【FX/CFD投資 月次報告-18】25年2月の運用実績(月利1.4%)

FX

みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びFXとCFDでリピート系の投資を行っています。

2006年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。それぞれの投資方針やKPIについては別のブログにまとめていきます。

atabowsのブログは、FX/CFD投資の運用方針や運用実績の記録を残すものがメインとなっていますが、安全資産及び低リスク資産も含めた投資全般についても記録を残していきたいと思っています。

そこで、本記事も含めて、毎月の運用実績は下記のように分析をしていきたいと思います。

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今回は、25年2月FX/CFD運用実績について報告します。

本稿の目的は下記となります。

  • 今月の取引実績を振り返っておきたい
  • 運用実績が、運用方針やKPI、2025年前半の運用方針にに沿っているか確認する
  • 毎月の振り返りの中で運用方針との偏差を確認し、翌月の運用方針に反映する

FX投資の詳しい投資方針&KPIについては、こちらのリンクを参照してください。

atabowsの実際の設定内容については、こちらのリンクを参照してください。

スワップ系の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

リピート系(FX)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

リピート系(CFD)の投資方針については、こちらのリンクを参照してください。

2025年前半(1~6月)の運用方針については、こちらのリンクを参照してください。

それでは、本稿の目次は下記となります。

  1. 運用方針、KPIの確認
  2. 運用実績(未使用率、運用益、月利)
  3. 口座資産(評価損益、総資産、口座清算価値)
  4. 運用益の推移、投資回収比率
  5. 運用益の配分実績
  6. 運用状態
  7. まとめ
  8. その他の高リスク資産
  9. おまけ(FX/CFD投資19年目の振り返り)

運用方針、KPIの確認

まず最初に、初心忘れるべからずと言うことで、運用方針およびKPIを確認しておきます。KPIとはKey Performance Indicatorの略で数値目標を指します。

運用方針
  • 航路を守れ! by ジョン・C・ボーグル
  • KPIの優先順位は、合計の未使用率>>>スワップ系&リピート系の未使用率>>合計の利益率>スワップ系&リピート系の利益率
  • 運用実績が目標値以上になった場合、または未使用率が目標値以下になってしまう場合は追加設定を行わない
KPI
取引方式月利未使用率
スワップ系1.5~2.0%30%以上*
リピート系1.5~2.5%30%以上
合計1.5~2.0%30%以上
*注記:スワップ系の未使用率は高リスク部分に対して

注記:月利および未使用率は集計時点での総資産(口座資産と未確定SWPの合計)に対しての割合と定義しています。

atabowsは、長期的に安定した運用を目指していますので、このあたりのKPIが心地よい値と感じています。

運用実績(未使用率、運用益、月利)

それでは、今月の運用実績を見ていきましょう。

atabowsはスワップ系はヒロセ通商セントラル短資外貨exで取引をしています。また、リピート系の内、FXは松井証券、CFDはGMO外貨の外貨ex CFDにて取引をしています。

それでは、まず最初に未使用率を確認しておきます。

スワップ系は41.1%、リピート系全体では33.9%、その内訳としてFXは32.7%、CFDは35.5%、合計では36.4%といずれもKPIをクリアしています。

2月初旬の週報にて規定しましたが、追加設定を外した場合のシグナル判定では、EUR/JPYは評価3、GBP/JPYは評価4となりましたので、追加後の設定レンジを正式に採用します。

次に運用益(月利)です。スワップ系は会社毎、リピート系はFXとCFDの区分けで集計していきます。

スワップ系は月利2.1%、リピート系は0.8%、合計では1.4%となり、スワップ系はKPI以上、リピート系、合計はKPIを達成することができませんでした。

スワップ系に関して、KPIの上限を上回っているものの、12月は2.6%、1月は2.3%でしたので、徐々に減少してきています。運用方針に則り建玉の追加をしていきたいと思います。

リピート系に関して、今月もKPI未達という結果となりました。特にCFDは一度も決済しない週があった影響で、24年6月開始時の慣らし運転を除き、最も運用益が少ない月となりました。月足終値で先月より1,700円下落したこと、及びボラティリティが低かったことが原因と考えられます。3月も決済回数が伸びないようならば、現在500円としている決済値幅の縮小を検討します。

