みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びFXとCFDでリピート系の投資を行っています。
2006年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別のブログにまとめています。

今回は、25年4月7日~年4月11日のFX/CFD運用実績について報告します。
本稿の目的は下記となります。
- 今週の運用実績を軽く振り返っておきたい
- 運用実績が運用方針やKPI、月次報告に記載の方針に沿っているか確認したい
- 毎週の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌週の運用方針に反映する
FX投資の詳しい投資方針&KPIについては、こちらのリンクを参照してください。
atabowsの実際の設定内容については、こちらのリンクを参照してください。
スワップ系の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。
リピート系(FX)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。
リピート系(CFD)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。
2025年前半(1~6月)の運用方針については、こちらのリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は下記となります。
運用実績(未使用率、運用益)
今週も、トランプ大統領の関税政策の影響を受けて相場は大きく動きましたね。atabowsも、その影響を受けてだいぶバタついた一週間でした。この辺の動きについては、心情面も含めて月次報告で整理したいと思います。
それでは、今週の運用実績を見ていきましょう。
atabowsは、スワップ系に関しては、ヒロセ通商で新興国通貨のTRY/JPY、MXN/JPY、ZAR/JPY(以下、スワップ系(新興国))、外貨exでUSD/JPY(以下、スワップ系(USD))の取引をしています。また、リピート系に関しては、松井証券でFX(以下、リピート系(FX))、外貨exで日経225のCFD(以下、リピート系(CFD))の取引をしています。
まず最初に、未使用率を確認しておきます。

スワップ系は35.6%、リピート系全体では35.0%、その内訳としてFXは39.7%、CFDは29.0%、合計では35.2%となりました。
リピート系(CFD)に関して、想定安値を27,000円から25,000円に変更しましたので、その影響で30%を下回っています。
注:スワップ系の未使用率はヒロセ通商での取引分(新興国)のみとなります。外貨exで取引しているUSDの分は、ストップロスを設定した取引を行っている関係上、未使用率による管理はしていません。
次に運用益です。今週のスワップ系とリピート系の合計運用益は、87,968円となりました。直近の4週平均と比べます。

スワップ系に関して、4週平均比123%の34,962円となりました。スワップ系(USD)のスイング取引が2回も約定したことで、大幅なプラスになっています。
リピート系に関して、こちらは4週平均比218%の53,006円となりました。今週も、トランプ大統領の関税政策により相場が乱高下したことが影響しています。
この結果、合計でも4週平均比167%と平均を大幅に上回る結果となりました。合計金額ベースでは、週間利益の目安である35,000~47,000円*のレンジを大きく上振する結果となりました。
これまでの週間での最高益は54,237円でしたので、大幅に記録を更新することができました。
但し、後述しますが、今週も円高&株安方向に進みましたので、評価損益に関してはじわじわと悪化しています。
*注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利1.5~2.0%を週ベースに換算した金額となります。
取引口座別の週間利益の推移を棒グラフに、直近3ヶ月(13週)の平均を折れ線グラフに表します。

今週の棒グラフは、異様なまでに突出していますね。直近3ヶ月(13週)平均も、一気に過去最高値を超えてきました。
直近3ヶ月(13週)の平均に関しては、短期的には上下動(好不調)を繰り返しながらも、長期的には右肩上がりになっていくことを期待しています。
口座資産(評価損益、口座清算価値、総資産)
評価損益、口座清算価値、総資産も確認しておきます。こちらはある程度長いスパンで比較したいので2025年初時と比較します。

