みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系及びFXとCFDでリピート系の投資を行っています。
2006年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別のブログにまとめています。

今回は、25年5月12日~年5月16日のFX/CFD運用実績について報告します。
本稿の目的は下記となります。
- 今週の運用実績を軽く振り返っておきたい
- 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載の方針に沿っているか確認したい
- 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針に反映する
FX投資の詳しい投資方針&KPIについては、こちらのリンクを参照してください。
atabowsの実際の設定内容については、こちらのリンクを参照してください。
スワップ系の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。
リピート系(FX)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。
リピート系(CFD)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。
2025年前半(1~6月)の運用方針については、こちらのリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は下記となります。
運用実績(未使用率、運用益)
それでは、まずは今週の運用実績を見ていきましょう。
atabowsは、スワップ系に関しては、ヒロセ通商で新興国通貨のTRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY(以下、スワップ系(新興国))、GMO外貨の外貨exでUSD/JPY(以下、スワップ系(USD))の取引をしています。また、リピート系に関しては、松井証券でFX(以下、リピート系(FX))、GMO外貨の外貨exCFDで日本225のCFD(以下、リピート系(CFD))の取引をしています。
まず最初に、未使用率を確認しておきます。

スワップ系は41.2%、リピート系全体では39.6%、その内訳としてFXは40.6%、CFDは38.4%、合計では40.0%となり、いずれもKPIをクリアしています。
注:スワップ系の未使用率はヒロセ通商での取引分(新興国)のみとなります。外貨exで取引しているUSDの分は、ストップロスを設定した取引を行っている関係上、未使用率による管理はしていません。
次に運用益です。今週のスワップ系とリピート系の合計運用益は、60,424円となりました。直近の4週平均と比べます。

スワップ系に関して、4週平均比123%の37,675円となりました。
リピート系に関して、こちらは4週平均比118%の22,749円となりました。
この結果、合計では4週平均比121%と、平均を上回る結果となりました。
金額ベースでは、週間利益の目安である33,000~44,000円*のレンジを大きく上回り、過去2番目に多い利益を出すことができました。
*注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利1.5~2.0%を週ベースに換算した金額となります。
取引口座別の週間利益の推移を棒グラフに、直近3ヶ月(13週)の平均を折れ線グラフに表します。

直近3ヶ月(13週)の平均に関しては、短期的には上下動(好不調)を繰り返しながらも、長期的には右肩上がりになっていくことを期待しています。
口座資産(評価損益、口座清算価値、総資産)
評価損益、口座清算価値、総資産も確認しておきます。こちらは、ある程度長いスパンで比較したいので2025年初時と比較します。

atabowsは、評価損益をはじめとする資産額はKPIの対象にしていませんが、やはりマイナス評価よりプラス評価の方が嬉しいですよね。取引会社毎の評価損益の内訳等については、月次報告でまとめていきたいと思いますが、週次報告では評価損益の合計を確認しておきたいと思います。
評価損益は、各取引口座の為替差益とヒロセ通商の未実現スワップポイントの合計金額となります。集計時点における未実現スワップポイントは、117万円でしたので、為替差益は61万円(178万円-117万円)となりました。
口座清算価値は、25年2月10日の週以来、約3ヶ月ぶりに1千万円を超えることができました。
毎週繰り返しになりますが、為替はコントロールできないですし、為替差益がマイナスになる時期もありますが、スワップポイントは着実に積みあがりますので、淡々と投資方針に従いながら継続運用していきたいと思います。
注記:総資産とは、口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて口座に反映されます。
リピート系/安定性の確認
2024年以降の運用利回りを見ると、総じてリピート系の利回りがスワップ系の利回りより低いことから、リピート系の運用利回りの改善を図るために考察していきたいと思います。
ここで、リピート系投資において運用益を上げるための要素としては、下記の3点がポイントとなります。
- ボラティリティがある(日々の細かい値動きを刈り取る手法につき)
- 1回あたりの取引単位数量が多い(運用益は単位数量に比例するため)
- 設定レンジ内にて為替レート/株価が推移する(為替レート/株価が設定レンジ内に無いと約定しないため)
このうち、#1は相場次第で自身ではコントロールできません。#2は運用資金次第、ということになりますが、atabowsは運用方針で未使用率のKPIを規定していますので、それを守る必要があります。
一方で、#3は為替レート/株価が設定レンジ内、それもできるだけ中心部にあるほうが運用に安定感があるといえますし、状況を見ながら、次にどこに優先的に投資資金を回せばよいかという目安にもなります。そこで、ここではリピート系の各取引において為替レート/株価がどのような状態にあるかを、5段階評価(シグナル判定)にて確認してきたいと思います。
なお、それぞれの取引における評価基準は下表となります。
取引名 | 評価5 | 評価4 | 評価3 | 評価2 | 評価1 |
---|---|---|---|---|---|
FX | レンジの 中心50%内 | レンジの 中心75%内 | レンジ内 | レンジ上抜け | レンジ下抜け |
CFD | レンジの 中心50%内 | レンジの 中心75%内 | レンジ内 | レンジ上抜け | レンジ下抜け |
それでは、今週の状況を見てみましょう。

