みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びFXとCFDでリピート系の投資を行っています。
2006年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別のブログにまとめていきます。
atabowsのブログは、FX/CFD投資の運用方針や運用実績の記録を残すものがメインとなっていますが、安全資産及び低リスク資産も含めた投資全般についても記録を残していきたいと思っています。
そこで、本記事も含めて、毎月の運用実績は下記のように分析をしていきたいと思います。

今回は、24年12月のFX/CFD運用実績について報告します。
本稿の目的は下記となります。
- 今月の取引実績を振り返っておきたい
- 運用実績が、運用方針やKPI、2024年後半の運用方針にに沿っているか確認する
- 毎月の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌月の運用方針に反映する
FX投資の詳しい投資方針&KPIについては、こちらのリンクを参照してください。
atabowsの実際の設定内容については、こちらのリンクを参照してください。
スワップ系の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。
リピート系(FX)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。
リピート系(CFD)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。
2025年前半(1~6月)の運用方針については、こちらのリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は下記となります。
運用方針、KPIの確認
まず最初に、初心忘れるべからずと言うことで、運用方針およびKPIを確認しておきます。KPIとはKey Performance Indicatorの略で数値目標を指します。
- 航路を守れ! by ジョン・C・ボーグル
- KPIの優先順位は、合計の未使用率>>>スワップ系&リピート系の未使用率>>合計の利益率>スワップ系&リピート系の利益率
- 運用実績が目標値以上になった場合、または未使用率が目標値以下になってしまう場合は追加設定を行わない
| 取引方式 | 月利 | 未使用率 |
| スワップ系 | 1.5~2.0% | 30%以上* |
| リピート系 | 1.5~2.5% | 30%以上 |
| 合計 | 1.5~2.0% | 30%以上 |
注記:月利および未使用率は集計時点での総資産(口座資産と未確定SWPの合計)に対しての割合と定義しています。
atabowsは、長期的に安定した運用を目指していますので、このあたりのKPIが心地よい値と感じています。
24年8月より、全ての未使用率KPIを30%以上としました。
運用実績(未使用率、運用益、月利)
それでは、今月の運用実績を見ていきましょう。
atabowsはスワップ系はヒロセ通商、セントラル短資、外貨exで取引をしています。また、リピート系の内、FXは松井証券、CFDはGMO外貨の外貨ex CFDにて取引をしています。
それでは、まず最初に未使用率を確認しておきます。

スワップ系は40.9%、リピート系全体では33.5%、その内訳としてFXは32.9%、CFDは34.2%、合計では36.1%といずれもKPIをクリアしています。
次に運用益です。スワップ系は会社毎、リピート系はFXとCFDの区分けで集計していきます。

スワップ系は月利2.6%、リピート系は1.3%、合計では1.9%となり、スワップ系はKPI以上、リピート系はKPI以下、合計ではKPIを達成することができました。
スワップ系に関して、今月もKPI上限以上の結果となりました。年末年始のスワップ調整にて、1月1週目のスワップポイントを先取りした形になります。この分を差し引いても今月もスワップ系には大変お世話になりました。
但し、今後は新興国通貨も政策金利を下げてくることが予想され、それに伴いスワップ付与率も減少してきますので、取引方針に従い定期的に建玉を追加していきます。
因みに、スワップ系でセントラル短資の月利が突出して高いのは、建玉の平均レートが5.5円と、実勢レート(24年12月末時点で7.5円)と比べて大幅に低いこと、また万が一ストップロスにあった場合は、取引を手仕舞いするという方針を立てているので、投資資金を定期的に引き出ししているためです。
リピート系に関して、今月もKPIを若干ですが未達という結果となりました。
FXに関しては、7通貨(USD、EUR、AUD、CAD、GBP、NZD、MXN、いずれもクロス円)で取引していますが、約定回数が少なく、今月もKPIを達成することができませんでした。巻末にて来年の取引方針を検討したいと思います。
一方、CFDに関しても、利回りは1.3%とKPIを達成することができませんでした。設定については取引方針を守っていますので、こちらは1月も現状をキープしていきたいと思います。
次に、運用益を取引方式別に見るとこのようになります。直近4ヶ月平均と比較しています。

