【FX投資 月次報告-6】24年2月の運用実績(月利1.5%)

FX

みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びリピート系の投資を行っています。

2009年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別ブログにまとめていきます。

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今回は、24年2月FX運用実績について報告します。

本稿の目的は下記となります。

・今月の取引実績を振り返っておきたい

・運用実績が運用方針やKPI、2024年前半の運用方針に記載の方針に沿っているか確認したい

・毎月の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌月の運用方針に反映する

FX投資の詳しい投資方針&KPIについては、こちらのリンクを参照してください。

atabowsの実際の設定内容については、こちらのリンクを参照してください。

スワップ系の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

リピート系の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

2024年前半(1~6月)の運用方針については、こちらのリンクを参照してください。

それでは本稿の目次は下記となります。

  1. 運用方針、KPIの確認
  2. 運用実績(未使用率、運用益、月利)
  3. 口座資産(評価損益、口座清算価値、総資産)
  4. リピート系約定回数
  5. まとめ
  6. 獲得利益の推移
  7. その他の高リスク資産

運用方針、KPIの確認

まず最初に初心忘れるべからずと言うことで、運用方針およびKPIを確認しておきます。KPIとはKey Performance Indicatorの略で数値目標を指します。

運用方針
  • 航路を守れ! by ジョン・C・ボーグル
  • KPIの優先順位は、合計の未使用率>>>スワップ系&リピート系の未使用率>>合計の利益率>スワップ系&リピート系の利益率
  • 運用実績が目標値以上になった場合、または未使用率が目標値以下になってしまう場合は追加設定を行わない
KPI
取引方式月利未使用率
スワップ系1.5~2.0%20%以上*
リピート系1.5~2.5%30%以上
合計1.5~2.0%25%以上
*注記:スワップ系の未使用率については24年末には25%以上を目標とする

注記:月利および未使用率は集計時点での総資産(口座資産と未確定SWPの合計)に対しての割合と定義しています。

atabowsは長期的に安定した運用を目指していますので、このあたりのKPIが心地よい値と感じています。

運用実績(未使用率、運用益、月利)

それでは今月の運用実績を見ていきましょう。

atabowsはスワップ系はヒロセ通商セントラル短資外貨exで取引をしています。またリピート系は松井証券で取引しています。

まず最初に未使用率を確認しておきます。

今月もスワップ系、リピート系、合計のいずれもKPIをクリアしています。スワップ系の未使用率は24.2%となり、先月の22.3%と比べて1.9%程増加しました。2024年前半(1~6月)の運用方針で想定しているCase-1を織り込んだ場合でも、3月上旬にはKPIを達成できる見込みです。従いまして、4月から建玉の追加購入を再開する予定です。リピート系は、円高方向限定の追加縛りを解除して、通常運用を再開します。

次に運用益です。

運用益
取引方式運用益月利
  ヒロセ通商55,131円
  セントラル短資10,692円
  外貨ex14,376円
スワップ系合計80,199円1.9%
  松井証券29,920円
リピート系合計29,920円1.0%
合計110,119円1.5%

スワップ系は月利1.9%、リピート系は同1.0%となりました。その結果、合計では同1.5%となり、下限ぎりぎりではありますが、今月もKPIを達成しました。

スワップ系は過去最高の運用益および月利を記録しましたが、リピート系はクロス円のレートが軒並み設定レンジを外れたこと、およびクロス円以外でも約定回数が少なく低調な結果となりました。従いまして、合計としては直近4ヶ月平均を下回る運用益となりました。

利回りの推移をグラフにするとこのようになります。

注記:23年に税金対策として損出しを実施しましたが、月間利回りは損出し分は含まず通常運用をした場合で算出しています。

傾向として、

スワップ系は利回りが相対的に低い傾向にあるが安定している

リピート系は利回りが相対的に高い傾向にあるがボラティリティが高い

と感じています。従いまして、スワップ系はひたすら建玉を構築することで安定的にインカムゲインを獲得、リピート系は設定内で繰り返し約定することで市場の値動きを捉えキャピタルゲインを獲得、という両輪の投資を継続していきます。