今週も、全ての為替レート/株価が評価5となりました。
運用状態
本編の最後に、上述の未使用率及びリピート系の為替レート/株価が設定レンジ内で推移しているか等を総合的に判断することで、運用状態がどうなっているか確認をしておきます。
運用状態の定義については、2025年前半(1~6月)の運用方針を参照してください。
- 未使用率:全ての対象が30%以上、かつ合計が35%以上である(安定期)
- リピート系:為替レート、日経225の株価供に設定レンジ内(評価5)である(安定期)
- 以上により、運用状態は安定期である
現在の判定基準では、レンジ内(評価3以上)に入っていれば安定期としていますが、4月の乱高下を経験して、評価3を安定期とするのは違和感を感じましたので、2025年後半の運用方針を作成する際、見直しをしたいと思います。
まとめ
最後にまとめとして、今週の総括および翌週の方針です。
5月5日の週次報告のおまけの章でまとめましたが、暫定的に未使用率と追加投資に関する取引方針を下記としています。最終的には2025年後半の取引方針決定時に再検討したうえで、KPIを設定します。
- 全体感の話として、
- 個別の取引区分に関して、未使用率は35%以上とする
- 合計に対する未使用率は、40%以上とする
- 建玉追加及び追加設定後の合計に対する未使用率は、毎月1%づつ向上させて、25年12月末時点では45%以上とする(6月末/40%以上、7月末/41%以上・・・11月末/45%以上)
- スワップ系(新興国通貨)に関して、
- TRY/JPYの建玉に関して、4%の維持証拠金を見込んでおく
- リピート系投資(FX、CFD)に関して、
- レンジ外追加投資に関して、設定後の当該取引区分の未使用率が35%を下回らない、且つ合計の未使用率が40%を下回らない場合において、追加可能とする
- レンジ内追加投資に関して、設定後の当該取引区分の未使用率が40%を下回らない、且つ合計の未使用率が全体感に記載の条件を満たす場合において、追加可能とする
今週の総括
- 運用状態は安定期である
- 未使用率に関して、スワップ系は41.2%、リピート系は39.6%、リピート系の内訳としてFXは40.6%、CFDは38.4%、合計では40.0%と、いずれもKPIをクリアしている
- 運用益に関して、合計では60,424円となり、目安のレンジ(33,000円~44,000円*)のレンジ内に収まる結果となった
- リピート系の5段階評価に関して、全て評価5となった
- 5月の累計運用益は、119,987円となった
翌週の方針
- スワップ系に関して、
- 今週は建玉の追加は実施しない
- リピート系に関して、
- レンジ内の追加設定は実施しない
- レンジ外の追加設定は運用方針の通り
*注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利1.5~2.0%を週ベースに換算した金額となります。
投資は自己責任でお願いします。