こんにちは、atabowsです。
現在、atabowsはFXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。
2006年にFXを始めてから十数年が経ち、2022年から現在の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別のブログで詳しくまとめていきます。

今回は、25年6月9日~年6月13日のFX/CFD運用実績について報告します。
本稿では、以下を目的としています。
- 今週の運用実績を軽く振り返っておきたい
- 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載の方針に沿っているか確認したい
- 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針に反映する
FX/CFD投資の詳しい投資方針やKPIについては、以下のリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は以下となります。
運用実績(未使用率・運用益)
それでは、今週の運用実績を確認していきましょう。
atabowsは、以下の取引をしています。
- スワップ系(新興国通貨):ヒロセ通商で新興国通貨のTRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY
- スワップ系(USD):GMO外貨の外貨exでUSD/JPY
- リピート系(FX):松井証券でFX(USD/JPY他主要6通貨+MXN/JPY)
- リピート系(CFD):GMO外貨の外貨exCFDで日本225のCFD
まず最初に、未使用率を確認します。カッコ内はKPIとなります。

- スワップ系:44.2%(30.0%)
- リピート系:38.9%(30.0%)
- FX:39.4%(30.0%)
- CFD:38.4%(30.0%)
- 合計:40.4%(30.0%)
いずれもKPIをクリアしています。
注:スワップ系の未使用率はヒロセ通商での取引分(新興国)のみとなります。外貨exで取引しているUSDの分は、ストップロスを設定した取引を行っている関係上、未使用率による管理はしていません。
次に運用益です。今週のスワップ系とリピート系の合計運用益は、43,452円となりました。
系統ごとの内訳と直近の4週平均は以下となります。カッコ内は対4週平均比となります。

- スワップ系:32,264円(96%)
- 新興国:28,330円
- USD:3,934円
- リピート系:11,188円(92%)
- FX:6,188円
- CFD:5,000円
- 合計:43,452円(93%)
合計は、週間利益の目安である34,000~45,000円のレンジ内に収まる結果となりました。
*注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利1.5~2.0%を週ベースに換算した金額
取引口座別の週間利益の推移を棒グラフに、直近3ヶ月(13週)の平均を折れ線グラフで表します。

直近3ヶ月(13週)の平均に関しては、短期的には上下動(好不調)を繰り返しながらも、長期的には右肩上がりになることを想定しています。
口座資産(評価損益・口座清算価値・総資産)
評価損益・口座清算価値・総資産について確認します。こちらはある程度長いスパンで確認したいので、2025年初時点との比較を行います。カッコ内は年初時の金額となります。

- 評価損益:179万円(257万円)
- 口座清算価値:1,010万円(1,026万円)
- 総資産:960万円(919万円)
評価損益は、各取引口座の為替差益とヒロセ通商の未実現スワップポイントの合計金額となります。集計時点における未実現スワップポイントは、128万円でしたので、為替差益は51万円(179万円-128万円)となりました。
為替はコントロールできないため、為替差益がマイナスになる時期もあります。但し、スワップポイントは着実に積み上がりますので、投資方針に従いながら淡々と運用を継続していきます。
注記:総資産とは、口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて口座に反映されます。
リピート系/安定性の確認
2024年以降の運用利回りを見ると、リピート系の利回りはスワップ系より低い傾向にあります。このため、リピート系の運用利回り向上に向けた考察を進めます。
ここで、リピート系投資において運用益を上げるための要素としては、以下の3点がポイントとなります。
- ボラティリティ:相場次第でコントロール不可
- 取引単位数量:運用資金に依存し、かつ未使用率KPIを守る必要がある
- 設定レンジの中心付近を維持:安定性が向上し、投資資金の最適な配分の目安となる
特に#3の安定性を向上させることで、運用のブレを抑え、長期的な利益確保につなげられると考えます。このため、リピート系の各取引において為替レート/日経225の株価の状態を5段階評価(シグナル判定)で確認します。
なお、各取引の評価基準は以下の通りです。
評価 | FX | CFD |
5 | レンジの中心50%内 | レンジの中心50%内 |
4 | レンジの中心75%内 | レンジの中心75%内 |
3 | レンジ内 | レンジ内 |
2 | レンジ上抜け | レンジ上抜け |
1 | レンジ下抜け | レンジ下抜け |
それでは、今週の状況を見てみましょう。

今週はUSD/JPYは評価4、その他の為替レート/日経225の株価は評価5となりました。
運用状態
本編の最後に、未使用率とリピート系の為替レート/日経225のシグナル判定を総合的に判断し、運用状態を確認します。
運用状態の定義については、2025年前半(1~6月)の運用方針を参照してください。
- 未使用率:全ての対象が30%以上、かつ合計が35%以上(安定期)
- リピート系:為替レート/日経225のシグナル判定はいずれも評価4もしくは5(安定期)
- 以上により、今週の運用状態は安定期である
なお、現在の判定基準ではレンジ内(評価3以上)であれば安定期としていますが、4月の乱高下を経験し、評価3を安定期とするのに違和感を感じました。従いまして、2025年後半の運用方針を作成する際見直しを行う予定です。
まとめ
最後にまとめとして、今週の総括および翌週の方針です。
5月5日の週次報告のおまけの章で、暫定的に未使用率と追加投資に関する取引方針をまとめました。最終的な方針は、2025年後半の取引方針決定時に再検討します。
- #1. 合計
- 未使用率:40%以上
- 建玉追加・追加設定後の未使用率:毎月1%づつ向上させ、25年12月末時点では45%以上を目指す(例:6月末/40%以上、7月末/41%以上・・・11月末/45%以上)
- #2. スワップ系(新興国通貨)
- 未使用率:35%以上
- TRY/JPYの建玉:4%の維持証拠金を見込む
- #3. リピート系投資(FX、CFD)
- 未使用率:35%以上
- レンジ外追加投資:設定後、当該取引区分の未使用率が35%以下にならず、かつ合計未使用率40%以上なら追加可能
- レンジ内追加投資:設定後、当該取引区分の未使用率が40%以下にならず、かつ合計未使用率が#1の条件を満たす場合に追加可能
今週の総括
- 運用状態:安定期
- 未使用率:全てKPIをクリア
- スワップ系:44.2%
- リピート系:38.9%(FX:39.4%・CFD:38.4%)
- 合計:40.4%
- 運用益:目安のレンジ内に収まった
- スワップ系:32,264円
- リピート系:11,188円
- 合計:43,452円
- シグナル判定:全ての為替レート/日経225の株価にて評価4もしくは5
- 6月の累計運用益:91,970円
翌週の方針
- スワップ系:
- 建玉の追加:実施する
- リピート系:
- レンジ内の追加設定:実施しない
- レンジ外の追加設定:運用方針の通り
*注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利1.5~2.0%を週ベースに換算した金額となります。
投資は自己責任でお願いします。