スワップ系の運用益は111,930円となり、直近4ヶ月平均と比べてもそれを上回る結果となりました。また、合計についてもスワップ系がけん引した形で、176,714円と平均を上回る結果となりました。
利回りの推移をグラフにするとこのようになります。

昨年はリピート系(青色棒グラフ)、今年はスワップ系(緑色棒グラフ)がけん引していることがわかります。スワップ系は、今後政策金利の引き下げに伴い減少方向に行くことが想定されますので、建玉の追加による利回り確保を図りつつ、リピート系の利回り改善策を考えていきたいと思います。とはいえ、直近6ヶ月の平均利回り(紫色折れ線グラフ)は横ばいで安定していますので、大きな方針変更は考えていません。
毎月の繰り返しになりますが、スワップ系は、ひたすら建玉を構築することで、安定的にインカムゲインを獲得、リピート系は、設定内で繰り返し約定することで、市場の値動きを捉えキャピタルゲインを獲得、という両輪の投資を継続していきたいと思います。
口座資産(評価損益、総資産、口座清算価値)
つづいて、口座資産を見ていきます。
まずは、ウォーターフォールで資産全体の流れを把握します。総資産は、口座資産および未実現SWPの合計で、確定している金額です。これに対し、口座清算価値は、総資産に為替差損益を加えたものとなり、為替の影響受け変動します。

為替差損益に関し、今月は全面的に円安方向に進んだため、先月の47万円から106万円と約60万円程増加しました。
従いまして、今月も資産の構図としては、
口座資産 < 総資産 < 口座清算価値
となっています。為替差損益は、コントロールが出来ない部分ではありますが、精神的には、この形(口座資産 < 総資産 < 口座清算価値)が落ち着きます。
次に、未実現SWPと為替差損益の合計である評価損益について、もう少し細かく見ていきましょう。

atabowsは、スワップ系では暴落時に断続的に追加投資を行い、結果的に底値圏で建玉を持てたこと(いわゆるナンピン買い)により、MXN/JPY, ZAR/JPYにおいて大幅な評価益がでています。一方、TRY/JPYに関しては、23年/24年の累計で1,148,691円の損出しを実施したこと(すごい金額ですね!)、これに伴い建玉を買い直すことで平均レートが下がったことから、12月末時点でプラス121,066円とついに評価損益がプラスになりました。
また、リピート系に関しても、レートが円高傾向にあるときに長期保有用の建玉を持った結果、評価損を薄めることが出来ていますし、円安方向にレンジが外れた場合は、やみくもに追従するということも行っていません。これにより、atabowsは類似の方針で取引を行っている方達と比べて、評価損は少ない運用ができていると思います。
上記を裏付けるデータとして、リピート系の確定損益および評価損益を確認しておきます。金額は、最高額と当月の評価額を表しています。確定損益に比べて評価損益が小さいことがわかります。今月の評価損はわずかに▲20,161円となっています。
但し、これは単純に喜べる話ではありません。これはリピート系の源泉となる建玉が少ないことを意味していますので、何らかの対策が必要かもしれません。別途検討したいと思います。

