【ブログの設計図】

全般

みなさんこんにちは。atabowsです。

2006年にFXを始めてから十数年、2022年より現在の「スワップ系」「リピート系」を軸にした運用スタイルに落ち着きました。
本ブログでは、主にFXおよびCFDによる資産運用の方針や実績、さらにNISAを活用したインデックス投資など、老後資金やxFIREを見据えた資産形成の取り組みを記録していきます。

それぞれの運用方針や実績については別記事にて報告していきますが、まず最初にブログの全体像として、いわゆる設計図を整理しておきたいと思います。

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今回は、ブログの設計図について報告します。

本稿では、以下を目的としています。

  • ブログを書く目的や基本的なルールを文書化することで、頭の中を整理する
  • 設計図を定期的に確認することで、進んでいる方向性が目論見と合っているか確認する

それでは、本稿の目次は以下となります。

  1. はじめに
  2. ブログのテーマと構成
  3. おまけコーナーの履歴
  4. 用語&定義

はじめに

◆ブログを書く目的

このブログの目的は、以下の3点です。

  • 投資ルールや取引実績の記録を通じ、自己の運用方針を守る仕組みをつくるため
  • FXやCFDに対する世間一般の誤解を解き、ルール運用の有用性を実証するため
  • 文章力・発信力を鍛えるため

ブログのテーマと構成

◆ブログのテーマについて

ここでは、ブログのテーマおよび構成について整理しておきます。
本ブログのメインテーマは『FX・CFDの取引方針と運用実績』です。
サブテーマとしては、『その他の取引を含む資産形成全般』や『FIRE(経済的自立と早期リタイア)に向けた取り組み』に関する方針などを想定しています。

◆メインテーマ(FX)のブログ構成

メインテーマであるFX・CFDに関する構成は、以下のとおり整理しています。
なお、複数記事にまたがって運用方針を記載している場合は、優先順位が高い記事の内容を正とします。

優先順位タイトル(概要)*主な内容・趣旨アイキャッチ画像
1投資方針&KPI取引の基本方針とKPI(重要指標)を明記/普遍的な考え方を示す
2設定内容スワップ系:建玉状況
リピート系:設定レンジ
などを記載
3年次報告年間の運用実績と、翌年度の運用方針
4半年の運用方針今後半年間の戦略/投資方針の見直し
スワップ&リピート系の
投資方針
スワップ系
リピート系(FX)
リピート系(CFD)
具体的な運用方針を示す
追加・変更の履歴

25年7月より#1に統合
5出口戦略の検討運用益の活用方法を整理
バケツ戦略をベースに検討
6月次報告1ヶ月間の実績+翌月の方針
7週次報告1週間の実績+翌週の方針
8その他利益改善の施策達
損出しの実施状況 など
*注記:タイトルは概要であり、正式なブログのタイトルではありません。

◆サブテーマのブログ構成

サブテーマとしては、現時点では下記のようなものを考えていますが、家族やごく親しい友人にお奨めしたいものがあれば柔軟に対応していきたいと思います。

優先順位タイトル(概要)*主な内容・趣旨アイキャッチ画像
1ブログの設計図(本ブログ)ブログ執筆における基本事項・ルールの整理/用語定義の明文化
2フィナンシャルプランバケツ戦略を基軸とした、老後資金やFIRE達成に向けた資産形成の基本方針
3資産取り崩しのルール資産の取り崩し基準と手順について、バケツ戦略に沿って記述
4資産全体のリバランス方針資産配分が目標から乖離した際の対応方法、再調整の判断基準
5投資全般・バケツ戦略検証の年次報告年間の資産運用実績/資産寿命・基礎生活費・収支のバランス確認
6投資全般の月次報告資産全体の運用実績/リバランス要否/資産寿命の現状確認
7バケツ戦略の検証月次報告バケツ戦略視点からの月次収支の確認、フロー収入のカバー率などの検証
8家族に向けたフィナンシャルプラン子どもや妻向けにまとめた資産計画、金融リテラシーの共有
9セカンドライフプランセカンドライフに備えた備忘録的記事、趣味やライフスタイルの記録
10フロー収入獲得への道フロー収入(配当/スワップ等)獲得のための方策と改善案の検討
11参考資料atabowsの投資方針や考えに影響を与えた書籍・ブログ等の紹介

おまけコーナーの履歴

月報・週報の末尾に掲載してきた「おまけコーナー」では、主にリスク低減や運用益(または収益率)の向上に関する検証を行っています。
ここでは、これまでの検証テーマを一覧として整理しておきます。