次に、運用益を取引方式別に見るとこのようになります。直近4ヶ月平均と比較しています。

スワップ系の運用益は92,963円となり、2ヶ月連続で10万円の大台を割り込みました。また、直近4ヶ月平均比で94%という結果になりました。また、リピート系の運用益は41,817円となり、平均比81%という結果になりました。その結果、合計の運用益は134,780円となり、平均比89%という結果となりました。

利回りの推移をグラフにするとこのようになります。

2023年はリピート系(緑色棒グラフ)、2024年以降はスワップ系(青色棒グラフ)がけん引していることがわかります。スワップ系は、政策金利の引き下げ、及び円高傾向も重なり減少方向にありますで、建玉の追加による利回り確保を図りつつ、リピート系の利回り改善策を考えていきたいと思います。とはいえ、直近6ヶ月の平均利回り(グレー色折れ線グラフ)は横ばいで安定していますので、大きな方針変更は考えていません。

毎月の繰り返しになりますが、スワップ系は、ひたすら建玉を構築することで、安定的にインカムゲインを獲得、リピート系は、設定内で繰り返し約定することで、市場の値動きを捉えキャピタルゲインを獲得、という両輪の投資を継続していきたいと思います。

口座資産(評価損益、総資産、口座清算価値)

つづいて、口座資産を見ていきます。

まずは、ウォーターフォールで資産全体の流れを把握します。総資産は、口座資産および未実現SWPの合計で、確定している金額です。これに対し、口座清算価値は、総資産に為替差損益を加えたものとなり、為替の影響受け変動します。

為替差損益に関し、今月も円高方向に進んだため、先月の64万円から14万円と約50万円程減少しました。年初比では90万円以上為替益が減少しています。

結果として、今月の資産の構図もかろうじて

口座資産 < 総資産 < 口座清算価値

となっています。為替差損益は、コントロールが出来ない部分ではありますが、精神的には、この形(口座資産 < 総資産 < 口座清算価値)が落ち着きます。

次に、未実現SWPと為替差損益の合計である評価損益について、もう少し細かく見ていきましょう。

atabowsは、スワップ系では暴落時に断続的に追加投資を行い、結果的に底値圏で建玉を持てたこと(いわゆるナンピン買い)により、MXN/JPY, ZAR/JPYにおいて大幅な評価益がでています。一方、TRY/JPYに関しては、23年/24年の累計で1,148,691円の損出しを実施したこと(すごい金額ですね!)、これに伴い建玉を買い直すことで平均レートが下がったことから、2月末時点で60,888円と評価損益がプラスになっています。
また、リピート系に関しても、レートが円高傾向にあるときに長期保有用の建玉を持った結果、評価損を薄めることが出来ていますし、円安方向にレンジが外れた場合は、やみくもに追従するということも行っていません。これにより、atabowsは類似の方針で取引を行っている方達と比べて、評価損は少ない運用ができていると思います。

上記を裏付けるデータとして、リピート系の確定損益および評価損益を確認しておきます。緑色の棒グラフは確定損益、オレンジ色の棒グラフは評価損益、赤色の折れ線ブラフはその合計(損益合計)を表しています。確定損益に比べて評価損益が小さいことがわかります。