本章の最後に、評価損益、総資産、口座清算価値の推移を見ておきましょう。金額は、最高額及び当月の評価損益と口座清算価値を表しています。

ついに月次ベースで口座清算価値が1千万円の大台に乗ることができました。来年はどこまで伸ばせるか楽しみです。
獲得利益の推移、投資回収比率
獲得利益の推移です(カッコ内は損出し実施後の金額、最小益・最高益は月間)。
- 合計:▲137,842円
- 年平均:▲13,784円
- 利回り:10.3%
- 最少益:▲8,710円
- 最高益:45,069円
- 合計:393,012円
- 月平均:32,751円
- 利回り:5.7%
- 最少益:▲51,738円
- 最高益:101,228円
- 合計:212,309円
- 月平均:17,692円
- 利回り:10.2%
- 最少益:▲66,139円
- 最高益:40,140円
- 合計:278,474円
- 月平均:23,276円
- 利回り:10.5%
- 最少益:11,505円
- 最高益:82,804円
- 合計:648,455円 (371,934円)
- 月平均:54,038円(30,995円)
- 利回り:20.1%
- 最少益:69,894円 / 月利1.1%
- 最高益:144,000円 /月利2.1%
- 合計:1,398,323円 (734,805円)
- 月平均:116,527円 / 月利1.7%(61,234円)
- 24年1月:112,026円 / 月利1.6%
- 24年2月:109,408円 / 月利1.5%
- 24年3月:128,429円 / 月利1.7%
- 24年4月:150,121円 / 月利2.0%
- 24年5月:111,845円 / 月利1.4%
- 24年6月:128,931円 / 月利1.5%(▲106,669円)
- 24年7月:138,678円 / 月利1.7%
- 24年8月:145,161円 / 月利1.7%(▲78,103円)
- 24年9月:162,049円 / 月利1.8%
- 24年10月:184,551円 / 月利2.0%
- 24年11月:142,237円 / 月利1.6%(21,915円)
- 24年12月:176,714円 / 月利1.9%(72,102円)
- 累計:1,690,151円 (1,002,566円)
- 月平均:140,846円 / 月利1.7%(83,547円)
累計獲得利益と対23年累計比率をグラフにします。
棒グラフは、累計の獲得利益(22年、23年、24年)を表します。また、緑色、水色、紫色の折れ線グラフは、23年末を起点として、それぞれ毎月複利ベースで1.5%、2.0%、2.5%で利益を獲得した場合の累積獲得利益を示しています。最後に、赤色の折れ線グラフは、対23年累計比率を表しています。

累積獲得利益に関して、2024年は12月末時点の棒グラフ(オレンジ色)が1.5%複利の緑色の折れ線グラフを大きく超えてフィニッシュすることがができました。
また、対23年累計比率が120.9%と23年末の実績も大きく超えることができました。
次に、累計獲得利益が投資金額に占める割合、すなわち投資回収比率を見てみます。累計獲得金額は2009年からの累積金額となります。
- 投資金額:6,949,976円
- 累計獲得金額:4,482,882円
- 投資回収比率:64.5%
投資回収比率が100%を超えれば、投資資金をすべて回収したことになりますが、atabowsの場合64%の資金を回収済みという状況です。
まとめ
まとめとして、今月の総括および翌月の方針です。
今月の総括
- 未使用率に関して、スワップ系は40.9%、リピート系の合計は33.5%、内訳としてFXは32.9%、CFDは34.2%、合計では36.1%といずれもKPIをクリアしている
- 運用益(月利)に関して、スワップ系は2.6%、リピート系は1.3%、合計では1.9%となり、スワップ系はKPI以上、リピート系はKPI以下、合計はKPIを達成することが出来た
- 運用益(額)に関して、176,714円となった
- 24年累計利回りに関して、対23年累計比120.9%となった
翌月の方針
- スワップ系に関して、建玉追加は実施しないが資金をリピート系に移動する
- リピート系に関して、方針に則り運用する
上記の元となる2024年後半(7~12月)の運用方針については、こちらのリンクを参照してください。
その他の高リスク資産
次に、その他の高リスク資産の実績を紹介たいと思います。atabowsは、FXの他に、少額ですがビットコインとレバレッジETFを保有しています。
ビットコインに関して、atabowsはGMOコインで運用をしています。24年2月迄は毎月の積み立て投資をしていましたが、レートが高騰したことから、24年3月以降は毎月の積み立ては行っていません。レートが暴落した際は、スポット買いをするかもしれません。
次に、レバレッジETFに関して、atabowsは楽天証券で運用をしています。こちらは積立投資ではなく相場が下がった時点で裁量購入し、その後はずっと保有し続けてしています。
➡ リピート系(CFD)の原資確保のため、レバレッジETFは5/29に全て手仕舞いしました。短期投資として、暴落時には再投資するかもしれません。
ビットコインとレバレッジETFの保有資産は以下の通りです。
| 保有数量 | 平均購入レート | 投資金額 |
| 0.0496BTC | 3,856,779円/BTC | 191,360円 |
この投資に対して、今月末時点での資産を確認しておきます。現在は、ビットコインのみ保有しています。

