みなさんこんにちは。atabowsです。現在atabowsは、FXでスワップ系(高リスク、低リスク)及びリピート系の投資を行っています。2006年よりFXを始めてはや十数年、ようやく2022年から今の投資スタイルに落ち着きました。
本ブログのメインパートであるFXは趣味と実用を兼ねての運用となりますが、これ以上労働による収入から資金を投入する予定はありません。労働収入から確保した資金は、全て老後の生活資金およびサイドFIREやバリスタFIREといったナントカFIRE(atabowsはxFIREと呼んでいます)用の投資に充てていきます。

というわけで今回は、老後資金およびxFIREに向けた資産形成の考え方について報告したいと思います。
atabowsの資産形成の考え方については、こちらのリンクを参照してください。
atabowsのフィナンシャルプラン(バケツ戦略適用)については、こちらのリンクを参照してください。
atabowsの資産取り崩し(バケツ戦略)については、こちらのリンクを参照してください。
それでは、本稿の目次は下記となります。
基本方針・用語の説明
本ブログの目的は、65歳以上の老後生活およびxFIREにおけるフィナンシャルプランを整理するためものとなります。但し、実際に検討している金額そのものを掲載するのは気が引けますので、検討は実金額ベースで行っていますが、ブログ上では金額部分はXXで記載すること、それでも考え方はお伝えしたいということを、ご理解いただければ幸いです。
生活費の定義
- 生活費は、「基礎生活費」と「ゆとり費」に分類される
- 基礎生活費は、不自由のない日常生活(基本的生活)を送るために必要な費用を指す
- ゆとり費は、それが無くても基本的な生活は送れるものの、更に豊かな生活を築くために必要な費用を指す
資産の定義
- 資産は、「安全資産」と「リスク資産」に分類される
- 安全資産は、普通・定期預金および日本の10年変動国債、生命保険等元本が保証された資産を指す
- リスク資産は、投資信託やFX等、元本が保証されていない資産を指す
- リスク資産は、「低リスク資産」と「高リスク資産」に分類される
- 低リスク資産は、NISAを活用した投資信託やWealth Navi等レバレッジをかけていない資産を指す
- 高リスク資産は、FXやレバレッジETF等のレバレッジ商品や、暗号資産等のハイボラティリティの資産を指す
基本的な考え方
- 下記検討内容の着色部分は、適宜見直しを掛ける必要がある項目となる
- 公的年金は65歳から受給開始と想定
- 65歳以降の基礎生活費は、公的・私的年金をベースとし、不足分を安全資産により賄うものとする
- 65歳以降のゆとり費は、低リスク資産により賄うものとする
- 65歳時点における安全資産と低リスク資産の比率は50%:50%を目安とし、資産がXX万円以上になった場合は、xFIRE実現用の資金とする
- 高リスク資産はxFIREを実現するための資金とするが、場合によっては利益を低リスク資産に充当することも考える
65歳以降の必要資金
基本条件
- 65歳から95歳までの30年間分の試算とする
- 介護費用等は一時金として計上する
- 夫婦2人分の試算とする(子供達は経済的に独立しているものとする)
- 年間の必要額は月ごとの平均値を算出し、安全を見てそれの13ヶ月分を計上する
- 必要額および公的年金は天引き前の金額、すなわち社会保険料も含むものとする
基礎生活費(必要金額)について
まず、必要金額を確認してみたいと思います。atabowsは毎月の基礎生活費をXX万円と見込んでいます(内訳は後程ご説明します)。
- 基礎生活 :XX万円/月 x 13ヶ月 = XX万円/年 x 30年 = XX万円
- 退職翌年 :XX万円(退職翌年の社会保険費)
- 一時金 :XX万円(一時金の他に95歳時点でリスク資産の残額が1,000万円ある予定)
- 必要金額 :XX + XX + XX = XX万円
65歳~95歳までの30年間でXX万円の資金が必要ということになります。
収入について
次に、収入を見ていきたいと思います。
- 公的年金 :XX万円/月 x 12ヶ月 = XX万円/年 x 30年 = XX万円
- 企業年金 :XX万円/月(終身年金分)x 12ヶ月 = XX万円/年 x 30年 = XX万円
- 年金合計 :XX + XX = XX万円
65歳~95歳までの30年間における収入はXX万円となりました。