本章の最後に、評価損益、総資産、口座清算価値の推移を見ておきましょう。金額は、最高額及び当月の評価損益と口座清算価値を表しています。

今月は、口座清算価値が大台(1千万円)を下回ってしまいました。

運用益の推移、投資回収比率

運用益の推移です(カッコ内は損出し/手仕舞い実施後の金額。最小益・最高益は月間)。

2009年~2018年
  • 合計:▲137,842円
  • 年平均:▲13,784円
2019年
  • 利回り:10.3%
  • 最少益:▲8,710円
  • 最高益:45,069円
  • 合計:393,012円
  • 月平均:32,751円
2020年
  • 利回り:5.7%
  • 最少益:▲51,738円
  • 最高益:101,228円
  • 合計:212,309円
  • 月平均:17,692円
2021年
  • 利回り:10.2%
  • 最少益:▲66,139円
  • 最高益:40,140円
  • 合計:278,474円
  • 月平均:23,276円
2022年
  • 利回り:10.5%
  • 最少益:11,505円
  • 最高益:82,804円
  • 合計:648,455円 (371,934円)
  • 月平均:54,038円(30,995円)
2023年
  • 利回り:20.1%
  • 最少益:69,894円 / 月利1.1%
  • 最高益:144,000円 /月利2.1%
  • 合計:1,398,323円 (734,805円)
  • 月平均:116,527円 / 月利1.7%(61,234円)
2024年
  • 利回り:18.4%
  • 最小益:109,408円 / 月利1.5%
  • 最高益:184,551円 / 月利2.0%
  • 合計:1,690,151円(1,002,566円)
  • 月平均:140,846円 / 月利1.7%(83,547円)
2025年
  • 25年1月:149,460円 / 月利1.6%(421,280円)
  • 25年2月:134,780円 / 月利1.4%
  • 累計:284,240円 (556,060円)
  • 月平均:142,210円 / 月利1.5%

次に、累計運用益と対24年累計比率をグラフにします。

緑色、水色、紫色の折れ線グラフは、24年末を起点として、それぞれ毎月複利ベースで1.5%、2.0%、2.5%で利益を獲得した場合の累積運用益を示しています。

棒グラフは、累計の運用益(23年、24年、25年)を表します。2025年の累積運用益をオレンジ色で表します。この棒グラフが1.5%複利の緑色の折れ線グラフを超えて推移することを目標としています。

また、赤色の折れ線グラフは、対24年累計比率を表しています。2月末時点で16.8%ですので、単純割の16.6%(100%x2ヶ月÷12ヶ月)を僅かながら超えています。

次に、累計獲得金額が投資金額に占める割合、すなわち投資回収比率を見てみます。累計獲得金額は2009年からの累積金額となります。

投資回収比率
  • 投資金額:6,949,976円
  • 累計獲得金額:4,766,858円
  • 投資回収比率:68.6%

投資回収比率が、100%を超えれば投資資金をすべて回収したことになりますが、atabowsの場合、約69%の資金を回収済みという状況です。

運用益の配分実績

ここでは、運用益の配分実績について整理をしておきます。

今月は、下記に対して運用益の配分を実施しました。

  • リピート系(FX)に関し、一部の取引通貨において実勢レートがレンジから外れそうになったことからレンジ外設定を実施した
  • スワップ系に関し、TRY/JPYの建玉追加を実施した

運用状態

本編の最後に、上述の未使用率及びリピート系の為替レート/株価が設定レンジ内で推移しているかをモニタリングすることで運用状態がどうなっているか確認をしておきます。

運用状態の定義については、2025年前半(1~6月)の運用方針を参照してください。

また、リピート系のレート/株価の状態については、週次報告のリピート系(安定性の確認)でモニタリングしていますので、詳細は割愛し、ここでは運用状態の結果のみ報告します。

運用状態
  • 未使用率:全体35%以上、且つ個別は全て30%以上
  • リピート系:為替レート、日経225の株価供に設定レンジ内(評価4もしくは5)
  • 以上により、運用状態は安定期である

まとめ

まとめとして、今月の総括および翌月の方針です。

今月の総括

  • 運用状態は安定期である
  • 未使用率に関して、スワップ系は41.1%、リピート系は33.9%、リピート系の内訳としてFXは32.7%、CFDは35.5%、合計では36.4%といずれもKPIをクリアしている
  • 運用益(月利)に関して、スワップ系は2.1%、リピート系は0.8%、合計では1.4%となり、スワップ系はKPI以上、リピート系および合計はKPIを達成することが出来なかった
  • 運用益(額)に関して、134,780円となった
  • 25年累計利回りに関して、対24年累計比16.8%となった

翌月の方針

  • スワップ系に関して、建玉の追加を実施すると共に、資金の一部をリピート系に移動する
  • リピート系に関して、方針に則り運用する

上記の元となる2025年前半(1~6月)の運用方針については、こちらのリンクを参照してください。

その他の高リスク資産

次に、その他の高リスク資産の実績を紹介たいと思います。atabowsは、FX/CFDの他に少額ですがビットコインを保有しています。

ビットコインに関して、atabowsはGMOコインで運用をしています。24年2月迄は毎月の積み立て投資をしていましたが、レートが高騰したことから、24年3月以降は毎月の積み立ては行っていません。レートが暴落した際は、スポット買いをするかもしれません。

