【xFIREへの道-5】合同会社を設立しよう ~登記申請手続き~ 25年12月26日更新

FIRE

こんにちは、atabowsです。

現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。

2006年にFXを始めてから十数年が経ち、試行錯誤の末2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別のブログで詳しく解説しています。

本ブログのメインであるFX・CFDは、趣味と実用を兼ねた運用ですが、今後労働収入からの資金投入は予定していません。労働収入から確保した資金は、老後の生活資金やサイドFIREやバリスタFIREといったナントカFIRE(atabowsはxFIREと呼んでいます)用の投資に充てていきます。

これまで、月次ベースでxFIRE後の生活を見据えた全体資産の運用実績やその疑似取り崩し(バケツ戦略の検証)状況を整理してきましたが、本シリーズでは、xFIRE後の生計の立て方、とりわけ法人設立までのプロセスについて考証していきたいと思います。

なお、合同会社を設立する目的は節税の最適化がすべてではなく、”何か新しいことに挑戦してみたい”という想いも背景にあります。この辺りについて、はまた別のブログでお話ししたいと思います。

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というわけで今回は、合同会社を設立しよう ~登記申請手続き~について報告します。

本稿の目的は以下となります。

  • 合同会社を設立するにあたり、登記申請手続きに必要な事項を明確にする

関連する記事に関しては、以下のリンクを参照してください。

それでは、本稿の目次は以下となります。

はじめに

これまで、合同会社を設立する理由や基本事項(事業内容)、更には将来の構想を含めた社内規程、整備すべきインフラについて整理してきました。今回はいよいよ、具体的な「登記申請」の内容について進めていこうと思います。

今回も、中村真由美さんの『まるごとわかる!合同会社設立と運営の教科書』を参考にさせていただきました。この本は、設立から運営までをマンガや図解でわかりやすく解説してくれていて、初心者にもとても親切な構成になっています。

また、クラウド会計ソフト大手のfreee社が提供している「freee会社設立」サービスも無料で活用させていただいています。

本稿では、これらの書籍やサービスを活用し、atabows自身のケースにおける法人設立準備を一つずつ検討・整理していきたいと思います。

会社設立登記申請の流れ

まず、会社設立登記申請の全体的な流れを確認します。準備状況や未着手項目を含め、進捗の記録としてまとめておきます。

*登記完了日を2026年3月31日に仮置きしたスケジュールです。具体的な日付を入れてみると緊張してきますね。

項目やること予定期間・状況
定款の入力
・定款内容の決定、入力(freee会社設立活用)On-going(’25/11~’26/2/27予定)
会社印・印鑑証明書・会社印の作成
・印鑑証明書の取得
未着手(商号決定後に発注 ~2/27)
電子定款の作成
・定款作成
・行政書士への作成依頼(freee会社設立活用)
未着手(’26/3/2開始予定)
freee会計導入・サービスへの加入・初期設定未着手(~2/27)
資本金の振込・資本金の準備および個人口座への振込未着手
申請書類の作成
・設立登記申請書の作成
・添付書類の作成
・印鑑届出書の作成
(freee会社設立活用)
未着手
法務局へ申請・登記申請書類の提出’26/3/31目標

ポイント

登記申請に必要な書類は「freee会社設立」を活用することで、ほぼ準備できます。ここでは、それ以外に自分で用意しなければならない項目を整理します。

1. 資本金を準備して振り込む

atabowsが設立準備を進めている合同会社は、将来的には飲食店や住宅宿泊事業等も視野に入れていますが、当面は為替および株式等の運用が主力の事業となります。

そのため、それなりの資本金が必要となりますが、原資は現在個人で運用している高リスク資産からの移転がメインです。

ここで課題となるのがタイミングです。現有資産を早く手仕舞いしすぎると収益機会を失い、逆にギリギリになりすぎると会社設立が遅れ、社会保険料の負担が増すリスクがあります。タイムスケジュールを厳密に作成し、実施する必要があります。

また、「全額を資本金とするか、一部を会社への貸付金とするか」という点も検討事項です。これも別途精査します。

そのうえで申請に先立ち、資本金を一旦個人口座に振り込み、その記録を証明として残しす必要があります。

注意点: 資本金の振り込みは、必ず「定款の作成日」以降に行う必要があります。

2. 申請書類の作成

登記時には以下の書類が必要となります。

  • 設立登記申請書
  • 添付書類(登記すべき事項)
  • 定款
  • 代表社員、本店所在地および資本金決定書
  • 代表社員の就任承諾書(社員複数の場合)
  • 払込証明書
  • 印鑑証明書

ポイントは「定款」の内容です。一度登記すると、変更には登録免許税(手数料)がかかります。本店所在地や事業目的、資本金などは、将来像をしっかりとイメージしながら決定していく必要があります。

おわりに(25年12月26日初稿時点のコメント)

2025年を振り返ってみると、本当にいろんなことが重なった濃い一年でした。そのおかげもあって、ずっと頭の中で描いていた「xFIRE」や「合同会社の設立」が、ようやくフワフワした夢物語ではなく、すぐ目の前にある現実として見えてきました。

いよいよ登記申請という具体的なステップまで漕ぎ着けて、今は「よし、やるぞ!」というワクワクした気持ちと、「いよいよ始まるんだな」という心地よい緊張感が入り混じっています。

会社という「自分の新しい遊び場」兼「挑戦の場」を作るまで、あと少し。この先どんな展開が待っているのか、私自身も楽しみながら一歩ずつ進めていこうと思います。

これからのatabowsの挑戦も、ぜひ温かく見守っていただけると嬉しいです。

~皆さんが、毎日心穏やかに楽しく暮らせますように~

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