従いまして、差額分はXX万円(XX – XX)となり、多少の余裕を見てXX万円を安全資産で用意する必要があります。但しリスク資産もありますので、これ以上の余裕は見込まずに、余剰分はxFIREの資金に充てていきます。
ゆとり費について
次に、ゆとり費について見ていきたいと思います。
- 65歳時点でのゆとり費をXX万円とする
- ゆとり費は低リスク資産の取り崩しで賄うものとする
- 低リスク資産は毎年年初に評価金額の4%を取り崩し、それを1年間で活用する
- 前年の予算が余った場合は、翌年の引き出し金額(取り崩し率)を減らして資産の保全に努める
65歳以前にxFIREをするときの必要資金
基本条件
65歳前にxFIREをする場合、xFIRE期間中の生活費(基礎生活費 + ゆとり費)は、景気低迷時が来た場合のリスク資産の棄損を防ぐために安全資産+労働収入で賄うことを前提と考えていましたが、最近は高リスク資産からのフロー収入も増えてきましたので、この収入があれば労働収入を減らせる、もしくは安全資産が少なくてもxFIREを実現できると考えています。atabowsは決して働らくのが嫌いなわけではありませが、xFIRE後は自分の気持ちに正直にワクワクする仕事をしたいと思っています。この辺の検討は別のブログにて報告したいと思います。
必要金額について
atabowsは65歳以前の基礎生活費をXX万円と見込んでいます(内訳は後程ご説明します)。仮に60歳(カッコ内は55歳)でxFIREした場合、65歳の年金受給開始迄5(10)年間ありますので、必要金額は下記となります。
- 生活費 :XX万円/月 x 13ヶ月 = XX万円/年 x 5(10)年 = XX万円(XX万円)
- 予備費 :XX万円/期間(退職前の所得税等)
- 必要金額 :XX(XX) + XX = XX万円(XX万円)
xFIREを60歳で開始した場合はの基礎生活費はXX万円、55歳で開始した場合はXX万円必要ということが分かりました。
ゆとり費に関しては労働による収入、もしくは高リスク資産からのフロー収入にて賄います。
但しこの費用には車の購入費用や2拠点生活を実施した場合の追加費用は見込んでいませんのでそれは別途資産を用意する必要があります。
xFIRE後の収入源について
xFIRE後の収入源については下記を想定しています。
- 企業年金 :XX万円/月(終身年金分。60歳より受給開始)x 12ヶ月 = XX万円/年
- 生命保険 :XX万円/年 = XX万円/月(60歳より受給開始。10年間)x 10年 = XX万円
- 高リスク資産:XX万円/月(23/10末時点の実績。税引き後)
60歳でxFIREをする場合、必要生活費は年間XX万円となります。一方、企業年金、生命保険および現時点での高リスク資産からのフロー収入の合計は、年間XX万円(月あたりXX万円)となり、差額のXX万円(月当たり約XX万円)の労働収入があれば良いことになります。これであれば夫婦2人でアルバイトをすれば何とかなりそうですね。
生活費の試算
65歳以降の基礎生活費の試算
国民健康保険税を含む65歳以降の基礎生活費(2人分)は下記を想定しています。
費目 | 月額 | 年額 |
国民健康保険税 | XX | XX |
所得税 | XX | XX |
住民税 | XX | XX |
住宅費(管理費) | XX | XX |
固定資産税 | XX | XX |
保険費用(国民共済) | XX | XX |
固定電話 | XX | XX |
携帯電話 | XX | XX |
電話代 | XX | XX |
ガス代 | XX | XX |
水道代 | XX | XX |
交通費(カーシェア) | XX | XX |
食料・日用品 | XX | XX |
家電 | XX | XX |
合計 | XX | XX @13ヶ月 |
以上のように65歳以降の基礎生活費はXX万円/月となりました。
65歳以前の基礎生活費の試算
65歳以前の基礎生活費は上記に加え国民年金の保険料(XX円/年、2人分)および介護保険料(XX円/年、2人分)、合計XX円/年(XX円/月)が追加で必要となるため、基礎生活費はXX万円/月(XX万円/年@13ヶ月分)となります。
さいごに
atabowsの資産形成はまだまだ道半ばですが、過度に老後資金やxFIREに資金を回すのではなく、今の生活も楽しみつつバランスよく資産形成をしていきたいと考えています。
- あとちょっとにキリはない
- 健康なうちにやりたいことをやる
- 資産形成と現在の支出の適度なバランス
投資は自己責任でお願いします。