今月の総括
- 運用状態:運用加速期(Ⅰ-A)
- 未使用率:全区分でKPIクリア
- スワップ系:50.1%
- リピート系:52.6%
- 合計:51.0%
- 運用益(月利):スワップ系はKPI未達、リピート系、合計はKPIをクリア
- 運用益(額):481,215円(一時対策含む総合計:481,215円)
- 26年累計運用益:2,472,947円(対25年合計比:85.6%)
- 一時対策含む総累計:2,859,948円
- 対目標ポートフォリオ達成率:59%
翌月の方針
- 「リスク対策」の継続実施
- 2026年上半期の運用方針に基づいた運用
- スワップ系:建玉の追加は行わなず、未使用率の向上に努める
- リピート系(FX):取引方針通りとし、レートがレンジ内にあるかモニタリングを継続
- リピート系(CFD)
- 当面は現在の運用を継続しつつ、急激な上昇局面では間隔を空けて対応
- 月末に全体の収益が3.0%に満たない場合、保有建玉の決済により調整
上記の元となる2026年上半期(1~6月)の運用方針については、こちらのリンクを参照してください。
その他の高リスク資産
次に、その他の高リスク資産の実績を紹介したいと思います。atabowsはFX/CFDの他に少額ですがビットコインを保有しています。
ビットコインに関して、atabowsはGMOコインで運用をしています。24年2月までは毎月の積み立て投資をしていましたが、レートが高騰したことから、24年3月以降は毎月の積み立ては行っていません。レートが暴落した際は、スポット買いをするかもしれません。
ビットコインの保有資産は以下の通りです。
| 保有数量 | 平均購入レート | 投資金額 |
| 0.0496BTC | 3,856,779円/BTC | 191,360円 |
この投資に対して、今月末時点での資産を確認しておきます。

評価額は、対投資比率296%、対先月比93%の57万円となりました。2026年初の評価額が77万円でしたので、ビットコインの成績は相変わらず芳しくありません。逆を言えば、今のうちに少額積み立てを再開するという手もありそうです。
サラリーマンを退職して給与収入がなくなるまで保有し続け、その頃には評価額が投資額の100倍になっていることを期待しています。
と、今年に入ってずっと同じことを繰り返していますが。。
投資は自己責任でお願いします。