ビットコインの保有資産は以下の通りです。

ビットコイン
保有数量平均購入レート投資金額
0.0496BTC3,856,779円/BTC191,360円

この投資に対して、今月末時点での資産を確認しておきます。

評価額は、対投資比率322%、対先月比80%となりました。

今後のビットコインの運用方針ですが、ビットコインの所得税は、雑所得で総合課税扱いとなりますので、給与収入と一緒に課税されてしまいます。従いまして、atabowsは、サラリーマンを辞めて給与収入が無くなるまで長期保有する予定です。その時には、評価額が投資額比で100倍(10,000%)くらいになっていると嬉しいですね。

おまけ(FX/CFD投資19年目の振り返り)

atabowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っています。そのためには、

  1. 持続可能であること(とにかく退場にならないこと)
  2. 再現性があること(安定してフロー収入が得られること)
  3. 充実した取引ができていること(ワクワクする取引手法であること)

がとても重要になってきます。そこで、ここでは毎月様々な切り口で、運用方針の見直しにつながるような検証していきたいと思います。

というわけで、今回のお題は『FX/CFD投資19年目の振り返り』としたいと思います。

過去の検証内容は、こちらの巻末に一覧があります。

背 景

atabowsは、2006年からFX、2024年からCFDを開始しました。現在の投資スタイルに収斂するまでに様々な投資手法を試してきましたが、一部備忘録も含めて、今回それらの投資方針や手法を完全に後付けで振り返ることで、今後への気付きを期待したいと思います。

取引会社来歴

まずは、これまでに開設した取引会社と主な投資方針を時系列的に整理したいと思います。

一言で表すと、明らかにやりすぎですね。FXに関する書籍やネットで紹介されている手法を見ると試してみたくなり、それならば新しい取引会社で試してみたいと思い、気付けば12社(口座)も開設していました。

今ではFX3社(ヒロセ通商、松井証券、GMO外貨ex)、CFD1社(GMO外貨ex)と、目的毎に集約できています。CFDが満足できるレベルで自動取引できる会社が出てきた場合、そちらに乗り換えられれば、これ以上新規の取引会社を開設することはなくなる、はずです。。

取引会社*1期間*2主な投資方針
外為ドットコム2006年~2010年・裁量取引
・スワップ狙い
セントラル短資2007年~2025年・裁量取引
・スワップ狙い
・システムトレード
ひまわり証券2010年~2011年・スワップ系
マネースクエア2010年~2013年
2020年~2023年
・リピート系
インヴァスト証券2012年、2020年・システムトレード
ヒロセ通商2014年~・裁量取引
・スワップ系
SBI FXtrade2014年~2020年・裁量取引
・リピート系
GMOクリック証券2020年・CFD/リピート系
IG証券2020年・裁量取引
松井証券2022年~・リピート系
外貨ex(FX)2022年~・スワップ系
外貨ex(CFD)2024年~・CFD/リピート系

