【FX投資 投資方針&KPI】24年11月2日改定

FX

みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びリピート系の投資を行っています。

2009年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。

最新の改定部分は赤字で記載しています。

atabows
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今回は、FXの投資方針&KPIについて報告したいと思います。

atabowsの実際の設定内容については、こちらのリンクを参照してください。

スワップ系の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

リピート系の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

リピート系(CFD)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

はじめに

atabowsは2009年にFX投資を開始していますが、これまでスワップ狙い、スイングトレード、デイトレ、リピート等々様々な投資スタイルを実践してきていて、2022年にようやく今のスタイルに落ち着きました。

幸いにして強制ロスカットや退場処分の目にあったことは一度もありませんが、2020年11月の時点において、FX全体の評価損が110万円以上(率にして約▲30%)を抱えた時期もありました。ここで怖くなって退場していたら今の評価損益率(24年9月末時点で約18%、約160万円のプラス評価)を迎えることはできませんでした。

スワップ系投資の評価損益と評価損益比率をグラフ化するとこのようになります。

後述しますが、atabowsは評価益はKPI(Key Performance Indicator)とはしていないのですが、とは言ってみてもやはり含み損が大きいと精神的に参ってしまいますよね。。

投資方針の構成/優先順位

次に、具体的に投資方針について説明する前に、各投資方針の構成や優先順位・位置付けについて説明したいと思います。構成につきましては、まずは全体感を示したのち、個別の方針、更には一定期間内における方針、といったように段階的、かつ徐々に具体的に方針をまとめていきます。具体的な方針は、その上位の方針の考え方に沿ったものとなります。これを表にまとめるとこのようになります。

優先順位名称備考
1投資方針&KPI全体のビジョンを示したもの
最上位方針
2スワップ系の投資方針
リピート系の投資方針
上位方針を達成するための具体的な取引方針
但し、期間による特殊対応は含まれない
3年次報告取引方針に基づき翌年の方向性を示す
4今後半年間の運用方針
(例2024年前半の運用方針)
当該期間の特殊事情も加味した
今後半年間の運用方針
5月次報告取引方針に基づき翌月の方向性を示す
6週次報告取引方針に基づき翌週の方向性を示す

すべての根幹をなすのは、本ブログの内容である『投資方針&KPI』となります。後述する『投資方針』(投資スタイル)は原則不変であるべきものですし、KPIについても安全側への変更以外は実施しないよう、週次、月次等の報告ブログでも折に触れて確認していきたいと思います。

投資スタイル(基本方針)

では、さっそく投資スタイルについて説明していきたいと思います。atabowsの基本的な投資スタイル(基本方針)としては、老後資金用にある程度の安全資産と低リスク資産を50:50の比率で確保し、更に定期的なキャッシュフローを得るために高リスク資産を持つという方針があります。

そのなかで、FXは高リスク資産に該当し、更に投資スタイルの違いにより『スワップ系』と『リピート系』の投資スタイルに分けて考えています。スワップ系は過去、新興国通貨がかなり暴落した時期にも耐え続けてホールド&ナンピンを行ってきた結果、前述の通り評価益は100万円を超えるようになりました。

FX投資全体を通しての運用方針およびKPIは以下の通りです。KPIとはKey Performance Indicatorの略で数値目標を指します。

運用方針
  • 航路を守れ! by ジョン・C・ボーグル
  • KPIの優先順位は、合計の未使用率>>>スワップ系&リピート系の未使用率>>合計の利益率>スワップ系&リピート系の利益率
  • 運用実績が目標以上になった場合、または未使用率が目標値以下になってしまう場合は、追加設定を行わない
KPI
  • 月利目標:1.5~2.0%
  • 未使用率:30%以上(24年8月より)

注記:月利および未使用率は集計時点での総資産(口座資産と未確定SWPの合計)に対しての割合と定義しています。

投資スタイル(スワップ系)