口座資産(評価損益、口座清算価値、総資産)

評価損益、口座清算価値、総資産も確認しておきます。前年同月額と比べてみても順調に成長していっています。

評価損益
項目今月先月前年同月額
  ヒロセ通商1,112,670円1,022,428円
    TRY/JPY▲635,853円▲643,408円
    MXN/JPY1,479,010円1,399,600円
    ZAR/JPY269,514円266,237円
  セントラル短資427,670円403,250円
  外貨ex310,800円252,800円
  松井証券▲35,190円▲39,391円
評価損益合計1,815,190円1,639,087円162,880円
口座清算価値
項目今月先月前年同月額
  ヒロセ通商2,562,072円2,471,830円
  セントラル短資533,971円498,859円
  外貨ex1,974,489円1,886,113円
  松井証券2,958,547円2,924,426円
口座清算価値合計8,029,079円7,781,228円5,980,064円
総資産
項目今月先月前年同月額
  ヒロセ通商2,514,118円2,456,722円
  セントラル短資106,301円95,609円
  外貨ex1,663,689円1,633,313円
  松井証券2,993,737円2,963,817円
総資産合計7,277,845円7,149,461円6,425,150円
注記:総資産とは口座資産と未確定スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて口座に反映されます。

資産の推移をグラフで表すと下記のようになります。金額は評価損益と口座清算価値を表しています。

また、資産をウォーターフォールで見てみると下記のようになります。口座資産と未実現SWPの合計である総資産は確定分です。これに対し、集計時における口座清算価値は、総資産に為替差損益を加えたものとなります。

既に週次ベースでは達成していましたが、月次ベースにおいても口座清算価値が8百万円を超えてきました。

atabowsは、評価損益をはじめとする資産額についてはKPIの対象にしていませんが、やはりマイナス評価よりプラス評価の方が嬉しいですよね。

他の類似手法を行っている方のブログ等を見てもらえるとわかりますが、本来atabowsの投資手法ならば評価損益はマイナスになる傾向が強いと思います。

一方atabowsは、スワップ系では暴落時に追加投資を行い結果的に底値圏で建玉を持てたこと(いわゆるナンピン買い)により、MXN/JPY, ZAR/JPYにおいて大幅な評価益がでています。TRY/JPYは未だに評価損を抱えた状態ですが、それを相殺してさらにかなりの評価益の状態が築けています。

また、リピート系でもレートが円高傾向にあるときに長期保有用の建て玉を持った結果、評価損を薄めることが出来ていますし、円安方向にレンジが外れた場合は、やみくもに追従するということも行っていません。

これらの結果、合計ベースで評価益の状態がキープできています。安値圏になったときに追加購入ができる資金管理と実行する胆力が必要と考えています。

上記を裏付けるデータとして、リピート系の確定損益および評価損益を確認しておきます。確定益に対して評価損が少ないことが分かります。

リピート系約定回数

こちらはリピート系の約定回数です。当月を含む直近4ヶ月平均と比較します。

取引通貨約定回数4ヶ月平均
(対平均比)
 USD/JPY 0回
 EUR/JPY0回
 AUD/JPY8回
 CAD/JPY10回
 GBP/JPY0回
 NZD/JPY0回
 MXN/JPY11回
クロス円小計29回82回
(35%)
 EUR/GBP 1回
 AUD/NZD3回
 NZD/USD6回
 GBP/AUD 3回
 USD/CHF 2回
クロス円以外小計15回23回
(65%)
合 計44回105回
(42%)

クロス円のリピート回数は、直近4ヶ月平均比35%と大幅な減少となりました。また、クロス円以外のリピート回数も同65%と低調な結果となり、この結果を受けて合計としても同42%と平均の半分以下となりました。

クロス円については、MXN/JPY以外の通貨が全てレンジを外れたことからリピート回数が伸び悩みました。これを受けて、2/25より設定を変更して運用を開始しました。

