こんにちは、atabowsです。
日頃は、高リスク資産投資のカテゴリーにてFXのスワップ運用と、FX/CFDのリピート運用について投稿しています。
今回は、FX投資を中心に活動しているatabowsが、家族(特に娘yukaと息子haruta)に向けて、資産形成の基本と実践方法を提案します。専門的な話は省き、結論重視でわかりやすく伝えます。
本ブログは、以下の3部構成とします。

というわけで、今回は『家族のための投資術 ~リスク資産を理解したうえで取引方針を作成しよう~』について報告します。
本稿の目次は下記となります。
このブログの目的
このブログは、家族、特にyukaとharutaに向けて記したものである。資産形成とは、将来の安心をつくるための準備であり、早いうちからその考え方と方法を知っておくことが望ましいと考える。
資産形成に関する情報は世の中に多く存在するが、ここでは専門的な理論や細かな制度の説明は省き、実践に役立つ内容に絞って伝えることとする。口調はやや柔らかめにしているが、内容は真剣である。
このブログの進め方としては、結論を先に述べる形式とし、必要に応じて理由や背景を補足する。読者が迷わず行動に移せるよう、構成はシンプルにしてある。
もし、今のatabowsが持っている知識を20代のうちに知っていたなら、もっと早く安心を得られていたと感じている。だからこそ、君たちには早いうちから知っておいてほしいと願う。
- 口調は少しくだけていますが、内容は真剣です
- 結論を先に伝え、細かい理由は必要に応じて補足(後日追記するかも・・・)
- 今のatabowsの知識を20代のうちに持っていたら…と本気で思うことを詰め込みました
- 実践してうまくいかなかったら…その時はゴメン!
では、一緒に考えていこう!
前回の振り返り
前回のブログでは、資産形成の必要性からゴールの設定、準備段階でのポイントについて説明してきたけれど、今回は実際にポートフォリオを組むうえで、それぞれの投資手法について、atabowsの経験に基づき、独断と偏見をたっぷりと盛り込んだ内容で整理していきたいと思う。
リスク資産の投資手法について整理する前に、前回のおさらいも含めて資産の置き場所と基礎情報を簡単にまとめておきたいと思う。
口座の種類と活用先
資産形成にあたりお金の置き場所(口座)を分けて管理することで資金の流れが明確になる。
- 生活資金口座 ⇒ 給料口座(ソニー銀行の普通口座)
- 生活防衛資金口座 ⇒ 楽天銀行の定期預金 or 楽天証券で個人向け国債 変動金利型10年
- 安全資産口座 ⇒ 楽天証券で個人向け国債 変動金利型10年
- リスク資産(証券)口座 ⇒ 楽天証券のNISA口座で「eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー)」(以下、オルカン)を毎月積み立て
ポートフォリオ
資産を目的・リスクに応じて分散配置した運用設計図を「ポートフォリオ」という。ポートフォリオは、資産の目的やリスク許容度に応じて柔軟に変更するものであるが、下記を目安とするのが良い。
(基準)「安全資産」:「リスク資産」= 50%:50%
一般的には若年層ほど人的資本が高く、仮に運用で損失が出たとしても、労働による収入で回復できる可能性が高いため、リスク資産の比率を高めることが合理的であるとされる。
(リスク選好型)「安全資産」:「リスク資産」= 30~40%:60~70%
コア・サテライト資産
資産を「崩しちゃいけない土台(コア)」と「ちょっと遊んでみる部分(サテライト)」に分けて運用するのがコア・サテライト戦略。コアで安定リターンを狙い、サテライトで平均以上の成果を目指す考え方。
リスク資産の種類
それでは、ここから本ブログの本題に入っていきたいと思う。まずはリスク資産にはどのようなものがあるか整理したいと思う。先述の通り、本ブログは家族に向けたものであるので、世間一般の常識やatabows家では採用しないであろう投資先(例えば不動産投資や債券と株式をミックスした投資信託等)については省略したいと思う。