評価額は、対投資比率377%、対先月比102%となりました。
今後のビットコインの運用方針ですが、ビットコインの所得税は、雑所得で総合課税扱いとなりますので、給与収入と一緒に課税されてしまいます。従いまして、atabowsは、サラリーマンを辞めて給与収入が無くなるまで長期保有する予定です。その時には、評価額が投資額比で100倍くらいになっていると嬉しいですね。
おまけ(収益の分散に関する検証)
atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、
- 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
- 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)
がとても重要になってきます。そこで、ここでは毎月様々な切り口で、運用方針の見直しにつながるような検証していきたいと思います。
というわけで、第2回目のお題は『収益の分散に関する検証』としたいと思います。
背 景
atabowsは、運用の分散化を目的として、スワップ系とリピート系にて運用しています。このうちスワップ系に関して、新興国のトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドの3通貨による高レバレッジ*(といっても3倍以内ですが)、および先進国通貨として駐在終了時に持ち帰った10,000米ドルを低レバレッジ(2倍以内)で運用しています。また、リピート系に関しては、FX(7通貨)とCFD(日経225)にて資産運用をしています。
*注記:レバレッジ = 必要金額 ÷ 総資産
一方で、投資先を分散することでリスクの低減および収益の平準化を図っているつもりでいますが、実際に各取引区分における収益や資金効率等について、きちんと定量分析をしたことがなかったことから、ここでは直近6ヶ月の実績を考察することで、25年前半の運用方針に役立てたいと思います。
現在の状況と考察(24/7-12月の実績)
まずは、資産全体を俯瞰してみるため、総資産及び収益の実績を確認します。データは、総資産額及び月利に関しては24年12月末時点、収益に関しては24年7月~12月の月平均とします。

これに対する考察としては、以下のようになります。因みに、収益比率の理想形は、スワップ系とリピート系で50%:50%、且つリピート系のFXとCFDで25%:25%と考えています。
- スワップ系とリピート系の全体感で比較すると、資産比率(C列)は46%:54%とリピート系が多いが、収益比率(E列)は61%:39%と、スワップ系の方が多くなっている。結果、月利(F列)もそれぞれ2.3%、1.2%と、スワップ系の方が大きく、スワップ系はKPI達成、リピート系は未達成となっている
- 資産比率が約3割(28.7%)であるスワップ系(高リスク)が、収益比率の5割以上(53.0%)を出している
- 資産比率が約3割(29.5%)であるリピート系(FX)が、収益比率の約1.5割(14.1%)しか出せていない
これを踏まえ、25年前半の運用方針としては、
- スワップ系への投資は緩やかでよいが、スワップ系合計で100K¥/月を目指す
- リピート系(FX)の効率改善を目指す
をベースにしたいと思います。
次に、リピート系(FX)の取引通貨毎の月利および追加投資について考察をしたいと思います。まずは、実績の確認として、24年7月~12月のデータを整理します。

これに対する考察としては、以下のようになります。
- 月利(D列)に関し、USD/JPYもしくはGBP/JPYに優先的に投資したい
- 収益(C列)に関し、USD/JPYが一番高いが、1円のレンジ内における100通貨当たりの設定数(F列)で割った単位当たりの収益(G列)を見ると、USD/JPYとGBP/JPYが高い
- 追加設定するための必要金額(E列)に関し、GBP/JPYのほうがUSD/JPYより少ない金額となっているが、GBP/JPYはボラティリティが高く、レンジ外になるリスクがUSD/JPYと比べて高い
- USD/JPYは、基軸通貨であり、他通貨のベンチマークとしている
以上により、25年前半はUSD/JPYの追加設定を優先とします。また、次回の検証は、25年後半の運用方針を決定する前の25年5月に実施したいと思います。
投資は自己責任でお願いします。