クロス円以外の通貨については、先月同様、どの通貨もレートは仕掛けレンジ内に収まっていますが、あまり値動きがなかったためリピート回数が伸び悩みました。

リピート系の通貨毎の20224年累積を追っていきます。

対2023年比9%ですので、単純に100%を12ヶ月で割った場合(月8%、2月時累計は16%)と比べて出遅れていますが、今後の伸びに期待しましょう。

まとめ

まとめとして、今月の総括および翌月の方針です。

  • 運用益に関して、スワップ系(月利1.9%)、リピート系(同1.0%)、合計は1.5%となった
  • スワップ系に関して、運用方針に基づき、来月は建玉の追加購入は行わない
  • リピート系に関して、クロス円はレンジの設定見直しを実施した。スワップ系の未使用率が、3月上旬にルールを満足できる見込みが立ったことから、リピート系に関しては通常運用に戻す。クロス円以外の通貨に関しては、引き続き設定内容の見直しを図る

上記の元となる2024年前半(1~6月)の運用方針についてはこちらのリンクを参照してください。

獲得利益の推移

獲得利益の推移です(カッコ内は損出し実施後の決算上の金額)。

2022年

22年累計:648,455円 (371,934円)

22年月平均:54,038円(30,995円)

2023年

23年累計:1,398,323円 (734,805円)

23年月平均:116,527円(61,234円)

2024年

24年1月:114,438円

24年2月:110,119円

24年累計:224,557円

24年月平均:112,279円

2月までの累計は、昨年より好調です。クロス円の設定も変更しましたし、このままの好調を続けられるか楽しみです。

その他の高リスク資産

最後に、その他の高リスク資産の実績を紹介して終わりたいと思います。atabowsはFXの他に少額ですがビットコインとレバレッジETFを保有しています。

ビットコイン

atabowsは、GMOコインにてビットコインを運用しています。24年2月迄は毎月の積み立て投資をしていましたが、レートが高騰したことから3月からは、毎月の積み立ては行いません。レートが暴落した際、スポット買いをするかもしれません。

それでは、24年2月末時点での資産状況を確認しておきます。まずはビットコインの保有数および価格についてです。

保有数量平均購入レート現在レート
0.0496BTC3,856,779円/BTC9,158,000円/BTC

次に資産状況を確認します。

投資額時価評価総額損益率
191,360円455,122円238%

損益率は238%と2倍以上の含み益が出ている状況になっています。こちらもFXと同様に一時期は含み損を抱えた状態でしたが、継続積み立て&継続保有することで含み益の状態になってきました。但し、FXと違うのはビットコインの取引にはスワップ(金利)がつかないので、単純に現在のレートが平均購入レートを超えてこないと含み益になりません。

ビットコインの所得税は雑所得で総合課税扱いとなりますので、給与収入と一緒に課税されてしまいます。従いまして、atabowsはサラリーマンを辞めて給与収入が無くなるまで長期保有する予定です。

レバレッジETF

atabowsは楽天証券でレバレッジETFにも少額投資をしています。こちらは積立投資ではなく相場が下がった時点で裁量購入し、その後保有し続けてしています。

購入時
銘柄名保有数平均価格評価額¥/$円評価額
SPXL7$76.11$532.74128.12¥68,254
SOXL54$18.72$1,010.71128.16¥129,532
TECL24$35.31$847.47128.21¥108,654
合計$2,390.92¥306,440
24年2月の評価ベース
銘柄名保有数評価価格評価額¥/$円評価額
SPXL7$122.25$855.75150.10¥128,448
SOXL54$39.80$2,149.20150.10¥322,594
TECL24$77.28$1,854.72150.10¥278,393
合計$4,859.67¥729,435
評価損益$2,468.75
(203%)
¥422,995
(238%)

ドルベースで2,468ドル、円換算ベースで422,995円の評価益が出ています。こちらはビットコインとは違い、特定口座(源泉徴収あり)による取引ですので、必要な時に手仕舞いしてその利益&資金を有効活用したいと思っています。具体的にはCFD取引の原資に充てることを検討しています。

CFD取引のルールと取引履歴のリンクはコチラから

投資は自己責任でお願いします。

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