atabowsは、評価損益をはじめとする資産額はKPIの対象にしていませんが、やはりマイナス評価よりプラス評価の方が嬉しいですよね。取引会社毎の評価損益の内訳等については、月次報告でまとめていきたいと思いますが、週次報告では評価損益の合計を確認しておきたいと思います。
評価損益は、各取引口座の為替差益と、ヒロセ通商の未実現スワップポイントの合計金額となります。集計時点における未実現スワップポイントは179万円でしたので、為替差益はマイナス98万円(82万円-179万円)となります。先週はマイナス79万円でしたので、今週も先週比で9万円ほど為替差損が発生したことになります。
毎週繰り返しになりますが、為替はコントロールできないですし、為替差益がマイナスになる時期もありますが、スワップポイントは着実に積みあがりますので、淡々と投資方針に従いながら継続運用していきたいと思います。
注記:総資産とは、口座資産と未実現スワップポイント(SWP)の合計を指します。ヒロセ通商の場合、SWPは毎日口座に反映されるのではなく、ポジションをクローズした場合、もしくはSWP振替を選択した場合にまとめて口座に反映されます。
リピート系/安定性の確認
2024年の運用利回りを見ると、総じてリピート系の利回りがスワップ系の利回りより低いことから、リピート系の運用利回りの改善を図るために考察していきたいと思います。
ここで、リピート系投資において運用益を上げるための要素としては、下記の3点がポイントとなります。
- ボラティリティがある(日々の細かい値動きを刈り取る手法につき)
- 1回あたりの取引単位数量が多い(運用益は単位数量に比例するため)
- 設定レンジ内にてレート(株価)が推移する(レートが仕掛け内に無いと約定しないため)
このうち、#1は相場次第で自身ではコントロールできません。#2は運用資金次第、ということになりますが、atabowsは運用方針で未使用率のKPIを規定していますので、それを守る必要があります。
一方で、#3はレート(株価)が設定レンジ内、それもできるだけ中心部にあるほうが運用に安定感があるといえますし、状況を見ながら次にどこに優先的に投資資金を回せばよいかという目安にもなります。そこで、ここではリピート系の各取引においてレート(株価)がどのような状態にあるかを、5段階評価(シグナル判定)にて確認してきたいと思います。
なお、それぞれの取引における評価基準は下表となります。
取引名 | 評価5 | 評価4 | 評価3 | 評価2 | 評価1 |
---|---|---|---|---|---|
FX | レンジの 中心50%内 | レンジの 中心75%内 | レンジ内 | レンジ上抜け | レンジ下抜け |
CFD | レンジの 中心50%内 | レンジの 中心75%内 | レンジ内 | レンジ上抜け | レンジ下抜け |
それでは、今週の状況を見てみましょう。

今週は、USD/JPYとAUD/JPY、日経225が評価4、それ以外は評価5となりました。
先週は、AUD/JPYが評価1、NZD/JPYと日経225が評価3でしたのでボラティリティの大きい相場が続いています。
運用状態
本編の最後に、上述の未使用率及びリピート系の為替レート/株価が設定レンジ内で推移しているか等を総合的に判断することで、運用状態がどうなっているか確認をしておきます。
運用状態の定義については、2025年前半(1~6月)の運用方針を参照してください。
- 未使用率:リピート系(CFD)が30%未満である(ことから安定期ではない)
- リピート系:為替レート、日経225の株価供に設定レンジ内(評価4~5)である(安定期)
- 以上により、運用状態は要対策期である
まとめ
最後にまとめとして、今週の総括および翌週の方針です。
来週も、トランプ大統領の関税政策の影響を受けて相場の急騰・急落が予想されますので、安全運転を心がけていきたいと思います。
今週の総括
- 運用状態は要対策期である
- 未使用率に関して、スワップ系は35.6%、リピート系は35.0%、リピート系の内訳としてFXは39.7%、CFDは29.0%、合計では35.2%と、リピート系(CFD)を除いてKPIをクリアしている
- 運用益に関して、合計では87,968円となり、目安のレンジ(35,000円~47,000円*)を超える結果となった
- リピート系の5段階評価に関して、USD/JPYとAUD/JPY、日経225が評価4、それ以外は評価5となった
- 4月の累計運用益は、134,062円となった
翌週の方針
- スワップ系に関して、
- 今週は建玉の追加は実施しない
- リピート系に関して、
- レンジ内の追加設定は実施しない
- レンジ外の追加設定は運用方針の通り
*注記:運用益合計の目安は総資産に対して月利1.5~2.0%を週ベースに換算した金額となります。
投資は自己責任でお願いします。