【FX/CFD投資 週次報告-99】25年8月18日~8月22日の運用実績

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こんにちは、atabowsです。

現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。

2006年にFXを始めてから十数年が経ち、試行錯誤の末2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別のブログで詳しく解説していきます。

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今回は、25年8月18日~年8月22日FX/CFD運用実績について報告します。

本稿では、以下を目的としています。

  • 今週の運用実績を軽く振り返っておきたい
  • 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載された方針に沿っているか確認したい
  • 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針に反映する

FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。

それでは、本稿の目次は以下となります。

  1. 運用実績(未使用率・運用益)
  2. 口座資産(評価損益・口座清算価値・総資産)
  3. リピート系/安定性の確認
  4. 運用状態
  5. まとめ
  6. おまけ(スワップ系(新興国)の積極運用に関する検討)

運用実績(未使用率・運用益)

それでは、今週の運用実績を振り返っていきましょう。

現在、atabowsが行っている取引は以下の通りです。

  • スワップ系(新興国):TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY(ヒロセ通商
  • スワップ系(USD):USD/JPY(GMO外貨の外貨ex
  • スワップ系(TRY):TRY/JPY(セントラル短資
  • リピート系(FX):USD/JPY他主要6通貨+MXN/JPY(松井証券
  • リピート系(CFD):日本225のCFD(GMO外貨の外貨exCFD

まずは未使用率の確認です(カッコ内は前週実績)。

  • スワップ系:43.1%(42.4%)
  • リピート系:41.7%(41.6%)
    • FX:36.5%(36.4%)
    • CFD:47.5%(47.4%)
  • 合計:42.1%(41.8%

全ての区分において、KPIで定めた未使用率をクリアしています。

注:スワップ系の未使用率はヒロセ通商での取引分(新興国)のみとなります。外貨exで取引しているUSD/JPY、およびセントラル短資で取引しているTRY/JPYは、ストップロスを設定した取引を行っている関係上、未使用率による管理は行っていません。

次に運用益を確認します(カッコ内は先週実績)。

  • スワップ系:33,527円(36,966円)
    • 新興国:26,680円(27,414円)
    • USD:3,817円(6,991円)
    • TRY:2,376円(2,561円)
  • リピート系:12,601円(24,829円)
    • FX:2,376円(3,534円)
    • CFD:10,225円(21,295円)
  • 合計:46,128円(61,795円)

今週のスワップ系とリピート系の合計運用益は、46,128円となりました。また、週間利益の目安である36,000~48,000円のレンジ内に収まる結果となりました。

*注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利1.5~2.0%を週ベースに換算した金額

取引口座別の週間利益の推移を棒グラフに、直近3ヶ月(13週)の平均を折れ線グラフで表します。

直近3ヶ月(13週)の平均に関しては、短期的には上下動(好不調)を繰り返しながらも、長期的には右肩上がりになることを想定しています。

口座資産(評価損益・口座清算価値・総資産)

評価損益・口座清算価値・総資産について確認します。こちらはある程度長いスパンで確認したいので、2025年初時点との比較を行います(カッコ内は前週実績)。

  • 評価損益:242万円(242万円)
  • 口座清算価:1,122万円(1,118万円)
  • 総資産:1,036万円(1,030万円)

評価損益は、各取引口座の為替差益とヒロセ通商の未実現スワップポイントの合計金額となります。集計時点における未実現スワップポイントは、156万円でしたので、為替差益は86万円(242万円-156万円)となりました。

為替はコントロールできないため、為替差益がマイナスになる時期もあります。但し、スワップポイントは着実に積み上がりますので、投資方針に従いながら淡々と運用を継続していきます。

注記:総資産とは、口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて口座に反映されます。

リピート系/安定性の確認

2024年以降の運用利回りを見ると、リピート系の利回りはスワップ系より低い傾向にあります。このため、リピート系の運用利回り向上に向けた考察を進めます。

ここで、リピート系投資において運用益を上げるための要素としては、以下の3点がポイントとなります。

  1. ボラティリティ:相場次第につき自分ではコントロール不可
  2. 取引単位数量:運用資金に依存、かつ未使用率KPIを守る必要があるため自分ではコントロール不可
  3. 設定レンジの中心付近を維持:安定性が向上し、投資資金の最適な配分の目安となる。追加の投資先についてはある程度コントロール可

ということで、#3の安定性を向上させることで、運用のブレを抑え長期的な利益確保につなげられると考えます。このため、リピート系の各取引において為替レート/日経225の株価の状態を5段階評価(シグナル判定)で確認します。

