【投資全般 月次報告-1】24年3月の運用実績(資産寿命10.6年)

投資
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みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びリピート系の投資を行っています。

2009年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別ブログにまとめていきます。

atabowsの投資は、老後の生活資金における年金不足分を補うため、NISAを最大限活用しつつ、オルカンをはじめとしたインデックスによる投資がメインとなります。

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今回は、全体資産における24年3月の運用実績について報告します。

atabowsの資産形成の考え方については、こちらのリンクを参照してください。

atabowsの投資全般におけるリバランスの方針については、こちらのリンクを参照してください。

atabowsの資産取り崩し(バケツ戦略)については、こちらのリンクを参照してください。

本稿の目的は下記となります。

  • 今月の取引を振り返っておきたい
  • 運用実績を確認し、リバランスの要否を確認する
  • リバランスを実施した場合、ルール通りに行われたか記録を残す

老後資金およびxFIREに向けた資産形成の考え方については、こちらのリンクを参照してください。

投資全般におけるリバランスの方針については、こちらのリンクを参照してください。

資産取り崩し開始後におけるバケツ戦略については、こちらのリンクを参照してください。

FX投資における月次報告については、こちらのリンクを参照してください。

それでは本稿の目次は下記となります。

  1. 運用方針の確認
  2. 運用実績(資産推移、ポートフォリオ比率)
  3. 資産寿命の確認
  4. まとめ

運用方針の確認

まず最初に、ポートフォリオの確認をしておきます。あわせて安全資産とリスク資産の定義についてもおさらいをしておきます。いずれもリバランスの方針からの抜粋となります。

ポートフォリオ

atabowsはリタイア後のポートフォリオとしてはリスク資産と安全資産を50%ずつ保有する、いわゆるカウチポテトポートフォリオを目標としていますが、現在は会社員として労働収入を得ていますので、もう少しリスクをとっても良いと考えています。具体的には、

  リスク資産の比率を50~60%の間で推移させる

を基準においています。従いまして、年間の積み立て金も基本的にはこの比率で運用しています。

安全資産とリスク資産の定義

安全資産とは、元本保証型の資産のことを指します。具体的な対象物は下記となります。

またリスク資産とは、元本が保証されていない資産のことを指します。atabowsは、更にリスクやボラティリティの大きさ等により、リスク資産を低リスク資産と高リスク資産に分類しています。

低リスク資産の具体的な対象物は、下記となります。

  • インデックスの投資信託やETF

高リスク資産の具体的な対象物は、下記となります。

  • FX&CFD
  • レバレッジETF
  • 仮想通貨

次に運用方針(リバランスの方針)について確認をしておきます。atabowsはリバランスの手法として、下記の2つを考えています。

リバランスの手法としては、下記2種類を考えています。

  • 拡大積み立てによる修正:暴落時
  • リバランスによる修正:暴落時、好況時
拡大積み立て
  • 暴落の判断は、
  1. 判断指標として、S&P500を採用する
  2. 暴落の判断としては、毎月末の終値が直近高値から30%以上下落した場合、暴落ステージに入ったと判断する
  • 暴落ステージに入ったと判断された場合、拡大積み立てによりリスク資産を通常の積み立て時より多く買う
  • 具体的には、NISAの成長投資枠を使ってeMAXIS Slim(全世界株式)、いわゆるオルカンを購入する
  • 購入は1回/月とし、1回あたりの金額は10万円とする
  • 拡大積み立ての解除条件は、リスク資産の比率が55%を超えたとき、若しくは拡大積み立て用の予算(待機資金)がなくなったとき
リバランスによる修正
  • 5,11月末に比率を確認し、リバランスの発動要否を判定する。発動条件は、
  • リスク資産の比率が50%を下回っていた場合、若しくは60%を上回っていた場合、翌月にリバランスを発動する。
  • 具体的には、下記2案となるがノーセルリバランスでの対応を優先する
  1. 6,12月(ボーナス受取時)に実施する、低リスク資産と安全資産への資産配分を調整
  2. 保有資産間での移動(リスク資産⇔安全資産)

運用実績(資産推移、ポートフォリオ比率)

それでは今月の運用実績を見ていきましょう。FXの運用実績については、具体的な金額ベースで報告していますが、資産全体については生々しすぎるので指数で報告をしますが、方向性はこれでも十分確認できます。

まずは、資産の推移となります。ベンチマークとして、2023年12月末時点の安全資産、リスク資産、合計値をそれぞれ100%として偏差を確認します。

安全資産については、基本的に半年に1回(6月、12月)積み立てを行いますので、3月末時点での偏差はありません。リスク資産については、NISAにて積み立て投資を実施していること、FXの確定利益、リスク資産の評価額の偏差を受けて資産が増減します。24年3月末の時点で23年12月比で119%と絶好調に伸びています。これに伴い、資産合計でも同109%と順調に伸びています。

次に、ポートフォリオの比率を確認しておきます。

24年3月末時点でリスク資産:安全資産=49%:51%とリスク資産が目標である60%に届いていません。安全資産は基本的に6月、12月にまとめて積み立てしますので、このままで推移するようでしたら、6月の安全資産積み立て時にリバランスを実施します。

最後に拡大積み立て実施の要否について確認をしておきます。指標はS&P500を使います。

直近高値(A)
(’24/3/28)
’24/3終値(B)(B)/(A)
5,2635,25499.8%

直近高値比率ほぼ100%につき、来月は拡大積み立ては発動しません。

資産寿命の確認

資産取崩し開始後におけるバケツ戦略については、リンク先のブログを参照いただきたいのですが、ここではバケツ戦略に基づき、生活費に対して資産寿命がどれくらいあるのか、を確認しておきたいと思います。ここで1年間の必要生活費としましては、毎月の必要生活費の13ヶ月分と定義します。これに対して、各バケツ資産が何年分あるかという確認をします。またxFIREの目安としましては、トータルで20年以上と考えています。20年の妥当性につきましては、別途検討したいと思います。

24年3月末時点での各バケツの資産寿命は、短期バケツ:1.9年(目標2.0年)、中期バケツ:3.5年(同8.0年)、長期バケツ:5.2年(同10.0年)、合計で10.6年(同20.0年)ですので、まだ目標の半分程度の進捗率です。短期バケツはほぼ目標値を達成していることから、中期、長期バケツをいかに満たしていくかが課題となります。

具体的には、中期バケツに入れる資産として10年変動国債の購入、長期バケツに入れる資産としてNISA活用によるオルカンの購入を進めていきます。

まとめ

最後に、今月の総括および翌月の方針をまとめて終わりたいと思います。

  • 資産の推移は、安全資産が対2023年12月比で100%、リスク資産が同119%、合計が同109%となった
  • ポートフォリオはリスク資産:安全資産=49%:51%であった
  • S&P500の対直近高値率は、99.8%であった。従い、来月は拡大積み立ては発動しない
  • 資産寿命は、短期バケツ1.9年、中期バケツ3.5年、長期バケツ5.2年、合計10.6年(’23/12と比べて+0.9年)であった
  • 巡行運転につき、特段の対策・方針変更は行わない

投資は自己責任でお願いします。

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