注1:取引会社名は当時のもの
注2:海外駐在時に一時中断あり

それでは、ここからはやってみて良かったこと、反省点や失敗談について箇条書きにて整理していきたいと思います。

やってみて良かったこと

  • 未使用金の設定:2006年の取引開始以来、投資可能資金の一部を残していたこともあり、これまでに退場経験は一度もありません。それに近い状態に陥ったこともありません。但し、スワップ系に関して、想定安値を切り下げる際、一時的にこの枠を使って対処しています。当初は明確な意思(ルール)を持ってこれを決めたわけではありませんでしたが、精神安定的に非常に大きい要素と思っています。atabaowsは、FX/CFDによる取引を長期資産運用の一環として行っていますので、今後も少しずつ未使用率を上げてより安定性を高めていきたいと思います。
  • ナンピン:一般的には良くない手法として紹介されているケースが多いかと思いますが、atabowsは、2025年2月末時点でMXN/JPYは50万円、ZAR/JPYは12万円の為替益が出ています。一方、TRY/JPYについては、53万円の為替損の状態となっていますが、まだ資産形成ステージにつき、恒例の損出し及び建玉追加により平均レートを下げていき、将来的な上昇を期待しています。
  • 松井証券の自動売買:リピート系(FX)の柱として大活躍しています。2025年2月現在、7銘柄で取引しているので、手動ではとても対応しきれません。また、松井証券さんは、1通貨から購入できることも他の自動売買を提供している会社と比べて大きなアドバンテージです。
  • ヒロセ通商&セントラル短資:スワップ系の柱としてFX取引のかなり初期から活用させていただきました。スワップポイントは必ずしも最上位にランクしているわけではありませんが、最もありがたいサービスとして、海外駐在中も取引が可能であった点です。atabowsは2014年~2020年まで海外駐在をしていましたが、当時駐在者でも取引できる日本のFX会社は他にはありませんでした。この期間に取引できたのは、資産形成のみならず経験値を積むうえでも非常に重要でしたので、感謝感謝です。
  • リピート系CFD:手動設定が必要ということで、食わず嫌いであった部分がありましたが、分散投資の一環として取引を始めてみたところ、都度の設定は思ったよりもずっと簡単で、更にあらかじめ安値圏で仕込み量を増やしておくなど、手動ならではのアレンジもできています。おかげさまで取引開始時の狙い通り、収入源の分散化が図れています。難点は取引結果が気になってしまい、スマホをついついいじってしまうところでしょうか。。将来、使い勝手の良い*自動売買サービスを展開してくれる会社が現れたら乗り換えを検討します。*注:マネースクエア社さんがCFDのトラリピにてサービスを展開していますが、金利調整額がマイナスなので日々資産が目減りしていくのは精神衛生上よろしくありませんので、利用する予定はありません。

反省点・失敗談

  • ルールの逸脱・衝動買い:購入直後に後悔した経験が数知れず。衝動買いを防ぐためにも、ブログで取引方針や設定内容を公開することが重要と思っています。それでも完全に防げているとは言えませんが。。
  • クロス円以外のリピート系(FX)設定:利益はそこそこ出ていましたが、レートを見ても直感的にわからないこと、資金を分散しすぎて実勢レートがレンジを外れてしまい、機会損失が発生したこと、そして最も重要なのが、取引していてワクワクしないことから、現在は取引を停止し投資資金をクロス円に集中しています。
  • マイナススワップの通貨:やって良かったことのCFDの注記でも少し触れましたが、マイナス金利が発生するような取引では日々利益が削られていきますので、決済するまでの期間が長いと約定しても思ったより利益がでないことや、最悪決済してもトータルで損失が出てしまうケースもあります。また、日々口座資産が目減りしていく状態を目の当たりにします。atabowsは、クロス円以外の一部の取引通貨で経験しましたが、結構、精神的なダメージが大きかったように記憶しています。巷では、EUR/JPYの売りから入る取引が流行った時期がありましたが、実勢レートが想定よりも安値圏で安定してしまい、損切りした方も多かったようです。長期投資を目指す取引手法は、マイナス金利が発生する投資手法は採用しないことが重要です。
  • 外資系証券口座:裁量取引専用の口座として開設しましたが、使い勝手が悪く、やっていてもワクワクしないためすぐに取引を停止しました。
  • スキャルピング・デイトレ等の裁量取引:様々な書籍やネット情報を見て試してみましたが、相場が気になりすぎて損大利小の取引となり、atabowsの性格には合わずに現在は裁量取引は行っていません。但し、時間に余裕ができた場合に再開することもあり得ますので、為替王さんの秘伝チャート&売買ジャッジは再開してみようかな、とも考えています(atabowsは201X年~201Z年のマニュアルを購入してチャートをつけていた時期があります)。
  • 頻繁な口座アクセス:atabowsは、相場が気になりすぎて頻繁に口座やサイトにアクセスしてしまう傾向があり、夜中でも目が覚めるとスマホで状況を確認してしまいます。これはなんとしても改善する必要があります。そのための仕組みとしてCFDも自動売買に切り替えることも一つだと思っています。

結論と今後の課題

最後に総括です。

  • FX/CFDに出会えて良かった
  • スワップ系で収入のベースラインを作り、リピート系で相場のうねりを刈り取る分散投資が性格に合っている
  • マイナススワップが発生する取引は行わない
  • 退場しないことを第一に、未使用率を増やしつつ安定収益を得るために検証を続ける

投資は自己責任でお願いします。

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