なお、各取引の評価基準は以下の通りです。

評価FXCFD
5レンジの中心50%内レンジの中心50%内
4レンジの中心75%内レンジの中心75%内
3レンジ内レンジ内
2レンジ上抜けレンジ上抜け
1レンジ下抜けレンジ下抜け

それでは、今週の状況を見てみましょう(カッコ内は前週の判定)。

  • 評価1:なし(なし)
  • 評価2:なし(なし)
  • 評価3:日経225(日経225)
  • 評価4: EUR/JPY(EUR/JPY)
  • 評価5:上記以外

今週も先週に引き続き、日経225が評価3、EUR/JPYが評価4、その他は評価が5となりました。

atabows的には、もう少し円高&株安に進んでもらったほうが、リピート系の建玉が蓄積されますのでありがたいです。

運用状態

本編の最後に、未使用率とリピート系の為替レート/日経225のシグナル判定を総合的に判断し、運用状態を確認します。

運用状態の定義については、2025年下半期(7~12月)の運用方針を参照してください。

運用状態
  • 未使用率:合計・スワップ系は40%以上、リピート系(FX・CFD)は共に35%以上とKPIを達成(安定期)
  • リピート系:日経225のシグナル判定は評価3、それ以外は評価4以上(減速期)
  • 以上により、今週の運用状態は減速期である

まとめ

最後にまとめとして、今週の総括および翌週の方針です。

運用方針については、2025年下半期(7~12月)の運用方針を参照してください。

今週の総括

  • 運用状態:減速期
  • 未使用率:全てKPIをクリア
    • スワップ系:43.1%
    • リピート系:41.7%(FX:36.5%・CFD:47.5%)
    • 合計:42.1%
  • 運用益:目安のレンジを上回った
    • スワップ系:33,527円
    • リピート系:12,601円
    • 合計:46,128円
  • シグナル判定:日経225は評価3、それ以外は評価4以上
  • 8月の累計運用益:167,404円

翌週の方針

  • スワップ系:
    • (新興国):未使用率(合計43.4%、新興国43.5%)が確保できた時点で建玉を追加する
    • (新興国):現有建玉にストップロスを設定し、同数を構築する(おまけ参照)
    • (USD/JPY):運用方針のとおり
    • (TRY/JPY):運用方針のとおり
  • リピート系:
    • FX:運用方針のとおり
    • CFD:Zone-5(上)の1/2ポジションを建てられるだけの未使用率(合計42.6%、CFD44.5%)を確保する

おまけ(スワップ系(新興国)の積極運用に関する検討)

atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、

  1. 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
  2. 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)
  3. 充実した取引ができていること(ワクワクする取引手法であること)

がとても重要になってきます。そこで、ここでは様々な切り口で、運用方針の見直しにつながるような検証していきたいと思います。

というわけで、今回のお題は『スワップ系(新興国)の積極運用に関する検討』としたいと思います。

過去の検証内容は、こちらの巻末に一覧があります。

前提条件

まず最初に、前提条件を整理しておきます。

  • 対象通貨:TRY/JPY
  • リスク水準は維持(積極運用設定後も未使用率は同水準)
  • 損出しの一環として実施

また、8月23日時点の資産状況を確認しておきます。

  • 未使用率:合計:42.1%、スワップ系:43.1%
  • 建玉の状況
    • 建玉数:1,050lot(1,050,000通貨)
    • 平均レート:3.759円
    • 評価損益:174,035円
      • 内、未実現スワップ:365,535円
      • 内、ポジション損益:▲192,500円

また、8月23日時点の高リスク資産合計の確定損益は1,007,984円となりますので、年末までを単純比率計算すると約150万円となります(1,007,984円÷234日x365日=1,572,282円)。

以上を踏まえて、積極運用の検討をしてみたいと思います。

検討内容ルール

ルールとしては、スワップ系(新興国)のMXN/JPYやZAR/JPYと同じコンセプトとします。

  • 現有の建玉に対してストップロス(SL)を設定、為替差損(ポジション損益)を確定。必要金額をリリース
  • リリースした必要金額で、現有と同数の建玉を購入する(建玉数が2倍に)

具体的には、

  • 現有建玉のSL:3.0円(為替差損▲796,950円、8/23時点での評価損益▲431,415円)
  • 追加建玉の指値:現有建玉の平均レート(3.759円)以下で自由設定
  • 短期的には円高予想のため、2段階で指値設定(8/23時点で147円/ドル)
  • 有効期限:2025年末まで
  • 12月20日時点で本運用がアクティブな場合は手仕舞い
    1. 追加建玉または現有建玉のいずれかを手仕舞いし、適正建玉数に調整
    2. フラッシュクラッシュ回避のため、建玉にはSLを設定しない

    投資は自己責任でお願いします。

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