掲載時期お題備考
2024年11月月報おまけ(リピート系(FX)のレンジ内追加設定に関する検証)
2024年12月月報収益の分散に関する検証毎年6、12月の月報にて検証
2025年1月6日~1月10日週報セントラル短資のMXN/JPY資金の新たな投資先についての検証2025年1月13日実施済み
2025年1月13日~1月17日週報スワップ系(低リスク)投資についての検証2025年1月20日実施済み
2025年1月月報TRY/JPYのスワップポイントに関する検証
2025年2月月報FX/CFD投資19年目の振り返り
2025年3月24日~3月28日週報おまけ(リピート系(FX)のレンジ内追加設定に関する検証)2025年3月29日実施済み
2025年3月月報為替/株価の下落時におけるインパクトに関する検証
2025年4月21日~4月25日週報損出しのポテンシャルに関する検証2025年5月2日実施済み
2025年4月月報トランプ大統領の関税砲を受けての所感
2025年4月28日~5月2日週報おまけ(リピート系(CFD)の未使用金に関する検討)
2025年5月5日~5月9日週報スワップ系(新興国)の積極運用に関する検討

用語&定義

以下では、当ブログ内で使用する主な用語とその定義について整理しています。
一部については、一般的な使われ方とは異なる表現となっている可能性があります。

取引・商品に関する用語

FX外国為替証拠金取引。外貨預金と同様、為替差益やスワップを目的に外貨に投資する商品
CFD「Contract for Difference(差金決済取引)」の略称。現物の受渡しを行わず、売買差額の決済のみで完結する取引。FXも広義ではCFDの一種だが、当ブログでは「株価指数CFD(例:日本225など)」を指す

資産分類に関する用語

安全資産元本保証のある商品(例:定期預金、変動10年国債など)
リスク資産元本が保証されない商品(例:FX、投資信託)
高リスク資産レバレッジを用いたもの、または著しくボラティリティの高い商品(例:FX、CFD、レバETF、暗号資産など)
低リスク資産レバレッジを使用しない比較的安定した商品(例:投資信託など)

投資手法・運用スタイルに関する用語

スワップ系(投資)2国間の金利差による「スワップポイント」を目的とした投資手法
スワップポイント通貨間の金利差によって発生する利益または損失
スワップ系(新興国)新興国通貨(例:TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY)などを対象としたスワップ投資
スワップ系(USD)駐在後に持ち帰った資金($10,000)を原資とするUSD/JPYのスワップ運用
リピート系(FX・CFD)決まった値幅内での売買を繰り返すトラップ型取引(例:100円で買い→101円で売却→再び100円で買い…)
リピート系(FX
上記の考え方をFXに応用した取引手法
リピート系(CFD)上記の考え方をCFD(株価指数等)に応用した取引手法

運用成績・分析に関する用語

KPIKey Performance Indicator(主要評価指標)。運用目標を数値化したもの
インカムゲインスワップポイントなど、保有しているだけで得られる利益
キャピタルゲイン売買による価格差益(主にリピート取引などによる)
未使用金、未使用率各投資手法に割り当てられている資金のうち、実際に取引で使われていない金額・割合
運用益一定期間内に得た利益。未実現のスワップポイントも含む
確定益一定期間内に口座へ実際に反映された利益。確定申告の計算ベースとなる
レート、実勢レート為替やCFDの取引価格のこと。実勢レートは、その時点の市場で実際に取引されている価格
想定安値建玉設定時に想定する最大下落値。対応策を取らない場合のストップロスレートとも言える

その他用語

建玉約定後に決済されず保有しているポジション
約定新規建玉の保有、または保有ポジションの決済が成立すること
未実現スワップポイント(未実現SWP)スワップポイントが発生済みだが、ポジション決済前のため口座反映されていない状態(例:ヒロセ通商)
評価損益保有ポジションの含み損益(実勢レートに基づく)+未実現スワップの合計
総資産口座残高+未実現スワップポイント
口座清算価値総資産に為替差損益を加えた実質的な資産評価額
クロス円、クロス円以外FXにおいて円と外貨との取引をクロス円という(例:USD/JPY)、円が絡まない外貨同士の取引をクロス円以外という(例:AUD/NZD)

本ブログでは、直近4ヶ月平均や4週平均、年初時点との比較を通じて、資産の増減傾向を評価しています。
その際に使用する表現(枕詞)は、atabows独自の感覚に基づき、以下のような比率によって分類しています。

なお、初期の記事では用語の使い方にばらつきがありましたが、今後は下記に示す定義へと順次統一していく予定です。

95~105%ほぼ平均並み
85~95、105~115%やや増加(減少)
70~85、115~130%しっかり増加(減少)、それなりに増加(減少)
~70、130%~大暴騰(暴落)、大幅な増加(減少)、かなり増加(減少)

投資は自己責任でお願いします。

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