一言でリスク資産といっても、リスクの大きさによってリスクの低いものから高いものまで様々な種類がある。atabowsの独断と偏見でリスクの大きさで各投資の種類を分類すると以下のようになる。
因みに、投資におけるリスクとは、結果が予想と異なる可能性のこと。損失の危険と捉えられがちだが、実際には値動きの振れ幅の大きさを指す。つまり、価格が大きく下落する場合だけでなく、大きく上昇する場合もリスクが高いと言える。リスクとは損得の変動幅そのものを意味する。
低リスク資産
- 定義:レバレッジが効いていないリスク資産。もしくはボラティリティが極端に大きくないもの
- 種類:全世界もしくは米国全般の株式を対象とした投資信託(ETF含む)
- 分類:コア部分に該当
- 具体例:オルカン、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
中リスク資産
- 定義:レバレッジが効いていないリスク資産。但しボラティリティがそこそこにあるもの
- 種類:個別株、投資信託(ETF含む)のうち、特定の分野、例えば半導体やIT分野に特化したもの
- 具体例:おススメしないので、具体例を挙げたくないけれど。。。iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス、グローバルAIファンド
高リスク資産
投資手法の種類
投資手法は大きく分けて3種類ある。
- 積み立て投資
- 仕組み投資
- 裁量取引
それぞれの投資手法について確認していこう。
積み立て投資
一定額を定期的に投資し、時間分散によって価格変動リスクを抑える手法。長期的に資産形成を目指すスタイルで、感情に左右されにくいのが特徴。
- 定期的に自動で買い付け(ドルコスト平均法)
- 相場の上下に一喜一憂しにくい
- 長期投資・安定志向向け
- 利回りは市場平均に近づきやすい
atabowsがイチオシしているリスク資産のコア戦略としてのNISA口座でのオルカン投資はこれに該当する。
仕組み投資
特定の条件や金融工学を利用し、金利や価格の動きに応じて自動的に運用が決まる商品を利用する手法。仕組債や自動売買型FXなどが代表例。
- 条件設定により利回りや損失が限定される
- 高利回りとリスクが表裏一体
- 仕組みを理解せず投資すると損失リスク大
- 中・上級者向け
裁量取引
投資家自身の判断で売買タイミングを決める手法。相場分析やニュース、経験を基に短期~中期で利益を狙う。リスクもリターンも大きい。
- 自ら判断して売買を行う
- 相場知識・経験・感情コントロールが重要
- 短期的なチャンスを狙える
- 高リスク・高リターン型
投資の種類、リスクと手間を勝手に評価
次に投資の種類とそれぞれのリスクや手間について一覧にしてみよう。繰り返しになるけれど、あくまでatabowsの経験に基づく独断と偏見にあふれた整理であることは悪しからず。整理に当たっての注意点は下記のとおり。
- 評価は、NISAによるオルカンの積み立て投資をベンチマークとした尺度
- リスク・手間共に5段階評価とし、オルカンをそれぞれ1とした場合(1が最も低い、5が最も高い)
- 投資信託はETFも含む
| 投資の種類 | 投資手法 | リスク | 手間 | 備考 |
| オルカン | 積立投資(NISA活用) | 1 | 1 | 設定後はやることなし、その後は月イチ確認 |
| 投資信託(バリュー株・グロース株供) | 積立投資(NISA活用) | 1 | 2 | 毎月の積立時に銘柄の見直しが必要 |
| 個別株(バリュー株) | 積立投資(NISA活用) | 3 | 3 | 積立時に銘柄見直しが必要 |
| 個別株(バリュー株) | 裁量取引(NISA活用) | 4 | 4 | 相場の確認が必要 |