スワップ系とは、2国間の金利差(スワップ)を利用した手法で、毎日スワップポイント(以下、SWP)を受け取ることを目的とした投資スタイルになります。FX会社によって、その都度口座に振り込まれる会社と、決済したときに一括して口座に振り込まれる会社があります。atabowsの取引口座の内、ヒロセ通商のみが後者に該当し、税金の繰り延べ対策を行うのに有利となります。

atabowsは下記の3社で取引していて、それぞれの取引通貨やスタイルは下記のようになります。

取引通貨&投資スタイル
  • ヒロセ通商(TRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY):高リスク。獲得したSWPの一部を3通貨のどれかに再投資して複利効果を狙う
  • セントラル短資(MXN/JPY):高リスク。建玉平均レートより実勢レートがかなり上にあるので、建玉平均レート+αにストップロス(以下、SL)を設定。資金を定期的に他の投資スタイルを運用している口座へ送金し、複利効果を狙う
  • 外貨ex(USD/JPY):低リスク。海外駐在後に持ち帰った10,000ドルのキャッシュにて20,000ドルを購入。SWPは外貨exのCFD口座に送金し、日本225によるリピート投資を実施(24年6月より)

スワップ系全体として、運用方針およびKPIは下記の通りです。

運用方針
  • 想定安値をもとに必要金額を算出するが、SLは入れない。また実勢レートが想定安値に近くなってきた時点で、未使用資金を使って想定安値を下げる
  • 追加建玉は、購入後の未使用率が30%を下回らない場合にのみ可
KPI
  • 月利目標:1.5~2.0%
  • 未使用率:(高リスク部分に対し)30%以上(24年8月より)

投資スタイル(リピート系)

リピート系として、atabowsは松井証券の自動売買を利用しています。自動売買ができるFX会社は複数ありますが、最大のメリットは1通貨単位から取引できるところです。操作性やデータ解析面の使い勝手の悪さは、今後改訂されると期待しています。

atabowsの取引通貨はクロス円として、USD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY、CAD/JPY、GBP/JPY、NZD/JPY、MXN/JPYの7通貨で取引しています。またクロス円以外では、EUR/GBP、AUD/NZD、NZD/USD、GBP/AUD、USD/CHFの5通貨で取引しています。クロス円以外は24年8月に損出しの一環として手仕舞いしました。

クロス円は円と外貨の金利差が大きいため全て買い建玉とし、レートが円安方向に進むにつれて取引単位を減らしています(円高方向に進むにつれて取引単位を増やしています)。クロス円以外は500通貨単位での取引で、過去の値動きから中央値を設定し、それより上側は売り建玉、下側は買い建玉の設定としています。

リピート系の運用方針およびKPIは下記の通りです。

運用方針
  • 想定安値をもとに必要金額を算出するがストップロスは入れない。また、実勢レートが想定安値に近くなってきた時点で、余裕資金を使って想定安値を下げる
  • 追加設定は、設定後の未使用率が30%を下回らない場合にのみ可
  • MXN/JPYの設定だけは別枠管理とし、原資は自己利益とする
KPI
  • 月利目標:1.5~2.5%
  • 未使用率:30%以上

まとめ

まとめと言うことで、運用方針およびKPIを整理しておきます。

運用方針
  • 航路を守れ! by ジョン・C・ボーグル
  • KPIの優先順位は、合計の未使用率>>>スワップ系&リピート系の未使用率>>合計の利益率>スワップ系&リピート系の利益率
  • 運用実績が目標値以上になった場合、または未使用率が目標値以下になってしまう場合は追加設定を行わない
KPI
取引方式月利未使用率
スワップ系1.5~2.0%30%以上*
リピート系1.5~2.5%30%以上
合計1.5~2.0%30%以上
*注記:高リスク部分に対して

注記:月利および未使用率は集計時点での総資産(口座資産と未実現SWPの合計)に対しての割合と定義しています。

投資は自己責任でお願いします。

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