| 個別株(高配当株式) | 積立投資(NISA活用) | 3 | 3 | 毎月の積立時に銘柄の見直しが必要 |
| レバレッジETF | 積立投資(特定口座) | 5 | 2 | 毎月の積立は手動 |
| レバレッジETF | 裁量取引(特定口座) | 5 | 4 | 相場の確認が必要 |
| 仮想通貨 | 積立投資(専用口座) | 5 | 2 | 設定時に銘柄選定が必要 |
| 仮想通貨 | 裁量取引(専用口座) | 5 | 5 | 相場の確認が必要 |
| FX(スワップ系) | 積立投資(専用口座) | 4 | 3 | 手動買い付け、たまに相場の確認が必要 |
| FX(リピート系,自動売買) | リピート投資(専用口座) | 4 | 3 | 設定見直しが必要、定期的に相場の確認が必要 |
| FX(リピート系,手動売買) | リピート投資(専用口座) | 4 | 4 | 手動売買、設定見直しが必要 |
| FX(裁量取引) | 裁量取引(専用口座) | 5 | 5 | 日々相場の確認が必要 |
それぞれの投資の内容については、家族のための投資術 ~Q&A編~を参照されたい。
取引ルールを作成しよう
さて、それぞれの投資の種類に対してのリスク(リターン)と手間についておおよそのイメージがついたところで、コア・サテライト戦略を採用した場合の自分なりの取引ルールを作成しておこう。
取引ルールを文章化することのメリット
取引ルールを文章化しておくことのメリットは下記の通り。
- 感情による誤判断の排除:ルール遵守により、市場変動時の衝動的な売買を抑制する
- 基準に基づく客観的な行動の実現:一貫した基準に基づき取引を実行し、ブレを防ぐ
- 効率的な取引検証と改善の促進:実行後の検証を容易にし、戦略改善を加速させる
- 体系的なリスク管理の徹底:許容範囲を明確化し、規律あるリスクコントロールを維持する
- 投資目的の確固たる維持:当初の投資目的を常に意識し、短期的な誘惑を避ける
(取引ルールの必要項目)
取引ルールを文章化することによるメリットを確認したところで、次は取引ルールに必要な項目を確認していこう。
- 投資の目的とゴール
- アセットアロケーション(安全資産とリスク資産の比率)
- 投資資金の源泉と積立額
- 生活防衛費の確認
- ポートフォリオ(資産の中身。商品を決める)
- コア戦略の内容
- サテライト戦略の内容
- 買い増し・売却のルール
- リバランスのルール
こういった内容について自身で考えてみて、文章化してみよう。atabowsもそうだが、これは何度でも見直しをして構わないので、まずはルールを作成、実行してみよう。
大事なのは(ある時点における)ルールを元に実行すること、ルールは自身が腹落ちする内容に変更していくこと、である。atabowsは、なによりも投資は楽しいものであると感じることが長期運用を続ける秘訣であると実感している。
まとめ
今回のブログ「リスク資産をざっくりと理解する」では、資産形成を実践に移すための具体的な投資対象と運用手法について深掘りした。
- リスク資産の分類と評価を理解する:投資対象(オルカン、個別株、FX、仮想通貨など)は、低・中・高リスクに分類できる。長期のコア戦略には低リスク資産を、余裕資金で行うサテライト戦略には高リスク資産を選ぶのが基本であり、それぞれリスクと手間(労力)のバランスを把握しよう。
- コア戦略は「積み立て投資」が最適:コア戦略の主軸となるオルカン投資は、最も手間がかからない「積み立て投資」が最適解となる。その他の手法(仕組み投資、裁量取引)は、サテライト戦略での採用を検討しよう。
- 感情に左右されないルールを文章化する:「取引方針」をあらかじめ文章化し、感情的な誤判断(衝動的な売買)を排除する仕組みを作ろう。ルールは自身の目標や経験に合わせて変更して良いが、まずは作成し、体系的なリスク管理を維持することが長期運用の成功に繋がる。
投資は自己責任でお願いします。


